たぶんショートショート「非現実的願望の考察」
自転車に乗りたい。
これは現実的願望。
自動車に乗りたい。
これも現実的願望。
飛行機に乗りたい。
これも現実的願望といえる。
飛行機になりたい。
これは非現実的願望。
はたしてそうでしょうか?
人は飛行機になることは出来ないのか?
とWikipediaではあるが、こう記載されている。
要するに、「機械で翼があって前に進めて飛べることさえできれば飛行機」といえてしまうわけだ。
人間はハンググライダーを用いた飛行方法がある。
これにより。前述した「翼があって飛べる」部分は解消されるわけだ。
そして、人間であるため足を使って「前に進めて」という部分も解消されることになる。
残る飛行機になるための要素はたった1つ。
「機械」になる必要があるわけだ。
では機械とはなんなのか?
らしい。
これを都合よく要約すると
「部品を結合し、その部品が仕事をする」ことで機械の仲間入りいう訳だ。
私は過去に手を骨折している。
その時に、骨折部をネジで固定された。
これは「部品を結合し、その部品が仕事をする」を満たしていることになる。
さあ、どうでしょう。
今私はハンググライダーに乗りながら話していますが、飛行機とはいえないのでしょうか?
飛行機になりたい。
これは現実的願望。
※都合よく解釈したフィクションです。