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「自分の力が足りない」と感じている人に、私が伝えたいこと

こんにちは。ライフコーチの為近奈央です。


自分には力が足りない。
頑張りが足りないかもしれない。

そんな風に感じることはありますか?

自分の力が足りない、そう感じる時って、心の中では様々な出来事が起きているはず。
例えば、
・単純にやるべきことが出来ていないと思っている
・できる人やすごい人と比較している。
・思った結果が出なくて、落ち込んでいる。
などなど。

どんなことがきっかけで、あなたは「自分の力が足りていないかも?」と感じましたか。もし、今落ち込んでいるのだとしたら、その原因に目を向けてほしいのです。

実は、「自分の力が足りない」という想いは、本当は「自分がもっとやれる」という気持ちの表れです。

そして自分が描いている理想のイメージと現実に起きていることの間に生じるギャップがあることを理解している。

本当はもっとやれるはずなのに、できない自分に苦しんでいるのだと思います。

それはなぜかと言えば、自分が本来持っている得意なやり方を脇に置いて忘れてしまっているから。

実力が足りないと感じてしまうのは、実力がないからではないのです。自分に合ったスタイルでやれていれば、やっている実感を感覚的にしっかりと捉えることが出来るはずです。


例えば、私はひたすら努力することで結果を出すのが得意でした。
中でも勉強はとってもわかりやすくて好き。
理解度が点数として現れやすいからです。もちろん、複雑な試験もありますが、勉強した分だけ手ごたえがうまれ、理解度が高まり、知識が繋がっていきます。

でも、ビジネスや人間関係、仕事もそうですが、頑張りや行動の積み重ね=数字とはちょっと違うこともある。

そうすると、
「もっとうまくやれる方法があるのではないか」とか
「無駄なく効率よくやれる自分になれればいいのに」などと感じてしまうこともあると思います。実際、私もそう感じていました。

そうして、自分の得意技だった努力を手放したことがあります。


私が大学生の頃、建築学科に所属していたのですが、当時は毎週のように設計課題を提出する機会がありました。

最初は、時間をかけて丁寧にやっていけば、いい作品として評価されるような課題が多かったんです。でも学年が上がるにつれて、今度は時間をどれだけかけたかよりも、面白いアイデアであるかとか、斬新なものであるかなど、が問われるようになってきたように感じました。


そうなってくると、
「自分にはセンスがないからうまくいかない」と思う人や
「とりあえず、面白ければいいんでしょ」ということで、
提出直前まで課題のことを放置する人も出てきました。

そう考える人たちが悪いということではありません。考え方を変えて、自分の出したい結果を出す人や、それまではあまり実力を前に出していなかった人がどんどん力を出している姿もありました。


でも、評価軸が数字などで明確に表せないものになったことによって、私にとっては本来の自分の得意なところを使えなくなってしまったように感じたのです。私と同じようにどうしたらいいかを見失って、悪戦苦闘している人もいました。


私は心のどこかで
「今までのように粘り強くやっても評価してもらえない」
と感じてからは量をこなすことよりも効率アップを目指して、無駄なく上手に物事を進めていこうとしていきました。

そして、それは学生時代は良いように作用していました。上手に取捨選択することで、研究は自分の頑張りたいところに集中することが出来ました。

でも、社会人になると、努力の積み上げ方が分からないからと、その場しのぎで作業を進める場が増えて行ったように思います。そうして、自分ができている実感が湧かなくなり、自信を持てず、仕事を辞めたほうがいいかなと考えてしまっていたのです。

本当は分かりやすい指標のあるなしに関わらず、自分のできる目の前のことからコツコツと積み重ねていくことが、私にはフィットしていたと思うのです。

思ったように実力が出せてないと感じている人に問いたいのは、「急に自分の成功法則とは違う、新しいもので上手くいかせようとしていないか」ということ。

もちろん、いいものはどんどん取り入れたらいい。
でも、周りのいい方法にばかり流されて、自分が力を発揮できる姿から、離れてしまったらそれは苦しいことだと思うのです。

私も振り返るとそうでした。
とりあえず分からないから見よう見まねでやるも、しっくりこないからと新しい方法を模索する。でもまたあわないと感じ、違う方法を探す。

そうじゃなくて自分の本来のスタイルは大事にしたまま、新しいやり方を沿わせていく。

そうしたら、自分の基本的スタンスはそのままに、新しいチャレンジをしたり、スキルを身に着けたり、といったことを楽しめるようになりました。

アメリカに来ることだって、以前の私にとっては大きなチャレンジでしたし、行かない選択をする自分だっていたと思う。

それでも、選ぶことをして、このアメリカでの時間を謳歌して、アメリカに来てやりたいことをたくさんやってこれたのも、自分を考えの中心においているからかもしれません。

自分が合わせにいくのではなく、新しいことがどうやったら自分にフィットするのかを考えたほうが、自分の力になってくれるんです。


もし、あなたが、自分の実力を発揮できていない、と感じるのならそれはあなたの力が足りないのではなく、上手に自分にフィットさせられていないだけかもしれません。

私は、ライフセッションを通してクライアントにとっての一番いいやり方やあり方を一緒に考えるための時間を提供してきました。その結果、一番ベストな働くスタイルを見つけられたクライアント、自分の理想のスタイルをしっかりと持ち、自分にとって大切なことに集中して取り組むクライアントもいます。

あなたにも、自分に合ったスタイルが必ずあります。
それは、自分の内面から見つけられるものなのです。
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