他人のことをつい話したくなるあなたへ。
自分のセッションなど自分のことを話す場において、他人の話をついしたくなる時がある。
今がそうだ。今セッションでコーチに何話したいかな、とかんがえると多分私以外の人の話になるのではないかなと思う。
もしかしたら、こんなタイトルが気になって見に来た人は、そんな経験があるのかもしれないですね。
私自身、人のことを自分の時間を使って話すということは自分のことを語れないという意味にも感じていたので、なんか嫌だなぁと思っていた。コーチングの際にも、自分のための時間なので、自分にとって有意義に使ってくださいね。とできるだけ自分のことを話してもらうよう心がけていたと思う。
確かにコーチという立場でいうと普段から人のことを話すくせがある人には意識的に自分のことを話すことに集中してほしいとつい思ってしまう。一方で私のように普段から自分のことしか喋らないような人にとっては他人の話題がたくさん出てくるのは特別なことなので「あれ、なんでだろう?」と思うのだ。
それは、人のことが相当気になっているのだ。
その人の考え方やその人に対する思いが、何かしらの形で私に対して強いインパクトを与えているからだ。それは好きという感情かもしれないし、返って嫌だから気になるということかもしれない。
でもどちらにしても「強い興味がある」ということは間違いない。
その強いインパクトに今、私自身が圧倒されているからだ。その私の状況を必死に話していると、外からは、他人の話を必死にしている人に見えてしまって、結果として、自分のことを話しているように見えなくなることがある。
つまり、人のことを話しているようで、その人は「自分のこと」を話しているんです。
「そのくらい影響の大きい人が近くにいるんです。それが、今の私の状況なんです」
そう訴えたいような気持ちがあるんだと分かりました。
そんな状況に気づくと、その人のコントロールから逃れたい、そう思うかもしれません。
でも、その人はコントロールしている意識も無ければ、そんなこと、ちっとも頭に無いはず。
コントロールされているという状況を自分で作っている。
だからこれも、「自分自身の問題」。問題というと大げさかもしれませんが、自分の中の捉え方次第で解消できるということです。
そうした考えは自分から発生しているので、自分で抜け出すことに向けて行動することができる。これが、他者のせいではなく、自分の中で完結している問題なんだとわかれば自分でなんとかできそうだという想いに到れるのだと思います。
どんな自分もそのまま受け止めてみよう。そしたら今の自分の状況が手にとるように分かるようになってくる。
「自分を知る」というのは全然特別なことをしなくてもいい。日々の気付きの延長なのです。だから、気張って色々取り組まなくても、自然と過ごしている中からふと自分の行動を振り返ってみるだけでも、十分な学びになるのです。
ただなんとなくやっていることに目を向けてみる。それにも意味がある。ということです。
今日は短めなのですが、ここまで。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
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逗子に住むライフコーチ。自由を目指して独立し、フリーでコーチとして活動しています。趣味は日本茶と水引のハンドメイド。逗子と鎌倉の自然の中を散歩すること。WEBデザインもはじめました。セッションでヒアリングしながら降りてきたイメージをもとにデザインを組み上げて行きます。