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HEA(R)T BEAT

どうも
絶賛ハトビロスの声の雑貨屋POLICEです🚓💨
1/12(日)に大きな大きなライブが終わりました。

8月にお声がけいただいて半年
お声がけいただいた2日後にテセラクトという同主催のライブがあって、これが本当にすごくて
「俺…これに出るんか?」
ってなったのを覚えています。

全員が自分の必殺技を持ち寄ったようなライブ
もう絶対にお芝居しよう
歌×お芝居で勝負だ!!って思ってたら
最初の打ち合わせで「映像もやらん?」って主催のあきらさんから言われて

「「「やっていいの!?」」」

ってなりました。
映像付きの朗読劇で、お題は「HEA(R)T BEAT」
実はこれを提案してもらったタイミングで既に違う内容のお芝居の構成を作っていたのですが、あきらとの打ち合わせの中で違うなと感じて書き直すことにしました。

とはいえ、
この段階で9/12
本番まで5ヶ月
イラストの依頼を出して、動画を作って…
その前に台本書かなきゃ…
時間ないねやばいね

台本を書くとなった時、1番最初に『ピエロ』という曲をこのお話の主軸にしようと思いました。

「客席に見せない仮面の下のあなたが隠した素顔を見せて」という歌詞が、配信からリアルライブに出るという状況になんとなく重なる部分があるなって思って。

最初は、キラキラした主人公が挫折を味わって、最後にまたライブらしく盛り上げる構成で作りました。やっぱライブだし盛り上げたいし。
けど2回目の打ち合わせでラストをどうするかって話になって、無理に盛り上げて終わりにするなら3曲目のピエロで終わった方が良いんじゃないか?みたいな話にもなったのだけど、それなら最後は「才能なんか」で終わりたいなと。

今回の話は、
「Flyer!」で飛び出し
「生きるってなんだよ」で挫折した少年が
「ピエロ」で救われ
「才能なんか」で答えを出す
そんなお話でした。
「才能なんか」の最後
「厭世と多幸は表裏一体だ」という歌詞のように、このお話は少年の出した答えがどちらにも取れるように作りました。
そしてこの少年は、かなり『僕自身』を投影して書きました。少しだけ体験談のようなものも交えて。

暗くなって終わるんじゃないか
受け入れてもらえなかったらどうしよう?
すごく不安な気持ちも正直ありました。

それが、あの会場のみなさんのおかげで
めちゃくちゃ暖かい空気で終わることができて
これがHEA(R)T BEATの力なんだなって思いました。

本当に。本当にありがとうございました。
仮面が外せて良かったです。

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