ZATSUDAN ROOM2(タメカワの経歴2)
いらっしゃい、ようこそタメカワハウスへ。
家主の爲川 裕也です。
前回の雑談ルーム1に続き、
これでも書ききれていない歴史もありますが、長くなりすぎたタメカワ経歴の続きをお送りします。
※ちゃんとレッスン動画の作成もしているので、そちらはしばしお待ち下さいね。
前回folcaを結成したところまで、お伝えしました。
それでは、続きをどうぞ。
〜folcaギタリスト修行時代〜
2009年
キャリア初、渋谷と千葉でライブツアー。関西を中心に活動しながら、関東にもとにかくライブに明け暮れた。ギター技術云々より、ステージで輝きを放つことに重点を置いていた。
2010年
毎月東京にライブ遠征。渋谷でfolca主催ライブが開催できる程に仲間に恵まれる。
2011年
爲川上京。上京してすぐに、初のfolca九州ツアーにアルカラが連れて行ってくれる。九州への出発前に大量の精肉を冷蔵庫に保管し、大量すぎて九州にいる間に冷蔵庫から精肉が転げ落ち、上京早々に大量のハエが新居に訪れる。一部で有名な「ハエ川君事件」はこの年に起こる。
2012年
folcaは「the die is cast」「Late show」を発売し、各地でライブをする。九州や仙台にも頻繁に行くようになる。アルカラ「ドラマティックあげーるよTOUR」ファイナル公演の渋谷O-EASTで、当時ギターの田原氏とギターバトルを繰り広げる役割でステージに立たせてもらう。約1300名くらいのお客さんの内、おそらく数十人くらいしか爲川の事を知らない中、ドヤって出ていった爲川青年を褒めてあげたい。そしてこんな時からギタリストとして起用してくれたアルカラに感謝してもしきれない。
2013年
folcaは「curtain call」をデモ作品期からお世話になっていた神戸のレコーディングスタジオで録音する。神戸ART HOUSEと仙台MACANAとfolcaが毎年主催する日本一狂った共催イベント「どっちの牛がうまいでショー」がこの年から始まる。
アルカラと9mmの初対バンに、これまたゲストギタリストとしてアルカラのステージに呼んでもらう。ここで演者として9mmと初対面をする。
徳永英明氏やCHAGE and ASKAをはじめとする日本の著名アーティストでギターを担当しているプロギタリスト古川昌義氏に師事し、初めて本格的にギターを教わりだす。バンドマンでちょっとギターを弾けます程度だった自分が本格的にギタリストとして生きることを意識しだす。
〜ギタリストとしての自覚芽生え期〜
2014年
folca初全国流通作品「GLAMOROUS」の制作&発売。各地のタワーレコードに挨拶周りをしたり、今となっては音楽配信で誰しもが全国流通をしやすい世の中になってはいるが、この時期はまだまだ特別な事で、新たなスタートに心踊らせる。高木誠司氏の「My fear lady」(LIFE TIME JOURNEY収録)のギターを任せてもらう。
2015年
folcaサポートDrのブッキングミスによりドラマー不在のまま公演が迫ってきた時に、結成初期ドラマーのマーたんが一夜限りのドラムを快く引き受けてくれピンチを救ってくれる。
アルカラ「ついにやってきてしまいましたTOUR2015」で稲村氏がヴァイオリンを弾く曲のサポートギターとしてツアー帯同させてもらう。島根出雲大社でかけっこ競争をした後に見た夕日がとても綺麗だった。(ギタリストの経歴とは全く関係ないことを書いていることに気づく)
古川昌義氏がロサンゼルスに移住するため、沢山のことを学ばせて頂き卒業。その後、ケツメイシやKREVAなどなどこれまたゴリゴリの著名プロギタリスト田中義人氏に師事する。
2016年
またしてもアルカラに九州ツアーに呼んでもらい、cinema staffとfolcaと3バンドで九州ツアーを楽しく廻る。ギタリスト大先生に師事した成果が出て、「DOMINANT」のレコーディングにおいて如実にギタリストとしての引き出しが増えてきたなぁと実感する。
〜ギタリスト爲川成長期〜
2017年
folca「DOMINANT」ツアー初日の神戸ライブの日に、HERE武田氏に話があると呼び出される。いよいよシメられると思い、恐る恐る話を聞きに行くと、9mmのTOUR OF BABEL要員でサポートギタリストを1人増員する為のオーディションがあるから推薦したいとのお話を頂く。
さらにはご丁寧な助言として、オーディションではコーラスまで担当するといいかもと言われ、コーラス含めセッションした結果、9mmツアーサポートギタリストとして抜擢される。
BABELツアーを完遂した後、縁あってアルカラでもサポートギターのお話を頂き、9mmとアルカラという私が知る中で日本屈指のライブバンドのサポートギタリストとしてステージに立たせてもらい、ギタリストとして急激に経験値が上がったと思う。
