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【タメニー】2025年3月期 中間期決算 IR担当者がポイントを解説!

こんにちは。タメニー株式会社(東証グロース:6181)IR担当です。
2024年11月8日(金)に2025年3月期 中間期決算説明会を開催し、代表取締役社長の栗沢より決算の内容をご説明させていただきました。

決算説明会動画はこちら から

本記事では、2025年3月期 中間期決算のポイントについてご説明いたします。


総括

2025年3月期中間期は、前年同期から増収・利益改善となりました。
また、中間期業績予想に対しては概ね計画通りの着地となりました。
なお、2025年3月期の通期見通しは期初計画から変更ありません。

業績ハイライト

業績概況

売上高は前年同期から4.4%増加し、売上高・利益とも概ね計画通りとなりました。
この要因は、カジュアルウェディング事業および地方創生/QOL事業の収益伸長によるものです。

営業利益の増減要因

営業利益は前年同期から20百万円の改善となりました。
この要因は、売上高の増加によるもので、具体的にはカジュアルウェディング事業(「スマ婚シリーズ(挙式披露宴等)」「LUMINOUS(フォトウェディング)」「2次会くん(結婚式二次会プロデュース)」)と、地方創生/QOL事業の地方創生分野(地方自治体向け婚活支援)の増収によるものです。
なお、販管費は売上高の増加に伴い広告販促費や業務委託費が増加していますが、経営合理化等による人件費や地代家賃の減少で増加分をほぼ吸収するかたちとなっています。

事業別概況

婚活事業

事業別概況としてまずは婚活事業について説明します。
婚活事業は結婚相談所「パートナーエージェント」のブランド認知再拡大を進めるなかで、過度な割引による入会促進を抑制しており新規入会者数・在籍会員数が減少し、減収減益となっています。
但し、人材拡充を含めた体制整備などの営業力強化でお問い合わせからの契約率は前年同期から1.5pt改善し、割引抑制で入会単価は52.1%増加しています。

婚活事業の主なトピックスとしては、広告新媒体の開発の一環としてSNSで配信した婚活ショートドラマ(「ごっこ倶楽部」とコラボレーション)が総再生回数2,000万回を突破したこと、また、展開エリアの拡大として「パートナーエージェント」のフランチャイズ展開を6月より開始し6店舗をオープン(10月末時点)したことで、中長期的な取り組みが着実に進展していることです。

カジュアルウェディング事業

カジュアルウェディング事業は、全サービス(「スマ婚シリーズ」「LUMINOUS」「2次会くん」)の売上高が増加し、増収利益改善となりました。
なお、当中間期では営業力の強化(人材拡充や育成強化等)や既存ブランドの高品質化(フォトスタジオリニューアル等)により、全体の成約件数が前年同期から16.8%増加、全体の施行件数が前年同期から19.2%増加となりました。

カジュアルウェディング事業のトピックスとしては、新ブランドとして結婚式費用約100万円・ご祝儀1万円程度で実施できる新スタイル結婚式「ラフスタ」を立ち上げたことで、「ラフスタ」は9月下旬より受注を開始しています。

地方創生/QOL事業

地方創生/QOL事業は地方自治体向け婚活支援の受注活動が好調で、増収増益となりました。
当中間期では、新たに婚活支援システム「parms」を東京都と愛知県へ提供し、婚活支援センターの運営を北海道、北海道札幌市、東京都、愛知県、京都府、兵庫県より受託しました。
なお、イベント・セミナーは収益性の高い一定規模以上のものに絞り込んだことで、受託件数は前年同期から63.2%減少しました。

2025年3月期 通期見通し

2025年3月期 通期業績予想

2025年3月期の通期見通しは、上半期業績が概ね計画通りに進捗したことから期初計画から変更はありません。
婚活事業およびカジュアルウェディング事業は下半期に大きな商戦期を迎えること、地方創生/QOL事業の婚活支援システムの収益が4Qに計上されることから、収益は下半期に偏重しています。

婚活事業の見通し

婚活事業の見通しは、1月に結婚相談所の商戦期を迎えることから、先んじて商品内容を改定しました。
具体的には一般的なコースでは初期費用を抑えると同時に1か月あたりの紹介通数を増加させています。
今後は、これまで以上に入会しやすいかたちで、かつ認知再拡大を強力に推進することから、入会状況も活況になると見ています。

カジュアルウェディング事業の見通し

カジュアルウェディング事業の見通しは、当期施行に係る受注状況が各サービスとも総じて好調に推移していることから今後の施行状況も概ね計画通りに推移すると見ています。
なお、サービス毎の10月末時点の当期施行に係る受注状況はグラフのとおりです。

地方創生/QOL事業の見通し

地方創生/QOL事業の見通しは、婚活支援システムの収益計上前で上半期の売上高進捗率が53.9%と計画を上振れて推移しています。
今後は4Qに東京都及び愛知県に提供した婚活支援システムの収益を計上することから、通期計画は十分達成可能であると見ています。

今後のIR予定

次回の決算発表は、2025年3月期第3四半期決算で2025年2月を予定しております。
スケジュールにつきましては2025年1月頃に以下IRカレンダーページに掲載する予定です。
https://tameny.jp/ir/event/calendar/

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タメニー株式会社 コーポレートサイト(https://tameny.jp/
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https://tameny.jp/ir/


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