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#リアル電音研 vol.2を終えて

2021/4/17 中野heavy sick zeroさんにて 大盛況で終わったVRC発のクラブイベント「リアル電音研」ですが、色々忘れないうちに、準備中の様子からたまPが見ていた今回のイベントを振り返ります。反省点も。

目次

 はじめに

 vol.2の発足

 使った道具

 演者、会場選び、タイムテーブル

 準備

 前日

 当日(開場まで)

 当日(開場後)

 帰ってから

 これから

配信アーカイブ


VRC電音研discordURL


はじめに

めちゃくちゃ楽しかったです!!!ありがとう!!


vol.2の発足

初回(2020/10/24)が好評だったため、「またやりたいよね~」という話はイベント直後からしていました。今回の話をSHIRIAさんからもらったのは12月らしいです(記憶がなく、履歴を頼りに生きる男)。Discordの履歴を見ると2020/12/09にvol.2の最初の投稿がありました。SHIRIAさんとnadecoさんをリアイベ大臣に任命したのもこの日だったかと思います。ここからSHIRIAさんが無双します。

使った道具

VRChat(雑談、対面コミュニケーション用)

twitter(雑談、宣伝用ツール)

twipla(宣伝用)

Discord(仕事中など、VRChatで話せない時用の連絡、文字にしておきたい情報を残しておく用の連絡ツール)

    ―新たにサーバーを作るのではなく、VRC電音研のサーバーの中にプライベートチャンネルを作りました。プライベートが閲覧できるロールとしてリアイベ大臣前回出演者を設定しました。ロールについてちょっと困ったことが起きて、第2回出演者をあらかじめプライベートチャンネルに呼びたいが、第2回出演者というロールを作るとサーバー全員にバレるということです。今回は個人的に閲覧権限を付与することで回避しました。

次回に向けては、出演者に関しては個人的に権限を付与→出演者情報が確定したらロールを設定という手法が妥当かなと思いました。

googleスプレッドシート(イベント概要、注意事項、機材、持ち物の管理)

   ―今回の。SHIRIAさんが最初にたたき台を作ってくれたので、それをdiscordの共有チャンネルにピン止めして、全員で編集していきました。

Doneru(投げ銭サービス)

   ―当日猛威を振るい、たまPを右往左往させた。リアルタイムにドネーションが更新、内容チェック可能なのが特徴で、今回のような使い方にはよく合う(ウンヨウデカバー)。

    チャージ額/実際に運営に入る額の率があまりよくない気がする(そういうビジネスなので当然ですが…)ので、他サービスの方が還元率が良ければそちらに移行するかも、という感じです。ただ、利用条件(チャンネルの収益化など)がなく、実績のあるシステムなので、次回もDoneruになるかも。

演者、会場選び、タイムテーブル決め

  演者選びは、基本的に初回の持越しです。このリアル電音研、実はもともとただの飲み会でした。が、初回が大盛況(箱パン)だったため、「もっとちゃんとした箱を借りてやろう」というのが今回#2ですので、これは妥当。

  会場選びは、SHIRIAさんが最初から中野heavyshick zeroさんに声をかけていて、気が付いたら決まっていました(2020年12月末)。SHIRIAさんのオーガナイズちからがすごすぎる。

  タイムテーブル SHIRIAさんが考えたのを縁者みんなで承認した感じ。今回ダブルメインフロアのフェス思想で組みました。

準備

  本格的な準備を始めたのは2月の頭です。演者用プライベートチャンネルを立てたのも2021/02/01でした。

  基本的に、箱・ゲスト・VJさんとの折衝→SHIRIAさん、フライヤー→nadecoさん、配信関係→たまPという感じです。

  投げ酒システムは結構ぎりぎりにやることが決まりました。(3月末)

前日

 持ち物リストを埋める中で、現場DJ初心者を中心にどんどん足りないものが明確になっていきました。この時と、機材の話をしてる時のDiscordの会話がかなり活発で、そこはいい雰囲気だったなと思います。

