株式上場 IPOすること
中田あっちゃんの金持ちになる最大のExit戦略は何か?というお金の授業で、お金持ちになりたいなら、IPOを目指すことを力説しておりました。
その中でIPOが最大のexit出口戦略ですよと説明されてました。
また半沢直樹では上場企業を舞台としての人間模様が描かれております。
直近では証券市場の区分が変わります。
上場すると、配当やら優待やらを検討します。
ここではそもそもIPOって何?、メリット・デメリットはについて確認してまいります。
IPOとは?
IInitial Public Offeringの略称で「IPO」と呼ばれ、いわゆる新規公開となります。具体的には未上場の会社が上場することを指します。
IPOのメリット
①資金調達
最大のメリットではないでしょうか。
今まで自己資金、もしくは銀行等からの借入でまかなっていたところを証券市場から資金を調達可能により、財務内容が強化されます。
②知名度の向上
上場することにより、マスコミ等を通じて報道の機会が増し、知名度が大幅に向上します。
その結果、新規顧客の増加、販路の拡大や採用面でも優秀な人材の確保がしやすくなります。
③会社の内部管理体制の充実
上場審査に対応するため、内部管理体制の整備を求められ、上場後もでき次開示等で上場会社としてのコーポレートガバナンスの対応が求められます。その結果、会社としてのルール、規程の整備・運用を実行するため、不正・誤謬を防ぎ、リスク管理体制が充実します。また決算の迅速化・適正化
を求められるため会社情報の信頼性が担保されます。
④創業者利益の確保、役職員のインセンティブ
創業当初のリスクを取ったことの対価として、ストックオプションにより従業員等のモチベーション確保、従業員持株会による従業員の資産形成、VCのEXIT確保をすることができます。
IPOのデメリット
①事務、コスト負担が増えます。
反社チェックなどの事務手続き増加します。
②会社乗っ取りのリスク
こういうことにならないように、リスクマネジメントの必要性が高まります。
一方で上場がうまくいかないケースもあります。
戦略的な会社編成も可能となります。
メリットなのかデメリットなのか。
会社を切り売りするケースもでてる。
再上場なんてケースもでております。