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映画館にて

ゴジラ-1.0観てきました。
尺は長いけど、迫力が凄かったし、これは映画館で見た方が良い映画だなって思って徒然書こうかなと思います。ちょっとネタバレもします。

戦後の価値観

「国のために死ぬ」だとか、特攻隊で無事生きてきたら恥を知れみたいな感じ。今じゃ考えられないけど確かにあった価値観。そもそももっと以前は「切腹」があったわけで。でも中には「別にわざわざ死にたくないよ」みたいな人も居て、そういう人が主人公で話は進みます。当然死にたくないわけで、生き残っちゃいます。

価値観の呪い

先ほど挙げた多数派の価値観に主人公は悩みます。心も病みます。
自分も全然日本人ですけど、何というか多数派の意見に馴染めない事が多くて、この手の悩みは尽きないんだけど、この時代の死生観はやっぱすげえなってのと、日本って歴史上、外圧からじゃないと変革しないし、成長や発展の仕方がモーレツとか言う言葉が流行ったように精神論の一択だなぁって思って、俺らってあんまり優秀な人種ではないんだなってちょっと思いました。それを受け止めて生きていこうみたいな事を思ったんです。
主人公はその時代の「当然そうするでしょ」みたいなことを敢えてしません。「生き残ってしまった」からです。何か解る気がします。いいえ解ったような気になります。

ゴジラ

僕は、ホラー映画全般苦手です。グロイのもダメです。だもんで上映開始2,30分位でゴジラが初登場するんだけど、まー怖かった。ホント怖くて。
それくらい迫力がありました。なんなら初登場は一番インパクトがあった。
まだ子供の状態?なのかな。それでも10mくらいの身長はある。あれが一番怖かったなぁ。その後成長するんだけど、それもまあ凄い。迫力しかない。デカすぎるとリアリティが無くなるけど確か全長120m位だったかのように記憶してる(子供の頃読んだ図鑑の記憶)ゴジラ側にも思想とかあったシリーズとは一味違って完全悪なのよな。人間にとって。

日本頑張ろうぜ

ゴジラって言う災害めいたもんに対して一丸となろうぜ。頑張ろうぜ。みたいなことを最終的に言いたかったのかなって思った。危機感あるもんね。
で、エンドロール前のシーン。ホント良かったよって思ったもの。
何だろ?誰かがどうにかしなきゃいけない時にその誰かになろうぜ。って事を受け取った。俺にできることは特にないけど、参加した方がいいよな。ってね。

続編もありそうだし、これは確実にヒットするなーと思いました。

最後に

今日は11/23の祝日なのに映画館さ、なんでこんなポツポツしか客が居ないんだろうって事に多少の違和感を感じました。
NetflixとPRIMEVIDEOには加入してるけど、何だろ?こんなにみんな興味ないの?って一抹の悲しさを感じました。
北海道小樽市は、あんまりエンタメに触れないのかと思ってそら何か浮くよな。って感じましたね。多分一番いい席取ったという自負があるんだけど、俺の取った列俺しかいないんだもの。
みんな忙しいのか金がないのか(俺も無いよ)ま、家でNetflixとか見た方がスマホもいじれるし煙草も吸えるしな。って言う気持ちも解るけど、無理矢理映画に没入するのって今滅茶苦茶大事だと思うんだよな。トイレすら行くのも憚られる環境ね。
集中力は減少してるのは間違いないので、たまには映画館に行こうぜってのが言いたいことでした。
現場からは以上です。

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