麻雀多面待ち講座〜4枚使いチートイツ編〜
0.はじめに
皆さんこんにちは。P-1です。前回の記事では通常ルールの多面待ちのパターンについて紹介しました。
しかし、麻雀の中には4枚使いチートイツ(同じ種類の牌4枚をトイツ2つと見る)を認めるローカルルールもあり、それによって例えば
は通常ルールでは68s待ちですが、4枚使いチートイツを認めるルールだと發も待ちになり、リーチをかけて暗槓するとチョンボになってしまいます。
また、4枚使いチートイツを認めないルールでも
は一見1689s白受けのイーシャンテンに見えますが7s単騎のチートイツでテンパイしており、これに気づかないと待ち頃の牌(1枚切れの字牌、ドラ等)をツモ切ってしまったり、3sを引いて次のような手になったとき、2s受けを増やそうとして8sを切るとテンパイを崩すことになります。
そこで今回は4枚使いチートイツありルール特有の待ちや、メンツ手イーシャンテンに見えるチートイツについて解説していきます。
なお、こちらの記事は通常ルールでの多面待ちについては解説していませんので多面待ちについて知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。
1.メンツ手の待ちとチートイツの待ちが両方あるパターン
1-1.チートイツ複合待ち その1
1つ目は一盃口とコーツができていてトイツが2つあるパターンです。コーツの部分がチートイツの待ちになります。
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