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真鶴で星空撮影

真鶴にある岬で星空撮影。

昨日読んだ「そうだ、星を売ろう」に
もろ影響を受けての行動なんだけど、
ひそかに、星空撮影は今年の目標だった。

駅からは徒歩1時間。
Googleマップが示した通りに行くと、
軽く山を登る感じに。
駅から数分で明かりなし、人影なし。
スマホの明かりだけが頼り。
(こういう時に限ってヘッドライトを持ってきていない)
芸能人ラジオを聴きながら歩くけど、
逆にそのにぎやかさが現実とのギャップで怖さを増す感じがする。
途中で、1人の女性を追い越したけど、
「この夜道を歩くって、俺もたいがいおかしいけど、女性で
 歩くっておかしくない!?」
もういろいろ怖すぎて走って峠を越す。

昔、一度、仕事で、
星空撮影をしたことがあった。
その時の星空撮影も怖かった記憶がある。
高校時代に、学校前で天体観測をしていた
人を取材するにあたって、
彼が見た星空を収めるために。
その時は、終電で学校のある茨城県取手に。
初めて星空撮影をした。
カメラのファインダー越しで見る分では
なんてことはないんだけど、
肉眼で星空を眺めると、
暗い海に放り込まれる感覚に陥り、
鳥肌が立った。
金槌なのも起因しているのかもしれない。

舞鶴岬に到着。
着いた頃には汗びっしょり(熱2:怖8)
寒さ対策はバッチリで来たが、
暑さ対策まではしてこなかった。
この「行きにくさ」が、
景色や星空を守っているんじゃないかと
思えた。

海岸に降りると、それまでの
鬱蒼と生えて、ずっと私を怖がらせていた木々がなくなり
一面、海が広がった。
広がったと言っても、ほぼ闇なので
遠くの市街地の明かりは見えど、
海岸の様子はほとんど見えない。

帰りの徒歩時間と終電時間を考えると、
1時間程度しかいられないので、
早々と準備。
撮ってみて、いろいろ反省する。
もう少し広角レンズを用意するべきだったな。
スマホ用の三脚を持ってくるべきだったな。
だけど、こういうのを周到に準備することは
越したことがないんだけど、
それより、
行動を進めたい気持ちが勝るんだよな。




やっぱり広角レンズで海岸を写さないと、
大事なその土地が見えないな。
(二度目)

帰ってから改めて、昼間の岬の写真を見ると、
綺麗な景勝地だということがわかった。
改めて、誰かと来たい。誰かと来たい。

帰りの準備をしたとき、
振り返ると、また木々。
どうにか明るくなるまでここにいることはできないかな

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