 実際に「俺HID3本で行きます。ところで箱にUSBケーブルってあるの?」「ないですね」「2本しか持ってない」、「MIDIコン持ってけるけど赤白ないよ」みたいなことが起きています。(※今回はケーブル、コントローラーの融通がありましたが、「自分がDJMに接続するものはすべて自分で用意する」のが基本ルールになっています。暗黙のルールってやつですね。)

ここで、雰囲気を悪くするかどうかは経験者側の反応次第だと思っていて、「いや、普通ケーブルは全部自分で用意するんやで」って普通を知らないが故に初心者。なので、感情を乗せず問題解決にのみ努めました。これはビジネススキルですね。

子供叱るな来た道だもの、年寄り笑うな行く道だもの、来た道行く道二人旅、これから通る今日の道、通り直しのできぬ道 * 永六輔『大往生』


それから、あやふみさんから「体調が悪い」とツイートが。

これは、正直助かりました。

最悪なのは「体調が悪いまま出てきて万が一コロナ感染していて、クラスターを発生させること」→今後のイベントの影響度がすごいし、箱にも迷惑がかかるし、なんならクラブイベントカルチャーそのものへの打撃がでることなので、まずは、正直に体調不良を申し出てくれたことに感謝。

助かりポイントのもう一つは当日ではなく前日だったこと。
当日の動きをみると朝に「行けね~」って言われても対策は立てられなかったと思います。少なくとも今回実施した「あやふみさんはVRCから音を送って参戦」という方法よりは望まない結果になったでしょう。
また、我々VRCDJが普段からDJ配信に慣れていたことも大きく寄与していると思います。

当日の対応はあやふみさん(送信)、あしじゃがさん(受信)、たまP(サポート)という鉄板メンバー(っていうか冷静に考えるとメンツすごいな)だったので、乗り切れた感があります。二人には感謝です。

下記のように、あやふみさんの体調が一晩で万全になり、参加できると信じながら、来れない場合の対策を複数立案しました。

discoed
たまP — 2021/04/16
体調が悪いあやふみ先生のリカバー案、
0.普通に体調がよくて来れる
1.あやふみ先生魂のDJMIXを流す
2.リモート参加(ヘビシwifiで行けるかな)
3.代打(誰が?)
4.メインの音をサブに中継する(たしかできたはず…)
くらいかな
よかったね順で
0>2=4>3>1
discord
たまP「来れない場合topazで音送れますか?」
あやふみ「それならいけます」
あしじゃが「とりあえずPCにOBSを入れておきます」

本人もOKそうだったので、体調が良い→現地、体調が良くない→リモートということに。それ以降は詰めてなかった(topaz chat想定だったのでstreamkeyの設定くらいでした)のですが、「方針だけ決まれば後は現場で対応できる」と、おそらく対応する2人への信頼があったのだと思います。

これは個人的な反省なのですが、本当は私が責任をもってあやふみさんに「体調が万全ではないので来ないでください」と言い切るべきでした。
が、日和ってしまい、当日あやふみさん本人の体調次第、というところに判断の責任を被せてしまって、申し訳ないことをしたなと思います。
(私が指示を出せばあやふみさんが私を恨むだけで済むのですが、本人に判断させたので、後悔が2重になってよくない)

当日(開場まで)

開場までは特にすることはありませんでした。まあ、たくさんお酒を飲むのは分かっていたので、出発前~開場の間、飲むヨーグルト→ラーメン(青葉/中野本店)→ヘパリーゼHi+→ホットミルク→ハイチオールCの対酒超多重バフをかけて無敵になっていたくらいです。

音出しの際に軽微な機材トラブル(主に「DJMのサウンドカードがレコボに認識されない」)がありましたが、最終的に音が出たので、OK。

これは日記なのですが、家を出てからイベントが終わって帰るまで常にピンク色のウィッグを被っていました。地毛じゃないですよ。地毛がピンクだったら怖いね。


当日(開場後)

開場した瞬間は、私は配信ブースに居たのでどれくらい来場者が開幕で来たかは知らないんですが、とりあえず30分後にバー間に行ったら階段上まで並んでて「やべ~」となったのは覚えています。

