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『花は咲く、修羅の如く』聖地巡礼マップ

豊作の2025年冬アニメ

2025年は、年明け早々からインフルエンザを発症したり、相変わらず残業続きで散々なスタートでしたが、ようやく体調も元に戻りつつあります。(咳はまだ続いているが…)
2025年冬アニメも、気になっていた作品は一通り見ましたが、今期は豊作で視聴継続したい作品が例年より多い。
現在、本業の方が連日残業続きなので、『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』のアリナ同様、愚痴りたくなるところですが、今期はなんとか次の作品群を視聴していこうと思います。


今期視聴している作品だが、

  • Unnamed Memory

  • 薬屋のひとりごと

  • わたしの幸せな結婚

  • 天久鷹央の推理カルテ

  • 花は咲く、修羅の如く

  • メダリスト

  • 悪役令嬢転生おじさん

  • 黒岩メダカに私の可愛いが通じない

  • ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

の9作品。
普段なら1クールに3~5作品なので、いつもの倍の数。

続編という括りでは、『Unnamed Memory』『薬屋のひとりごと』『わたしの幸せな結婚』の3作品。
『Unnamed Memory』は、原作の評価は高いけどアニメは話題に上らなかった印象かな。
『薬屋のひとりごと』と『わたしの幸せな結婚』は人気も高く、1期は話題になってたし、見てる人も多そう。

新作アニメで注目してたのが。『天久鷹央の推理カルテ』『花は咲く、修羅の如く』『メダリスト』の3作品。
残りの3作品はコメディー枠で、何も考えずゆるく見れるので、箸休めに見てる感じ。


この9作品の中で特に良かった、注目してるのが『花は咲く、修羅の如く』と『メダリスト』
特に『花修羅』は、青春ものと個人的にも好みだし、原作者が『響け!ユーフォニアム』の武田綾乃先生とあって期待している。

色々調べてみると、舞台となっているすももが丘高校は、原作者武田綾乃先生の母校である、京都府立嵯峨野高校がモデルとなっており、放送部も実在する。
また嵯峨野高校放送部のXアカウントには、武田綾乃先生が取材に訪れたというポストもあった。

また主人公春山花奈が住んでいる十鳴島は実在せず、舞鶴市がモデルとなっている模様。


花修羅の聖地(モデル地)

前置きが長くなったが、花修羅の聖地巡礼をしようかと思い調べてみたが、特定できた場所はまだ少ない。
例の如くGoogleマップのストリートビューを利用して探したが、十鳴島が架空の離島なので、背景もそのままの景色もあれば、改変してるか創造してるのか、まだ情報が少ないので判断が付かないものも多い。

すももが丘高校のモデルである嵯峨野高校以外で、モデル地が特定できたシーンは、OPも含めて次の4カットのみ。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部


①~③は本編1話に登場した十鳴島の場面で、舞鶴西港がモデルとなっており、①と②は伊佐津川に架かる大和橋から見た景色になる。
①は橋から海側を見た景色。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部


②は反対側を見た景色で、高砂橋と伊佐津川橋が描かれている。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部


③は①②からほど近い場所で、水路に架かる歩行者専用の橋のところにあるフェンスがモデルになっている。
フェンスの破れ具合も忠実に描かれている。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部


④はOPのカットで、後ろに描かれているのは舞鶴クレインブリッジ。
場所は西大浦郵便局の近くからのカットになる。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部


2話と3話は、いよいよ放送部での活動が始動し、すももが丘高校放送部室がメイン舞台となっているため、新たに判別した聖地はないが、放送部のスタジオは、嵯峨野高校放送部のXアカウントを見る限り、嵯峨野高校のスタジオがモデルとなっているとみて間違いないでしょう。


気になっているカット

筆者は原作未読のため、今後の展開というか、これからどんな舞台が登場するかは分からないが、嵯峨野高校がモデルなら嵐山付近が登場したりするのだろうか?
OPおよびEDには、それらのヒントになりそうなカットもあったので、調査中および気になっているカットを紹介して終わろうと思う。

©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

OPのタイトルコールのカットだが、描かれているのは十鳴島です。
劇中では人口600人ほどの離島とあるが、十鳴島は架空の島です。そもそも京都府には有人の離島は存在しません。
なので、このカットは完全な創造と思っていいでしょう。


©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

こちらもOPでどこかの公園っぽいですね。
後ろに見えるのが海だとすれば、舞鶴のしおじプラザがそれっぽいですが、今後登場するのか期待したいところです。


©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

こちらは1話冒頭に登場したカット。
ロープをひっかけて船を固定する係船柱が描かれています。
舞鶴港の各所をストリートビューで確認したが、係船柱の形状が違ったり、ブロックに危険を警告する黄色と黒のシマシマ模様が描かれていたりで、該当するモデル地が見つかっていない。
フェリー乗り場が近いと思うが、これ以上は現地で確認しないと何とも言えない。


©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

十鳴島のスクールボート乗り場として描かれていました。
なのでこちらも創造で描かれた可能性は高いが、ゼロから完全な創造で描いたとも考えにくいので、似たような感じの桟橋を改変したのかもしれない。
それだと、宮津市にある丹後海陸交通宮津案内所宮津桟橋が近い印象だが、真偽は分からない。


©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

十鳴島の海岸沿いの道で、一見するとモデル地がありそうだが、おそらく創造で描かれたのではないか。
一応、京都府の海岸沿いはすべて調べたが酷似する場所はなかった。


©武田綾乃・むっしゅ/集英社・すももが丘高校放送部

最後はOPのカット。
部活のメンバーが描かれているし、すももが丘高校の近くなのだろうか。
だとすれば、モデルとなった嵯峨野高校の近くには嵐山がある。
石垣の形状からも、嵐山の桂川沿いの歩道がそれっぽく見えるが、もう少しヒントがほしいところ。

2枚目は神社仏閣の参道の階段を上っていると思われる。
制服が夏服だし、勝利祈願か夏合宿といった感じだろうか。
こちらも嵐山付近だとすれば、法輪寺の表参道の階段が非常に似ている。


最後に

現在、3話まで放送された『花修羅』ですが、モデルとなった聖地は、まだそれほど登場していません。
原作者が同じ『ユーフォ』も、メイン舞台は音楽室など校内だったので、『花修羅』も放送部のスタジオを中心に描かれていくんだと思われます。
話数が進めば、学校内以外の場所も登場するんでしょうが、それには中盤と後半でイベントが欲しいところですね。

京都にはfhánaのファーストツアーでライブを観に行った際、時間があったので、『俺ガイル』2期の聖地巡礼で京都駅と嵐山竹林の小径を巡礼しましたが、前々から一度、じっくりと京都見物をしたいと思っていました。

京都には小学校の修学旅行で訪れているのですが、小学生の子供が神社仏閣に関心なんてあるはずもなく、あまり楽しくなかった記憶しかありません。
でも大人になると、ワビサビとか風情とか少しは解るようになったのか、京都の街並みや神社仏閣をゆっくりと散策したいと思っていたんですよね。

『花修羅』の聖地巡礼はついでで、この際、じっくりと京都を見て回ろうかとか、舞鶴はちょっと遠いなぁとか、じっくり回るなら夏近くにならないと時間が取れそうにないとか、悩むところです。
一応、『花修羅』の聖地巡礼マップは作成しましたので、今後、順次更新していきます。


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