この年の終わりに開催したfolcaワンマンライブには、シークレットで現PADOMA昇平氏や9mmメンバー、アルカラ太佑氏が見に来てくれる。昔から応援してくれたお客さんやサポート業を通じて気になって来てくれたお客さんもいたり、沢山の方の暖かさに包まれた思い出が甦るんだなぁ。
2018年
10周年ワンマンライブを神戸ART HOUSEで開催。各地から沢山の方が訪れてくれて、夜は感謝の美酒に酔う。それ以外にも千葉でfolca初のフロアワンマンライブを開催、0距離でお客様と接する。
9mmのフロントマンでもあるが、歌謡歌手というコンセプトの側面も持つ菅原卓郎氏のオルタナティブ昭和歌謡作品「今夜だけ俺を」のREC&TOURに参加。ギタリスト的にいうと、「りぼん」「少年ジャンプ」的な立ち位置の音楽誌「ギターマガジン」のインタビューに参加させてもらう。
2019年
folca「Urban Days」レコーディング&リリース。昨年千葉で開催したフロアライブが楽しすぎて、渋谷でもフロアワンマンライブを開催。またしたいなぁ。
アルカラ「NEW NEW NEW」のレコーディングに参加させてもらう。
人間的にノリが合うよという9mm卓郎氏やマネージャー氏のお墨つきで、井上貴博氏(ex.鉄と鉛)を紹介してもらい、歌とアコースティックギターという2人編成でライブをする事になる。今まで本腰入れて弾かなかったアコースティックギターを弾きはじめる。
キツネツキの「キツネノナミダ」レコーディングにも参加。アルカラのご縁でオーイシマサヨシ氏のライブサポートもさせてもらったり、レコーディングの合間に沢山ライブをする生活が出来、充実した音楽ライフを送る。
〜多角的音楽分野成長期〜
2020年
前年の流れとは打って変わって、感染症の影響で思うようにライブが出来ない中、folca「RESONANCE」を発売。
お客様のリクエスト曲を演奏するスタジオライブを収録してプレゼントする「〜おんりゆ〜あなたの好きな曲、演奏します」をfolcaで企画し、収録音源全てのMIX/Masteringを行ったり、ギター以外の音楽の知識を得る。自宅でレコーディングした「RESONANCE acoustic」を発売。この作品のMIX/Masteringも担当させてもらい、分からないながらも挑戦する機会に恵まれた。
2021年
folca、アルカラ、9mm共にライブペースが戻り、ライブ三昧な日々に戻る。folcaアコースティックワンマンを開催し、曲アレンジの都合上ステージで鍵盤を拙いながらも数曲披露する。9mmがfolcaを呼んでくれて、KT Zepp Yokohamaにて念願の共演をする。また、憧れのBillboard Live東京のステージに9mmサポートギタリストとして立たせてもらう、ステージからほろ酔いの現PADOMA昇平氏が見えてホッコリする。
2022年
ART HOUSEマンスリーにBGMをつけるという新しい試みをはじめる、現在も月イチで継続中。そんなタメカワ的には約20年に及ぶ音楽の学舎であり、背筋が伸びるステージでもあるART HOUSEが幕を閉じた。ラスト2DAYSにfolcaとアルカラで出演できた。
ART HOUSE店主昇平氏が、早々に新たにPADOMAを開店し、昇平氏はじめとするPADOMAスタッフの運命を手繰り寄せるエネルギーの強さを感じつつ、柿落とし公演としてfolcaでアルカラと2マンをさせて頂く。
稲村太佑氏のソロ音源「nanairo」やアルカラ「キミボク」のレコーディングにギタリストとして参加させてもらったり、日比谷野外音楽堂のアルカラ20周年記念ライブに参加させてもらったり、と縁のある方々と共に音楽が出来ている事を幸せに思う。
2023年
タメカワハウス建設。
この経歴執筆途中で、なぜに1年ごとに歴史を書いてしまったのか後悔する程に多くの音楽人としての経験をしていることを実感。世のギタリスト、世のバンドマンをネクストレベルにいざなうお部屋を用意し、世のミュージックラヴァーにも楽しんでもらえるお部屋を作ろうと楽しく奮闘中。
これからも挑戦を繰り返しながら、楽しく音楽ライフを送って行きたいと思います。
2023年もこの先も皆さまと多くの経験ができますよう、
どうぞよろしくお願い致します。
この忙しい現代に、こんな長文をお読み頂き感謝です。
表彰状あげます。
次の投稿からはやっと本題に入ります。
第1ルーム「アヤメ」(folca 「Urban Days」収録曲)のギターフレーズ解説動画をお送りします。
追伸
引続き、記事購入やnoteサポート機能などで沢山の応援を頂き感謝しております。これからのタメカワハウス増築(コンテンツの充実化や日々の音楽投資)に向けて、ありがたく使用させて頂きます。
あと、第0ルームの「流線型」レクチャー動画をうけて、実際に練習してInstagramに上げてくれたりした方もいて、こういうのとっても嬉しいです。
ありがとうございます。
それでは、また。
ありがたい愛のサポートは、タメカワハウス増築(コンテンツの充実化や日々の音楽投資)に向けて、感謝満点で有効活用させて頂きます。