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【タメニー】2025年3月期 第3四半期決算 IR担当者がポイントを解説!

こんにちは。タメニー株式会社(東証グロース:6181)IR担当です。
2025年2月7日の15時30分に、2025年3月期 第3四半期決算を発表しました。各種開示資料は以下をご参照ください。

決算短信
決算説明資料
ファクトブック
通期業績予想の修正に関するお知らせ

本記事では、2025年3月期 第3四半期決算について解説いたします。


はじめに

本記事では決算解説に焦点を当てています。
当社の概要や事業領域について理解を深めたいという方は、先にこちらの記事をご覧いただけますと幸いです。

総括

2025年3月期第3四半期は、前年同期から増収減益となりました。
なお、2025年3月期の通期業績予想は2月7日付けで修正しております。
詳細は「2025年3月期 通期見通し」をご覧ください。

業績ハイライト

業績概況

売上高は前年同期から4.5%増加したものの、営業利益は前年同期から87百万円減少しました。
来期以降の成長に向け広告を強化したこと等の影響で、販管費が増加したことが主な減益要因です。

営業利益の増減要因

売上高はカジュアルウェディング事業と地方創生分野を中心に前年同期から185百万円増加し、これに伴い売上原価は151百万円増加しました。販管費は経営合理化等により人件費や地代家賃が減少しましたが、広告販促費やカジュアルウェディング事業の施行増加に伴う業務委託費等が増加し、前年同期から120百万円増加しました。
これらの結果、営業利益は前年同期から87百万円減少しました。

2025年3月期 通期見通し

2月7日付けで2025年3月期の通期業績予想を修正し、期初計画から減収減益、前年同期から増収減益の見込みとなりました。
具体的には、売上高は5,914百万円(期初計画比7.6%減、前年同期比5.6%増)、営業利益は▲60百万円(期初計画から260百万円減、前年同期から137百万円減)へ修正しました。

婚活事業では、マーケティングの強化に注力するなか入会導線の再整備に時間を要し、1月の商戦期における入会最大化が実現できなかったことから、通期の新規入会者数を3,744名(期初計画比32.4%減)、3月末の在籍会員数を7,458名(同14.3%減)へ引き下げることとしました。これにより、婚活事業の売上高は2,108百万円(同14.0%減)、営業利益は342百万円(同38.9%減)の見込みとなりました。
カジュアルウェディング事業では、コロナ禍以降、順調に回復を続けてきた結婚式二次会市場の回復基調が鈍化したことから、「2次会くん」の通期の施行件数を1,501件(期初計画比19.3%減)へ引き下げることとしました。これにより、カジュアルウェディング事業の売上高は3,440百万円(同6.5%減)、営業利益は31百万円(同74.2%減)の見込みとなりました。
地方創生/QOL事業では、地方創生分野において地方自治体向け婚活支援の受注が好調に推移したことで、婚活支援システム提供数と婚活支援センター運営数が期初計画を上回る見込みとなりました。これにより、地方創生/QOL事業の売上高は398百万円(期初計画比37.2%増)、営業利益は61百万円(同103.3%増)の見込みとなりました。

事業別概況

婚活事業

ここからは事業別概況として、まずは婚活事業について説明します。
婚活事業は、前述のとおりマーケティングの強化に注力するなかで入会導線の再整備に時間を要し、「パートナーエージェント」における新規入会者数・在籍会員数の回復が遅れたことから、減収減益となりました。
但し、営業力の強化により10月~12月の問い合わせからの契約率は前年同期から2.5ポイント改善し、過度な割引の抑制により第3四半期累計期間の入会単価は同52.5%増加しました。また、「パートナーエージェント」の展開エリアはフランチャイズ展開により24拠点に拡大しました。
なお、新規入会者数は前年同期から22.1%減少しましたが、四半期別の前年同期比では第1四半期が25.9%減少、第2四半期が23.7%減少、第3四半期が15.0%減少となり、四半期毎で減少率が改善傾向となりました。

婚活事業の主なトピックスとしては、2025年1月よりキービジュアルを刷新したことです。
今後も集客・販促ツールを見直し、新規顧客の獲得を強力に推進していきます。

カジュアルウェディング事業

カジュアルウェディング事業は、全サービス(「スマ婚シリーズ」「LUMINOUS」「2次会くん」)の売上高が増加し、増収利益改善となりました。
営業力の強化(人材拡充や育成強化等)や既存ブランドの高品質化(フォトスタジオリニューアル等)により、全体の成約件数は前年同期から15.6%増、全体の施行件数は同19.9%増となりました。また、2024年9月にリリースした新ブランド「ラフスタ」では、一定の認知獲得が進捗しました。

カジュアルウェディング事業のトピックスとしては、LUMINOUSのフォトスタジオ6拠点をリニューアルしたことです。随時リニューアルを行い、お客様にお選びいただけるサービス品質を保っていきます。

地方創生/QOL事業

地方創生/QOL事業は、地方創生分野において地方自治体向け婚活支援の受注が好調に推移し、増収増益となりました。
婚活支援システムは新たに3自治体(東京都、愛知県、鹿児島県鹿児島市)から受託し、累計提供数は13都府県となりました。婚活支援センターは新たに6自治体(北海道、北海道札幌市、東京都、愛知県、京都府、兵庫県)から受託し、累計運営数は8都道府県及び市となりました。
なお、イベント・セミナーは収益性の高い大規模イベントに絞り込んだことで、受託件数は前年同期から62.7%減少となりました。

今後のIR予定

次回の決算発表は、2025年3月期通期決算で2025年5月を予定しております。
スケジュールにつきましては2025年4月頃に以下IRカレンダーページに掲載する予定です。

お問い合わせ先

IRに関するご意見やお問い合わせは、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

タメニー株式会社 コーポレートサイト(https://tameny.jp/
IRページ(
https://tameny.jp/ir/


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