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留学一年目 前半の超前半編

海外の学校は9月始まりなので7月まで日本の高校に在籍し8月の後半に北米に渡った。幸いな事に両親が2人とも一緒に来てくれたので不安は今現在の私では考えられないくらい何も無かった。昔の私、スゲェ。最初からトラブル続きで日本を出たはいいものの入国に時間がかかり乗り換えの飛行機を逃した。何故あんなに空港は混んでいるのか??折角一回で済む乗り換えが…と沈んでいた時に次の便が4席程空いたらしい。すぐさま私達3人はカウンターで予約の旨を伝えた。一番乗りだから乗れるやろと待っていたらまさかの1人の学生優先。結局残りは一席になってしまった。私は親がいるから後回しにされた。悲しい。空港寒いんですけど。夜なんですけど。そんなこんなで用意された便は目的地まで程遠い便。乗り換えしなくては行けないのはこの際仕方がないのでとりあえず3人で別の土地に向かった。お詫びとして40ドルの商品券を貰ったのですぐタオルケットに変えました。空港寒いんだもん。そして着くと夜中の2時。お店も閉まっている。私達と同じ様に空港で一夜を明かす人がチラホラいるくらいだった。とりあえず仮眠用にそこにあったソファーをくっつけて3人で寝た。靴下が臭かったのを覚えている。一体何時間履いていたのかは今となってはもう覚えていない。そして一夜を空港で明かしやっと目的地に向かう便に乗って荷物を受け取りホテルに到着した。一泊無駄にしたな。私はケチなのできにするタイプである。そして次の日、私は高校に親と行くことになる