2024年10月30日 よい未来だけがやってくる、そのことを信じ切る。
*ちなみに、写真は「塩谷町」と記載してしまっていますが町非公式のものです。
わたしが勝手に、「そうだ、京都行こう。」的なやつを町の風景でできないかしらん、と数年前に作ってみたものです。
なんちゃーない写真ですが、なぜか個人的には気に入っています。
ここ数年、特に飲食店をスタートさせた2年と少し前から、自分の意識を軽い方に変える工夫をあれこれ試みてきました。
経営者の心構え、みたいなものをあれこれ見聞きしていくと、よく言われる引き寄せの法則、宇宙の法則、と呼ばれるものに突き当たります。
思ったことが実現するということで有名ですよね。
それに、引っかかっていましたよ。
だから、分かりやすい例えだと、
お金持ちになる〜。海外旅行しまくる〜。
ステキなお家に住む〜。
と思う、思う、思う、思う、思う。
あれ?こんなに思っているのにどうして現実がそうならない?
ってなります。
なる方多いんじゃないでしょうか。
・心のどこかで、「でも無理」みたいな抵抗があれば、そちらの デモムリ のほうに引っ張られるから実現しない。
・思いが強すぎて期待や執着になり、結局実現しない。
・一般的に言われる理想ってこんな感じかな、という世の中の基準を思い浮かべただけで、実はそれほど大金を望んでもいなければ、海外旅行もたまーに行けたらいい、ステキなお家ってもう住んでいる家で満足だったり、本心の願いとは違っていた。から実現しない。
あとは、こうなりたい、というイメージに嘘はないけれど、実現することに抵抗があるうちは行動しないほうがいいのだそうです。
わたしも、おむすびのお店を準備している時は、
これ行ける
という確信は本当だ、と思うものの、
・でも、店の前の人通りとかめちゃくちゃさみしいよ!
・1日おむすび200個売れないと余裕ある運営ができない計算だけど、どうやって毎日毎日達成させるの?
などという心配や懸念が引っ掛かり、自分の確信を信じ切れていませんでした。
でも、信じ切ることさえできて、自分に自分を任せていれば、やっぱり信じた通りか、それ以上の現実がやってくるのだな、
と思えるようになってきました。
やったー。
現実を変えるための、情熱の素と思われがちな、嫉妬、なにくそ根性、負けず嫌いイズム、いつか這い上がってやる的なやつ、そういうものたちを使いテコの原理で人生飛躍するパターンもありますが、
わたしは、その類のリキみは要らないなぁ派に賛成です。
というのが前置きで、
現在わたしの活動拠点となっている、栃木県塩谷郡塩谷町の中に福島原発事故の指定廃棄物最終処分場の候補地となったところがあります。
候補地になった、というニュースが町を駆け巡った時はわたし宇都宮市民だったのですが、そりゃ町中反対一色で凄かった、という話を聞いています。
(そりゃそうだ)
町のあちらこちらに処理場建設反対、の看板が建てられ、今でも建てられたままのところも少なくありません。
わたしも当時、塩谷町で手書きの看板を見かけるたびに、
どうにかよい方向に解決しないかねぇ、
なにか出来ないかねぇ、
と思っていました。
その後、実際に塩谷町に来ることになったわけですが、処理場に対する町の人の声を聞いていくうちに、
アレっ、でも、町にこの通達をしなくちゃならなかった立場の人だって、指示されてその旨伝えただけであって、連絡するの相当イヤだったろうに、誰もそのこと考えないのかしら。
じゃなければ、酷な知らせをすることに抵抗も何もない、魂が抜けたような、言い方よくないけど国の犬になってしまうような精神状態になるまで働くなんて、あたしにゃ耐えられないわ……
と、思うようになりました。
きっと誰も、
お宅の町のその地点が処理場として検討してくから。
とは言いたくないし、処理場も建てたくなんかない。
そして、処理場建設反対の手書き看板には、かなり強い言葉が記されていたりします。
わたしには田舎の風景とこの看板たちは不調和のように感じられて仕方ありません。
美しい田舎の自然に、この看板。なんだか、自分で自分を傷つけてまで訴えているように思えてしまうのです。
この問題に関係する市町村、各県、国、すべてにとってよい解決方法が導き出されて、ある日スルッとこの幾つもの看板が抜かれることになったら、大地から棘が抜けるように、みんな安らかな気持ちになるだろう。
そんな日が来ますように。
そんな発想をするようになって4年ぐらい経ちます。
最近、その思いに変化が起きました。
そんな日が来ますように。
ではなく、
そんな日が確実にやってきます。
に、なりました。
自分が発した周波数は、そのまま自分に返ってきます。
対象となる人、団体などを憎んだり、疎んだりしても、結局は自分にその思いをぶつけてしまっているわけです。
ああもうこんな不安にさらされて生きていて、
って思うと、ずっと不安なままです。
見えているのは不安ですから。
感じているのも不安ですから。
だから、わたしは反対看板がスルッと抜ける日が確実にやってくる未来として信じることにしました。
この処理場の問題は、関わるすべての土地や人にとって最もよい解決方法がみつかり、関わる土地に存在する生物すべてにあっさりと安堵がやってきた。
塩谷町だけでなく、他の土地にもある、反対運動の爪痕はきれいに取り払われ、みんな清々しい日々を送る。
ご賛同してくださる方がもしいらっしゃるのであれば、わたし以外の人にもそんな未来をはっきりイメージしていただくことで、この土地もより輝けるのではないだろうか、と思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
放射線汚染物質を見事に分解してくれる微生物が見つかるとか、研究が進むとか、そういう可能性って決してゼロではないと思うのです。
負のエネルギーを使わずして、調和のエネルギーで、人のポジティブなイメージの力で、現実はどんどんよくできると信じています。