ディーラー営業をやめた人間の車選びと値引き交渉

先ほど、車の原価と値引き目標について書かせて頂きました。

次はそれを踏まえた上での値引き交渉について話します。
私は新卒入社がカーディーラー営業でしたので、顧客として車を買った経験がありません…
退職してこれから車を買う機会がある時は、

・自分だったらこうやって車を買う
・自分ならこう値引き交渉をする

方法について自論を述べます。

①ネットで車種選定

私の車選びの基準というのは、
・売却時の価格(リセールバリュー)が高いか
・5人家族のため、家族で快適に移動が出来る+必要十分な収納を要しているか
・本能的に乗りたいと思えるデザインか
この3点になりますので基本的にはネットで拾える情報で足ります。
もちろん予算もこの段階でしっかりと設定。
現金ならいくらまでなのか?ローンなら月の支払いはいくらまでか?

②車種選定後、ディーラーへ!

吟味した上で2車種に絞るのが理想。
もちろんこの車しか考えられない!という場合には決め打ちでもいいと思います。
ただ値引きを引き出しやすくするためにバチバチの戦いをさせる競合があったほうが良きです。
1車種に絞るのであれば系列の違うディーラーを競合にしてください。

③今日から1週間以内に契約をすると担当営業マンに伝える!

これがかなり刺さります。
ディーラー営業の大好きなお客様ランキングTOPが車買う気マンマンなお客様です。
これを伝えて生半可の値引きを出す営業は論外です。
※稀に熟練のトップセールスは車の魅力+人間力で私から買うならこの金額は安いですよ感を出すスーパーマンがいますのでご注意を。

④出された見積もりを元に、購入金額を決める

これは前回の記事の車両本体の10%引き+オプション値引き10〜20%を終着点に逆算してください。
例:車両本体価格400万 ×10%=△40万
  オプション50万 ×20%=△10万
  総額450万− 50万=400万をゴールにして       
  いると営業マンに伝える。
※ここでは正直に400万と伝えるよりも少し吹っ掛け気味で390万だったらな…と健気な感じで伝えた方が効果的です💪🏻
400万で契約でも120点の商談ですが、一筋縄ではいかないと営業マンを本気でさせられるのと好条件をより引き出しやすくするためです。

⑤好条件が出れば翌週契約

私ならこんな感じで車買います。
値引き交渉って結構疲れそうですし、欲しい物はパッと決めたい性格なので。
ただ商談開始日のその日に契約はできない旨を営業に伝えてください。
『妻に相談してみるね!』や『高い買い物だから1週間だけ真剣に考えさせて!』とあくまで前向きに好印象を与えてお帰りください。

次は、なぜ1週間契約を引っ張るのか?
この商談をしたあとの営業心理の話を書きます。

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