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GUITAR ROOM2 (folca「アヤメ」奏法&音色解説後編)
いらっしゃーい、ようこそタメカワハウスへ。
家主の爲川 裕也です。
お待たせしました!
前回の第1ルームに引き続き、folcaの「アヤメ」の後編のリードギターフレーズやテクニックのアレコレを余すことなく解説致します。
ギター初心者時代の小話をば
解説の前に、1つ昔の小話を。
前回の雑談ルーム3の動画の流れになるのですが、
「Winter , again」というGLAYさんの曲は、実は僕がエレキギターでコピーした初めての曲になるのです。
そして、音楽雑誌に付いていた譜面で、分からないながらも耳で音を聞いて譜面を見て照らし合わせて、コピーしていました。
ただエフェクターの知識がなかったタメカワ少年は、ディレイ(山彦みたいなエフェクト)を使ったフレーズがあり、当然譜面に音符は書いていないのですが、耳で聞く上では音が鳴っている。「譜面間違ってるじゃねーか!」と自信満々で人力でディレイ音(山彦の音)を弾いていたのです。
音楽番組で「Winter , again」のギターソロを弾くTAKUROさんをガン見しながら、山彦部分の音を弾いていない事に気づき愕然とするタメカワ少年。
「弾いてないのに音出てもぅてる!!」(関西弁)
その当時は今のようにすぐ調べられるツールは普及してなかったので、
何度も何度もその映像を見たり、他の音楽番組に出演する時にかじりついて見たりしたが、当て振りかと思ったりしていて、よく分からずじまいでした。
結局、音楽雑誌を読んでいたらエフェクター特集があって、山彦のように音を繰り返し鳴らす事ができるエフェクター(ディレイ)が存在する事を知りました。
その間、数ヶ月・・・
こんなの本人に直接聞けたら絶対すぐ分かったやん!
と嘆いたギター初心者のタメカワ少年でした。
今となっては、情報が乏しかった当時の良き思い出ではありますが、
逆に情報に溢れた現代は「如何に質の高い情報を発信するか」を意識していかなければ、情報があり過ぎて間違った情報を仕入れてしまう恐れもあるのではないかと思ってます。
こんな経緯もあって、タメカワハウス(まだ仮設)は建てられました。
私、タメカワ 本人ですからタメカワが弾いている情報の質には太鼓判です。
安心してタメカワハウスへおいでくださいまし。
さて前置きが長くなりましたが、
こんな気持ちでせっせとタメカワハウスのルーム建設をしております。
アヤメ前編(1コーラス目)の解説の模様
まだ見ていない方は覗いてみて下さい!いらっしゃい。
タメカワ式 2つの奏法説明(アヤメ後編使用)
前回5つの奏法について説明しましたが、
後編を弾く際には、追加でもう2つ奏法が必要です。奏法が多いよ〜と思う方もご安心ください!
この曲の奏法を覚えれば大体のfolcaの曲は弾けるはずです。
それだけ多用できる奏法なのですね〜。
1. トレモロピッキング
連続して素早くピッキングして音を出す奏法。
なるべく均一にダウンピッキングとアップピッキングを繰り返す事で、同じ音がなっていても表情をつける事ができる。
表題「アヤメ」では、2Aメロの後半に2つの弦をトレモロピッキングし、リバーブエフェクトをかける事で、音が広がり空間を埋めるような表現をしております。
2. ピックスクラッチ
ピックの側面を弦に押し当てて滑らし、ノイジーな音を出す奏法。
ロックギターにおけるピックスクラッチは、とにかくカッコいい「ギュイーン」を鳴らせればそれでOK。
フレーズのアクセントになるので、表題「アヤメ」ではギターソロ入り前に入ってます。
以上2つの追加奏法を加えて「アヤメ」後編をマスターしましょう!
フレーズは大枠は変わらず、2コーラス目は少し変化(発展)させた感じになっています、単純に繰り返しではないのです。
とはいえ1番をマスターしていれば、2番もサクサク弾けるはず!
もう少しでアヤメ全編クリアして、私にドヤ顔で見せつけられます。
第2ルームの動画お品書き
1. 追加した上記2つの奏法についての実演解説
2. 実際に家主タメカワが「アヤメ」2コーラス目〜最後まで弾いた動画
3. 2コーラス目以降、曲テンポをゆっくりにしてセクション別(2Aメロ・2Bメロ・ギターソロ・2サビ・アウトロ)にタブ譜付きで弾いた動画
4. 3つめの項目を正規テンポにしてタブ譜付きで弾いた動画
5. 音作りについて
以上が盛り込まれた約25分の動画を下記から有料記事にてご覧いただけます。
タメカワ検定的にはかなり難易度が高く、より深い内容になっております。
ギターに興味を持つ皆さま。
スターバックスでフラペチーノを飲む以上の音楽的栄養をお届けします。
渾身の有料記事を楽しんで頂ければ幸いです。
第2ルームへいらっしゃい!
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ありがたい愛のサポートは、タメカワハウス増築(コンテンツの充実化や日々の音楽投資)に向けて、感謝満点で有効活用させて頂きます。