2020/12/22-23（水）ミーハーの刃

流行りもの自体が嫌いなわけではないので『鬼滅の刃』映画版もいずれ見に行こうとは思ってました。ただわざわざ密だと分かっているところに突っ込むのも嫌だっただけで。

でついに行ってきちゃった。平日の晩はさすがに空いてました。それでも先日見てきた『相撲道』よりは多かっ（やめなさい）。

うん、こりゃ今年の興行収益一強でしょうね。感動で泣いたりはしなかったけど、いいよねえこういうストーリー。少年マンガの王道。私の中の井之頭五郎さんが大変満足そうにしております。こういうのでいいんだよ。映画館でしか味わえない大音響もいい。

それにしてもさ、ずるいねこのシステム。続編で何本も映画作れちゃうじゃない。しかも作るたんびに大当たりが保証されてる。たぶん次も足を運ぶよ。でも間隔は開けすぎないほうがいいね。スターウォーズ後期三部作見そびれた私みたいなのが出てくる……てかまさか本当にエピソード９まで作られるとは思ってなかったわすごいねスターウォーズ。いやいやフォースの話はしてないのよ。呼吸の話に戻そう。

ということで映画の続編は間違いなく作られるんだろうけどこのペースで本当に終わるの？　敵強すぎない？　単行本は23巻で完結してるらしいけど映画版見終わった現段階ではけっこうな大風呂敷に見えるよ。ここからどうやってたたむんだい。

というわけでついに私も流行に乗った多数派に組したわけですが。

流行りものに乗る乗らないってお酒飲める人と飲めない人のそれとすごく似ている気がします。お酒飲める人が飲まない人をつまらないみたいにいうのはとんでもなく失礼なんだけど、飲める人は一緒に飲んで盛り上がりたいだけなんだというのもわかるんですね。現状、飲める人のほうが多いし。でもたばこだと逆なのにね。少数派はいつでも損。

好き嫌いと多数派であることとは、うまく切り離しておきたいもんです。