創業者の退職金
スタートアップのビジネスが当たるかどうかは、起業家の実力に大きく委ねられる。自ら成長させた会社の利益が拡大した際には役員報酬、配当により、金銭的にも潤う。
一方で中小企業の社長がそろそろ一線を退くことを考えた際に老後資金としての退職金について検討することとなる。創業者としては自分が苦労をして伸ばした会社ですから、今までの利益分を全部吐き出して、退職金にする!という方も多いのではと思います。
ただ、法人側の視点からすると、税務当局より、高額の退職金は、不相当に高い部分が損金不算入とされることがあります。
以下の算式であれば、否認されないようだ。
役員退職金支給額=
最終報酬月額 × 在任年数 ×功績倍率(+功績加算)
功績倍率・・・3