 投げ酒について

  ここだけで普通に記事1本かけるんですが、

  今回のダークホース。

 完全に見込みを誤って、やられました。VRChat民のヤバさを見くびっていました。イベント後に一人反省会をしているときに思い付いたワードは「過ぎたるは尚及ばざるが如し」。

数としては「だいたい20枚くらい投げ酒がくればいいかな~」とか思っていたのですが、結論としては1時間早く打ち切ったのに予想の11倍のお酒が飛んできました。

「投げ酒メーター」を左下に置いていましたが、正直「さすがに10万も飛んでこんやろw」と達成できないラインを設定していたのですが、まさかの達成度140%

っていうか10万下していって、イベントの途中で無くなるって何ですか??


当時私はtwittchコメント上で困っていたので、配信のアーカイブを見ていただければ困惑具合が分かるかと思います。

もんきんさんなんかは、出番の50分の間にゲージ半分(50000どね/83ショット)埋まりましたからね(本当に何??)


実際の運用ですが、指名で投げられたお酒をすべて飲むと死んでしまう(比喩ではない)ので、指名者を含むまわりの参加者で助けました。

どねるの全ログはスプレッドシートにして全演者に共有しているので、投げた方はお礼(お礼参り的な?)を言われると思います。お酒をおごってもらえるのは本当にうれしいですね。

死の買い物メモも、最初の40件ぐらいは自分のスマホでdiscordに書いていたのですが、半分くらいで断念。どね履歴のCSV出力があるので、それをDLして集計して、バーカンと配信PCを往復していました。つまり、


投げ酒の価格設定について:これは秘密にしておいた方がいいかなと思ってましたが、類似のことを考えているオーガナイザーさんの参考になるかと思うので書いておきます。

      お店の価格 → どね価格
  テキーラ:500JPY → 600どね
 イエーガー:600JPY → 600どね
  ドリンク:600JPY → 600どね
    お水:500PY → 500どね

「テキーラ高くなってない?」と思われるかもしれませんが、逆です。
テキーラ以外はすべて50円/杯程度たまPが赤字になっています。
戦術として、ほかのメニューと同等程度出るであろうテキーラで損を吸収しつつ、メニューの価格をそろえて投げる側の考える量を減らそうとして、こうなりました。

最終的にはトントンというところですが、水も600でもよかったかなーというのは反省点。

それから、「たまPが客の顔を覚えてない問題」ですが、客宛に飛んできたショット処理の時にめちゃくちゃ弊害が出ていました。結局、ショットが客宛に来たらtwitterでリプライを送ってバーカンに来てもらう方式を取りました。やっぱりtwitterだよね。
この辺りは今回の反省を生かしつつ、ルールを決めて運用したいですね。


帰ってから

 twitchの配信概要

   配信時間:6時間30分
 最大視聴者数:115(!?)
 平均視聴者数:72.9(??)
 ユニーク視聴者数:300(????)
  新規フォロワー:30(ありがとうございます!)

帰ってからすぐに、どねるの全ログをスプレッドシートに流すのと、出演者に今回の配信のローカル録画(11GB)をギガファイル便で送付しました。

せっかくなので録画を再生しながら寝ました。


これから

 大体半年に1回のペースでやる感じになってきているので、毎M3の直前に何かしらやっていくのかな・・・という予感になっています。

ちなみに、もう告知はしちゃいましたが、次回は秋に関西でやるつもりです。正直、出てほしい人が多すぎて、もう悩んでます。

イベント実行委員募集中です!!


 いつものVRC電音研はもう私がいなくても回せるようにしましが、リアル電音研は特定の人(部長とか、リアイベ大臣とか)がいないと回らないかもな~という気もしています。次の実行委員会制は、リアイベ運営でも次世代を育てる意向があるので、知見がない人でもどんどん参加しちゃってください。出れるとは限らないけど。(どうしても出たい!という場合は、「限られた枠を奪い合う」のではなく、「枠を増やす」みたいなことができるということも覚えておいてほしいです。それが運営側の強みです。)


秋に会えるのを楽しみにしています。

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