大腸内視鏡検査と痔核切除手術を同時に受けた話【後編】

43歳自営業の男性が大腸肛門科のお世話になった話です。
おかげさまで無事に完治となったので、術後の経過を書きます。

前編はこちら↓
https://note.com/tamdhu/n/n677e829806cd

【第五章】術後

[手術当日(術後0日)]
帰宅して食事を済ませて昼寝。そして夜も寝る。
翌日も昼過ぎまで寝てました。だいぶ疲れていた模様。
ケツは普通に痛い。
座っても痛い、寝ても痛い。
横向き寝なら辛うじてなんとか。
とは言え耐えられないほどではない。
出してもらったロキソニンを飲めば何とかなるでしょう。
血液、浸出液あり。

[術後1日経過]
夕方から台風並みの大雨予報だったので、店は休むことに。
昼過ぎまで寝て、車で10分少々のスーパーへ買い出し行く。
車の運転はまだ早かった。
道路の些細な起伏が術部に響き、車内に悲鳴がこだまする。
遅めの昼食を取って、アイロンがけなど。
痛いながらも動くことは可能。
血液、浸出液あり。

[術後2日経過]
朝食(と言っても昼頃)後に初排便。
痛い。縫った傷がまた広がるのでそりゃそうだ。
当然出血、浸出液あり。
この日から仕事復帰。
営業中も普通に痛い。
ケツをかばって動いていたら腰が痛くなってきた。

[術後3日経過]
当たり前のように痛い。
血液、浸出液あり。
これが本当の出血大サービス。(違う)
京都の有名バーオーナー様がご来店くださるも、かえって気を遣わせてしまった模様。

[術後4日経過]
もちろん痛い。
ただこれまでに比べれば若干マシになった気がする。
血液、浸出液あり。
ガーゼの装着がだいぶこなれてきた。

[術後5日経過]
痛みは主に排便時のみになってきた。
もちろん痛いが、安静にしていればそこまで痛むことはなく。
血液、浸出液あり。
当たり前だが、いきむと良くない。
血の塊が出たりしてちょっと驚く。

[術後6日経過]
痛みはほぼ排便時や、かがんだ時などのみ。
普通に立っている分にはさほど痛みを感じなくなってきた。
血液、浸出液は相変わらず。
会社勤め等で有休がある人は1週間休んだ方が絶対に良い。

[術後7日経過]
日付が変わった頃にトイレ行ったら縫合糸脱落。
夕方に術後初受診。
「あれ？もう治ってるね？来週は来なくていいです、2～3週間後に来てそれで終わりにしましょう」とのこと。
治ってる割には痛いんですが．．．。
血液、浸出液もあり。
もう普段通り生活していいし、何食べてもいいそうです。
何食べてもいいということは何飲んでも．．．？
(普通に飲みました)

[術後8日経過]
前日に食べて飲んだせいかトイレの回数が多く、暴飲暴食禁止を痛感。
血液、浸出液あり。
それ以外の日常生活は支障なくなりました。

[術後9日経過]
出血減ってきたと思ったのに、また少し増えた模様。
便が固いのだろうか。
野菜？芋？麦？
米飯を食べる回数、量が少ないのは良くないのだろうなと。
これから昼はラーメンじゃなくてなるべく米を食べようと思う次第。

[術後10日経過]
ちょっと出血減ってきた気もするが一進一退。
ガーゼ代が意外とかかるので早く止まってほしい。

[術後11日経過]
また出血増えた？
1ヶ月このままなのだろうか。
残ってた糸が出た。

[術後12日経過]
痛みがだいぶ軽くなってきた。
でも出血は止まらない。

[術後13日経過]
ちょっとかゆくなってきたので、これは完治が近そう？
でも少し強めに圧をかけると出血する。

[術後14日経過]
ガーゼに血がほぼ付かなくなってきた。
もうあと1週間くらいで塞がるのではと勝手に予想。

[術後15日経過]
ほぼ完調なれども、いきんだら切れるという恐怖体験が染み付いているので恐怖感が残る。

[術後16日経過]
ガーゼに血がつかなくなったので、そろそろつけなくてもよさそう。

[術後17日経過]
お客さんとケツ話で盛り上がる(？)日々。
これ以降特に変化なし。

[術後28日目]
最後の受診。
パッと見て「はいもう治りましたね」と30秒で終了。
ついに釈放となりました。

調子に乗ってその晩飲み歩き、翌日お腹を壊したのはご愛嬌。。
　

【第六章】終わりに

治療中に思ったことを箇条書きにします。

・術後は常にケツが痛い
・我慢はできるレベル
・痛み止めを飲めば問題なさそう
・日々痛みは減っていく(最初の2～3日だけ我慢)
・排便時は痛い、これは諦めるしかない
・出血と浸出液があるのでガーゼは必須
・入浴後と排便後に軟膏を塗ったガーゼを取り換えるのが面倒
・滅菌ガーゼはLサイズを折って使うのが良い

結論を言えば間違いなく「手術してよかった」です。
不便や痛みはあれど、これからの先のことを思えば2週間我慢すればいいだけならそれは受忍の範疇かと。

以下、有料部分には手術後に感じた変化などを書いています。
ここまでご覧になられて、どこかのどなたかの参考や勇気づけになったのならば幸いです。
早めの受診が大事ですよ。