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自分のスキを実感する
ふわあ、こんなこともあるんだね。
目玉が驚いて、じいっと画面を見つめることになった。週明けの今日。
「もっともスキされた記事の1つです」のクラッカーが、画面にぽこんと現れた。
じいっとポップアップされたクラッカーをみていて、消える前にと大急ぎで画面を切り取った。驚きに固まってしまっていたためか、動くのが遅めで。クラッカーの紙吹雪的な、きれいな部分をきりとるには間に合わなかった。
本当に、驚いていて。今、ようやく嬉しさの気配が身体の奥で動き始まったところです。
※たくさんのスキをいただいた「愛媛の松山弁を紹介しますね(音声版)」
すごいね。多くの方が聞いてくださって、スキを押してくれた!
noteの画面の向こう側には、たくさんの人達がいたという実感が、わいてきた。
ありがとうございます。
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「もっとも多く読まれた記事の1つです」とクラッカー出てくることにも、あこがれはあった。定期的に3ケタの方に読まれたいと思う野望を持ち始めていた。そして、その先に「もっともスキされた記事の1つ」があるのだと思っていた。
多くの人に読まれたら、その分、多くスキされる。
そう思ってきたけれど、
読まれることとスキになってもらうことは違うみたいだ。
今回、こんなにたくさんスキしてもらえたのは、猫野サラさんによる企画「方言note」のお陰だ。
各地方の方言たちが、この企画のおかげで集まる。どれも、かわいらしく、おもしろい。そして、それぞれの地元への愛や思いでが詰まっていて、じんわりする。じんわり感が重なったおかげで、わたしの音声noteにも底上げがあり、多くのスキをしていただけたのではないか?
すごいね。
ひとりでは、できないことも。
だれかと一緒におもしろがれたら、できてしまう。
ひとつの大きな世界観(今回だと、方言note)があって、一歩一歩つみかさねていって、ある時にあふれだす。そのタイミングにうまくはまったのかなと感じた。
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ずっと、自分のスキについて考えていた。頭のどこかで考え続けてきていた。
それは、この春。レーダーチャート式アウトプット診断をうけたなかで『スキだからこそ「見える事」を夢中で書く』ことを意識してはどうかと、提案いただいたことがきっかけだ。
自分ではどれが自分のスキなのか、確証を持てず焦ってた。
自分では見えなくても、外からは見えるみたい。
クラッカーがぽこんと画面に現れたように、これまで考えてきたものの断片が突然つながり、自分の内側で「ぴ!」と理解する(ように思う)。
わたしが夢中で書いているnoteは、地域(地元)のこと、結婚や恋愛のことだ。それ以外の話題とは、熱量が違う。いくらでも書けそうな気がするし、文字数があふれそうになる。なにより、言葉が追い付かなくなるくらいに、書きたいことが頭と手元で大渋滞してくる。
だから、わたしのスキは、地域(地元)のこと、結婚や恋愛のことだろう。外に映るものをみたら、そのときが一番、わたしの感情がうごめいている。
好きなものをスキというのが、わたしは難しい。でも、スキということはできなくても、ちゃんと感情は動いていたようだ。表現しづらかっただけみたい。
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感情がうごきまわって、頭と手元で書きたい気持ちが大渋滞する。その感覚を思い出せたのも、立て続いて企画に参加したおかげだ。企画に参加したから、書いたその時の自分が何を視ていたかが、自分でもはっきりした。
マリナさんとあきらとさんがダブル主催する企画「呑みながら書きました」で、出張先のおいしいもののことを書き。
たなかともこさんの企画「分岐点話」で、自身の結婚のことを書き。
猫野サラさんの企画「方言note」で、地元のことばについて書き。
きっと、これらの企画がひとつきの間に立て込んでなければ、内側に在った感覚を思い出せなかったと思う。
企画は、触媒だ。
ひとつのお題に沿って、多くの人の意識が集まる。自分自身の内側でも、お題へ向けて意識が集まる。
外と内とで意識が集まるおかげで、小さな反応が大きくなる。自分自身からも外からも観察しやすくなる。
じぶんひとりで考えたり、試していたり。続けることも大事。
でも、外にあるものを受け入れたり、のっかったり、たのしんだりすることも大事。
やっと、自分のスキのありかが見え始まった。
企画を作ってくださったみなさま、ありがとうございます。
noteを読みに来てくださったみなさま、スキを残してくださったみなさまにも!!ありがとうございました。
お礼とスキを、わたしからもみなさまへ。