2024年12月18日 少し前に出かけてきました その2
普段は湧水の出る土地の麓にいます。
その尚仁沢(しょうじんざわ)湧水は1日6万5千トンの湧出量と言われます。
富士山の伏流水による湧水地でダントツの湧水量を誇る柿田川湧水群は1日120 万トンと聞いて、
湧水が出るよー
というのをPR材料のひとつにしている土地にいる者としては、やっぱり柿田川湧水って観てみたいし飲んでみたいじゃないですか。
ずっと行って、観て、飲んでみたいと思ってました。
静岡県裾野市にあたるらしい、水ヶ塚駐車場から富士宮市にある富士浅間神社本宮に行き、そこの敷地の湧水も素晴らしかったことは以前ちょっと書かせていただきました。
ほんとにクリアなお水でした。純度の高い、雑なものがなにも入っていないのがとてもよく分かりました。
あと、富士宮市ということで、神社の周辺には焼きそば屋さんが数軒ありました。富士宮やきそばですね。その界隈、賑わってたなあ。
富士浅間神社本宮を後にして、ちびまる子ちゃんと次郎長親分で有名な清水町にゴー。
柿田川湧水群は清水町にあります。
町の名前がすでに「清水」だもんなあ。
今日の写真は、その柿田川湧水群のある柿田川公園内で湧き出す様子です。
ついでに動画も✨
と思ったんですが、なんだ動画は貼れないのかー。残念。
絶えず湧き出て澱むことがないため、お水がとてもとても澄んでおり、川底がばっちり見えます。その川底の砂が、水の湧き出るに伴ってぐるぐるゆらゆら動き、まるで生き物みたいなのです。
平地なのにどくどく湧いているんですね。
川の流れと湧水地点があちこち見られるように遊歩道が作ってあって、そこを通りながら楽しめます。
なんていうんですか、橋状の遊歩道……、
尾瀬とかの湿原を地面を痛めないように木で幅の狭い橋みたいなものを作って、そこが歩けるようになっている道がありますよね。あれより幅広めの橋状にした感じの歩道で上から川を見下ろしたり、動く川底が多発するところには、よく見えるように道状ではなくて展望台のように広く面積がとってあったりします。
柿田川湧水群は伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの一部を成していることを今回はじめて知りました。
ご存知ない方は検索していただくと分かっていただけると思いますが、壮大なことになってますね。土地めぐりが楽しくなりそうです。
2019年4月、栃木県の塩谷町地域おこし協力隊に採用していただいた時は、町内の一部が放射線廃棄物処理場候補地になったことが今よりセンシティブでもありホットな話題だった頃で、
そしたら塩谷町をユネスコエコパークとかジオパークとかに認定してもらって世界から守ってもらやぁいいじゃん
!!! (゚o゚;; !!!
(↑大発見したよ、ぐらいの勢い)
と思ったりもしていました。
なかなか規模が大きすぎる問題なので、一発却下でありました。合掌。
那須地区、塩谷地区、日光地区が組んだりして、ユネスコとは行かないまでも、
なんか見どころたくさん栃木県
をより色濃くする工夫の余地ありそうですよね。
などなど、
そういえばそんなこと考えたこともあったなあ、と思い出しました。
柿田川湧水で淹れたおコーヒーを敷地内のカフェでいただきました。美味しかったなあ。
尚仁沢と柿田川のお水、当たっているかどうか分かりませんが、個人的には尚仁沢のお水の方が軟度が高いように感じました。より繊細な感じです。
柿田川は、もうちょっと、
ドーンと安定してクリアだぜ!
という感じ……。
伝わりにくいかもしれないですね。
柿田川湧水公園の売店で唯一売っていたお米、しかも古代米のもち米・みどり米というのを購入し、次の目的地の長野県へ。
途中、山梨県と長野県を出たり入ったりして道路を進みました。
そして、勘違いして御嶽山に向かおうとしていたところ、途中で検索しなおしたら行きたい山が八ヶ岳の権現岳だったと判明。
長野県の御嶽山てほんとに長野の一番西で、岐阜県の手前にあるので、
これからさらに長野県横断かー
長野県は大きいんだよなあ、
ちょっとひるんだ時の勘違い判明。
助かりました。でも久しぶりに御嶽山にも行きたかった気もしていて、時間とお金に今より余裕ができたら行きますね。
そして、午後14時半ごろ清水町を後にして、夜20時ころ(この辺か?) と長野県諏訪郡原村に到着。
車を停めて夜眠れるところを探して、落ち着いたのが22時半。
この日は途中で通過した山梨のどこかにあるアピタで買った、安めのスパークリングワイン缶と洋酒入りチョコレート・ラミー✨を車内でいただき、無事の長野入りを祝って公営施設の駐車場で眠らせていただきました。
長野県は今回の折り返し地点でしたのでー。
原村って、すげーオシャレですね。
洒落たペンションみたいな造りのお家がたくさん建っていました。
八ヶ岳に来る人や保養に来る人が、きっとたくさんいるのですねえ。
そして翌日はイワナガヒメさまのいる権現岳に行くぞという予定なのでした。天気予報雨なのに。
(イワナガヒメさまは、富士山にいるコノハナサクヤヒメさまのおねーたまでございます)