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心の声を聴くことと諦めないことの大事さを知った、コーチング資格ACCまでの道のり
こんにちは!ライフコーチの為近奈央です。
先日8月6日に国際コーチング連盟のACCに合格しました!
Xで報告したら、たくさんのリアクションがあり、資格取得したことの実感がじわじわと湧いてきています。
【ご報告】この度、国際コーチング資格のACCに合格しました!
— 為近奈央│「普通は」から「私は」に変わるコーチング (@tamenaocoach) August 7, 2024
「コーチングの資格なんていらない」
そんな風に思っていた時期もありましたが、
形式的なコーチングを感じさせないセッションだからこそ、自分のセッションの品質を保証できることが大切だと感じ、取得に向けて動いていました!… pic.twitter.com/OvPhKEbhsq
この気持ちが冷める前に、noteを書こうと思います。
私が資格を取得するのは、すごく長い道のりでした。
2019年の秋にコーチングを学び始めているので、もう5年ほど。
資格に対する2度の葛藤があったのです。
当初、コーチング資格を取るつもりはなかった
コーチングを学んだ当時の私は
「コーチング資格なんて取る意味ある?」
と思っていました。
士業とは異なり、これがないとコーチができない、という資格ではありません。それに、コーチとしての関わり方や質問の仕方、ふるまいは「コーチの数×クライアントの数」だけのバリエーションがある中で、なぜ、一定の基準が定められ、それにのっとる必要があるのか、私にはわからなかったのです。
早くからオリジナルのセッションを提供していた私にとっては、資格は不要、それに時間をかけるくらいなら、もっと、いいセッションをするためにクライアントを知り、関わりを考えるほうが有用だと考えていました。
だから、資格を取得できる基準に達していても、受験しない選択をし続けていました。
そんな強気な気持ちがありつつも、同時期に学んできたコーチたちが資格を取得していくことが、心の片隅でちょっぴり気になっていました。
コーチング資格を取ろうと決めたきっかけ
コーチングセッションを提供していて、私の中で感じていたのは、
「自分の経験の幅を広げていきたい」ということ。
コーチ自体も専門性はありますが、ライフコーチというありとあらゆる物事を扱う生き方にとって、何があるといいのか、、、
そんな迷いから、私は国家資格を目指そうとしたのです。
「コーチング×〇〇」ができれば、私も専門性が発揮できるかも。
そのために、2022年は猛勉強していました。
まるっとひと夏頑張った先に出た結果は不合格。たった2問分足りない点数でした。
この経験をして、私は我に返りました。
「もっと、目の前のことからきちんとやろう」
自分のオリジナリティを外側の資格や経験から作ろうとしていた自分に気づきました。「目の前のことからちゃんとやれ」と言わんばかりの点数に私には感じたのです。
しかし、当時の私は、自分がそもそもやってきた「コーチング」にある専門性を自覚せず、外のものを得ることに必死だったのです。
こうしてたっぷり遠回りして、私はようやくコーチングの試験を受けることを決めたのでした。
さぁ受験!最後の関門で2度目の葛藤
ACCの試験はコーチング実績のほかに実技試験として、セッションの録音提出と筆記試験がありました。
セッションの録音については、協力してくださる方に恵まれ、メンターコーチのサポートもあり、比較的あっさりとクリア。
でも、難関はここから。筆記試験。
筆記試験なんて、得意中の得意!だったはずなのですが、1回目は不合格。
これまでの私がこなしてきた試験とは異なり、なぜ、この選択肢になるのかという解説がなく、ある程度分かって受けても、細かいニュアンスの違いで正解不正解が決まる。正直どう対策していいのかわからなかったのです。
あっさり受かると思っていて、まさかこんなところでつまずくなんて、思ってもいませんでした。
だからこそショックも大きく、受けてしばらくは、再び「この試験で何が計られている?解説もないなんて、何を学べばいいんだ?」とモヤモヤし、あと一歩のところなのに、受験なんてやめようかという気持ちまで出てきたのです。
救いになったのは、メンターや仲間の存在
不合格になってから、どうしても勉強する気が起きなくて、勉強から離れていました。
「いつかは受けなきゃいけないけれど、どうしよう、、、どうしてもやりたくない」
そんな中受けた2度目の試験も不合格。メンターコーチに報告して帰ってきた返事に、私はハッとしました。
「奈央さんにとってこの試験は、諦めないことのお稽古だよ」
それまでの私はずっと目の前の「合格か不合格」という結果ばかり見ていたのだと気づきました。
社会人になってから、学生時代とは180°変わって途中であきらめることになったり、自ら辞めてしまったりすることがたくさんありました。
執念深くも最後まで粘り強く頑張っていた学生時代は、すごく楽しかった。あのやり切った感覚がなくて、楽しくないのかもしれない。
今回は、絶対に最後までやり切ろう。
そう心に決めました。
だからと言ってすぐにやる気になれたわけではありませんでしたが、だんだんと「もう無理」という気持ちが「受かるまでやればいい!」に変わってきて、勉強に前向きに取り組めるようになりました。
すでに試験を受けたことのある方から対策を教えてもらったことも、「最後までやってみよう」という想いの支えになりました。
そうして、勉強の面白さを再発見しながら、ドキドキして受けた試験は、「Pass」。
ようやく合格することができました。
葛藤は無駄じゃなく、私にとって必要な時間だった
振り返るととっても長く、時間のかかった私のACC受験。
最初からこの資格を目指している人にとってみれば「さっさとやらんかい!」というツッコミ必至の状態ですが、、、
私にはこの時間が必要だったのだと思います。
「自分にとって本当に必要かどうか」を知るために。
「何のためにやるかという」目的を持つために。
全然近道ではない。でも、葛藤したことで、資格以外の「収穫」がありました。そして、心の声と行動が一致した瞬間、結果につながる。
私はやっぱりどこまでも、自分の心の声に沿った生き方がしたいし、私がサポートするクライアントにも、自分の心の声を大切にしてほしい。と心から思います。
ACCの試験、最初は「何の学びがあるの?」と思っていましたが、受けてみたことで、セッションでのやり取りの可能性を広げることができると確信しました。あきらめずチャレンジして、本当に良かった。
この経験を生かして、ライフセッションの品質向上にさらに取り組みながら、クライアントにとって、より良い時間をこれからもっと提供していきたいと思います!
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