ケーシュー超初心者向け 初期エフェクトについての説明
うい
DTM、ぼくはFL Studioを使ってるんですが
やっとチャンネルラックの使い方を覚えました 音が出た
次どうすりゃいいんだろう たきしょたまです
さて
最近やたらケーシューについての記事を書いてるんですが
その中で
「初心者向けならエフェクトの説明もしろよ」
みたいな声があったので
まあ確かにと思い書くことにしました(n番煎じでは?)
全部一気に書くと長くなってしまうので、今回はFXロングでかけられる初期エフェクトについて
いきますよ
あと
この記事群で扱う「〇」には、基本的に何らかの数値が入ります
8や12や16や32など これはエフェクトをかけた時にそのエフェクトがどれくらいのリズム(または強度)でかかるかを示します
名前の後に〇がついてたら数字が付くんだなくらいの心構えでいてくれれば
じゃあ今度こそいきますよ
1. Re〇(リトリガー)
恐らくボルテで一、二を争う有名なエフェクト
置いたところで音を繰り返します
こいつですね 画像では16なので16分で音を繰り返します
使い方としてはおおよそ
・Re8やRe12などで置いて、縦連の音を作る
・Re16や高BPMの曲でのRe8で、トリルのための音を作る
・Re24やRe32で鍵盤を合わせずに置き、ノイズ音エフェクトとして使う
といったものが挙げられます
前二つに関しては問題ないかと思いますが
話すべきは三つ目の「ノイズ音として」とかいうやつ
簡単に説明すると
BPMにもよりますが、大体の楽曲では32分で音を繰り返すと
「DRRRRRRR」みたいな音に化けるんです
これが結構色々なところで使えて便利です ノリノリな曲でちょこちょこ差し込んだりするとイケメンになるのでオススメ
2. Ga〇(ゲート)
これもリトリガーと並んで有名なエフェクト
音をぶつ切りにするエフェクトです
こいつ
小ネタですが、エディタ上でFXロングを置いた際、Ctrl+Shiftを押しながら右クリックをすると一発でこいつが選択されるようになっています
まあショートカットが設定されるほど多用されるエフェクトということですね
こいつの使い方は言わずもがな鍵盤を叩かせる音を作るの一点に限ります
たまに妙な使い方をする人もいますがメインはこれ
合わせる鍵盤の置き方も色々で、階段を置いたり乱打を置いたりと使い方は様々 トリルはあんまり見ないかも(トリルにするとしたらリトリガーかな?)
あと、こいつがリトリガーとちょっと違うところとして
Re32みたいなノイズ的な使い方はあんまりされません
何故かと言うと
Re32だと同じ音を繰り返しているので
音を切る→音が出る→音を切る→音が出る→…
の作業を繰り返すと、ひとまとまりの音として綺麗に聞こえるんですが
Ga32だと音を切った後でその後に続く音を出すので、音を切って出しての作業を繰り返すと、ただ単に音が聞こえにくくなっただけみたいな印象を受けがちなエフェクトになりやすいんですね
そこだけがリトリガーとちょっと違うところかなあ
Ga24とかで速い階段を置いたりとかするのには使われるので、本当にリトリガーと違うのはそれくらいかも
詳しい話は俺よりエフェクト詳しい人に聞いてください
3. Flan(フランジャー)
これもかなーり有名 ボルテ最初期から使われているエフェクト
聞けば分かる 使い勝手のいいオールラウンダーですね
こいつ
こいつはリトリガーやゲートなどとは違い、数値を設定することは出来ません
通常の音に単純にエフェクトを乗せるだけ 調味料みたいなやつです
カルボナーラの黒コショウ 唐揚げのレモン プリンの醤油
この動画におけるブレイクの回転後、大体1:27あたりから入ってくる最初の2本のFXロングがこれにあたります
ヒョォォオオオオオォォォォオオオオォォォォみたいなやつ とりあえず置いとけで使えます
さらに
こいつにもショートカットが割り当てられていて
ゲートエフェクトではCtrl+Shiftに右クリックだったのに対し、これはクリックが左になっただけ
右クリックより左クリックの方が使用頻度は高いですよね そういうこと
具体的な使い方の一例として
同じフレーズが二回続く曲で、一度目はエフェクトを抜きにして鍵盤で忠実に音を取ったとしましょう
二回それを続けるとさすがに単調に感じてしまうので、二度目でフランジャーを始めとしたエフェクトをかけてあげて、単調になるのを阻止します
……といった使い方になりますね
今の使い方はよくあるやつ(というかぼくが多用するやつ)で、フランジャーに限った使い方ではないので
これから紹介するエフェクトなども組み合わせて、色々なパターンや曲に合ったエフェクトを探してみることをおすすめします
4. Pitc〇(ピッチシフト)
ゆかイ↑ーーーダ↑ーーーナ↑ーーーーwww
大体この動画の0:41から始まるこれです
ほぼこれが説明の全て
エディタ上では紫色のこいつ
デフォルトでは数値がついてないので「数値いじれないのかあ」となるかもしれませんが、実は数値がいじれます デフォルトだと12
0を基準の音として、12動かすごとに音階が一つ分上下します
12だと1オクターブ上、24であれば2オクターブ上 逆に-12であれば1オクターブ下がります
動かせる範囲は-48から48まで
ちなみに数値のいじり方なんですが
FXロングにPitcが設定されていることを確認し、こいつの上でShift+左クリックで数値の設定画面が開きます
あとこの設定方法はピッチシフトだけでなく、数値が設定できるFXロングのエフェクトであればReとかGaでも設定できます
意味分からん数値にして音ゲーマーを分からん頃ししよう!(やめよう)
閑話休題
ピッチシフト、某ンドボルでは短めに流してドィン↑みたいなエフェクトだったり、さっきの動画みたいにボーカルや声ネタに合わせてネタ色の強めなエフェクトとして使われます
ドィン↑に関しては各自でそれっぽい譜面調べてくれ
ガチというかかっこいい系の譜面では使われないのかというとそうでもなくて、リトリガーやこの後紹介するビットクラッシャーなどと組み合わせて、ごちゃっとした感じや、忙しいところでバリエーションを出すために使われるエフェクトだったりします
こいつの使いどころを考えられるようになればエフェクター初心者はもう卒業みたいなイメージ
で
残念なことにとっくに2000文字を超えていたので一旦区切りです
そのうちまたすぐ更新すると思うので気長に待っててね
そもそもこの記事いる?
というわけでたきしょたまでした
じゃあの