2021/3/24-26(金)サイレントマジョリティの代弁者
って、実はほとんどいないんじゃないかって思うことがあります。
政治家。マイノリティの最たるもの。いやそりゃあ一応我々の代弁者ってことで表舞台に立ってくれてる人だけれど、そんなもんになりたいと考える時点で私たちと全く違う。反対勢力からの総攻撃に矢面に立たされ、あれやこれやの嫌がらせもされて、私らそんな怖い仕事したくないもん。
官僚。エリート中のエリート。民間をほぼ知らないまま大学出たらすぐ不眠不休の過労勤務。そんな過酷な環境下でも潰されなかった上に熾烈な出世競争を生き延び登りつめるような恐ろしい人たちが官僚のトップですよ。どんなマイノリティだよ。
マスコミ。お金持ち。権力構造さんたちとお友達。はいマイノリティ。
弱者救済を掲げる野党や活動家。と言われましても私たちの多くはそこまで言うほど弱者でもないので我々の視点とはやはりずれてるんですよね。マイノリティを切り捨てるなと言ってるんだから彼らはもちろんマイノリティ。
だから、いないんだなあ。大手メディアでもの言う人ってだいたい金持ってて生活安定してるしなあ。多少無茶言っても生活壊されない人たちばかりでしょ。
そして一般人が知識がないのに何かもの言おうとすると、だいたいこの手の金持ち知識人の受け売りになるから、右寄りにせよ左寄りにせよ、気づかぬうちにマイノリティ文脈に乗っけられ、自分の言葉ではなく誰かの言葉でしゃべってるだけ、なんてこともありがち。
そういうのはだいたい似たり寄ったりだし、パターン化したことしか言えてないからすぐわかります。
一人ひとりが自分たちの暮らしを自分なりの素朴な言葉で見つめなおし、誰がなんといおうが自分たちにとっては子どものころから常識とされてきた価値観ってどんなものだろうかと、今一度言葉にして客観視してみることが大事になってくるのかなと、最近ふと思います。
マジョリティこそ、自分の代弁者は自分しかいないという現実。