2025/02/01

▼冬はアトピーないし、乾燥肌には天敵だ、みたいなことを
 ずっと思っていたけど、
 ここ数年、登山をやっていて気づいたことがあって、
 厚着をすることで汗をかいてそれが
 かゆみにつながることが大半だということ。
▼登山をしていると、服にこだわることになる。
 寒さに対すること、汗に対すること。
 下手をすると最悪、命にも関わることだから。
 そうすると、熱を逃がす機能だったり、
 かいた汗を逃がす機能だったり、
 快適に過ごせる洋服が、登山用品にはたくさんある。
 それらを着ると、驚くほど快適に
 登山ができる。
▼運動をして、体が熱を帯びて、汗をかいて、
 汗が残ることがかゆみにつながるが、
 そもそも熱を帯びにくいし、
 汗をかいても汗をすぐに吸収して外に逃がしてしまうので、
 汗をかいたときの不快感がなくなる。
 これらの品々に出会うと
 これまで着てきたものがどれだけ体質にあっていなかったのか
 気付かされる。
▼ただ、この「快適」という状態はニュートラルな状態で、
 意外とこの素晴らしさ、体質との相性の良さみたいなことを
 感じにくい。
 かゆくなったり、寒くなったりするのは
 ダメなものを着ているときだし。
▼こういうことって別にこういうことだけじゃない。
 こうやって、ネガな感情を抱くと
 傷として残るけど、
 無傷って「無傷」って気づきにくい。
 優しいことをされても、その居心地の良さみたいなのって
 気づかなくて、
 ムカついたことだけが強く残る。
 もう少しこの鈍感さをどうにかしたい。

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