ケーシュー超初心者向け 初期エフェクトについての説明3
ういい
急に寒くなって何もかも終わりそう 雨やめろ
たきしょたまです
というわけでエフェクトのご説明 多分今回でラスト
さくっと本題いきましょう
7. Ec〇 〇%(エコー)
〇を二回も使うなバカチン
でもそれがないと成り立たないんです
これ
エコーエフェクトですね EchoのEcです
ちょっと説明することが多いエフェクトです 使いどころも難しい
ただ使えるようになればなかなか幅の広い良いエフェクトです 頑張ってモノにしましょう
さて、このエコーエフェクトですが
初期値では手前の数字が4、後ろの数字が60となっています
Ec 4 60% ←こうなる
設定開くとこんな感じ
問題は、この間隔だのフィードバックだのが何を意味しているかというところ
まず手前の数字は、ReやGaと同じくどれくらいの頻度で音を繰り返すかという数値になります
初期値の4では、4分のタイミングで音が繰り返される
これはReとかGaも同じなので分かりやすい ただエコーの特徴は何といってもその次のフィードバック
このフィードバックの数値は
ひとつ前に繰り返した音量を100%として、次の音を指定されたパーセンテージの音量に減衰させていく数値
になります
なんでこいつ説明クソ下手なのにこんな記事書いてんの?
要するに
100%(エコーをかけ始めたタイミングの音) → 前のタイミングの音量の60% → 更にその60% → 更にその60% → ……
という風に
繰り返した回数だけ、音量に *0.6 を繰り返していくんですね
まあエコーなので、当然どんどん音が小さくなっていくということです
有名どころで言えばこいつ
(ちょっと音が変だけど)大体動画の1:24あたりに入ってるテレレン……テレレン……テレレン……デン!デン!デン!のところ
上で書きましたが、なかなか使いどころが難しいものの、使えれば癖になるエフェクトを作ることができます
ぜひお試しあれ
8. SiCh(サイドチェイン)
こいつも数字は付きません
が なかなか使いどころが多く、ノリノリな曲で手軽に味を調えてくれる万能エフェクト
青いアイツです
さてこのエフェクトは
もう聞いてもらった方が分かりやすい(説明から逃げているわけではありません)
まずこちら
Shiron氏のイカツいシュランツに民族的な雰囲気が特徴的な楽曲です いいですねシュランツ
この動画では0:30あたりに来ている「ゴールジェ」の一言の後、直角と一緒にワブルのロングが入ります
その次に来ているフーワッフーワッフーワッフーワッみたいな音の出方してるのがサイドチェイン
次はこれ
siromaruマッチャイ奇跡の共演 前半の無機質なメロディラインとキックが非常にクール またシュランツか
この動画では大体1:30あたり 直角の回転の後最初に来る両FXロングですね
まあ聞いてもらえば早いというのはこういうことで
文章に直すと
表拍の音を小さく、一方裏拍では音が大きくなるように、音量に波のような変化をつけるエフェクト
といった感じになります
マジで文章で表現するの下手すぎ 書くのやめろ はい
このエフェクト、参考にさせていただいた動画もそうなんですが
個人的には、素直な4つ打ちだったりバリバリの音ゲーコアだったりでかなり輝くエフェクトだと思っています
裏拍が強調されるエフェクトなので、裏拍が素直に感じ取りやすい曲だと分かりやすい と言った方がいいのかも
一方で、ネタ寄りのエフェクトを書く時はあまり目立った部分では使われないイメージがあります
あくまで曲はそのままが流れるので、曲をいじって面白くといったエフェクトではない 本当に適量の塩みたいな感じがあります
…………さて
なんか最後の二つだけやたら説明が長くなってしまったせいで、文字数が微妙なことになってしまいました
というわけでここからは(蛇足ではありますが)
個人的にオススメなエフェクトの取り合わせと、その例などを少しばかりご紹介させていただきたいと思います
つまみのエフェクトはまあ……そのうち…………?
A. ノイズ的使い方のRe24やRe32
リトリガーの説明でちょっとお話した、リトリガーをノイズのような使い方をするやつですね
本当に使い勝手がいい スピード感のある曲だとなおさら手を出しやすいと思います
そして多分どこかで俺が話題に上げたであろうこいつ
Kobaryo氏のRoyal Judgementです マジでかっこいい
サビ前、1:26あたりから入る両FXロングが一番分かりやすいかと思います
DrrrrrダダダダDrrrrrダダダダDrrrrrバシューン……!みたいな一連の流れ
ここほんとすき かっこいい
ちなみにこの譜面、リトリガーをノイズのように使っているエフェクトが他にも何箇所かあります
細かい部分で光るかっこいいエフェクト ノイズのRe→直角の流れだけではなく、直角音の着地(伝わるか?)としてのエフェクトにも使えます
バシュン!Drrrrr みたいな は?
B. 直角とRe8やRe16
これは鍵盤ではなく直角に音を合わせる使い方
直角を使うつまみ譜面だと割と常套手段だったり、いっそつまみのエフェクトをユーザー定義でリトリガーにしたりとかもあります
ユーザー定義については難しいので後々
エフェクトの解説で赤譜面を参考にさせていただいた、BlackY氏のAnger of the GODのMXM譜面
難易度19のイカツい譜面ですが、エフェクトもなかなかかっこいい
この譜面の1:04から始まるつまみ主体のゾーンでは、直角のタイミングに合わせてリトリガーを置いています
例2 癖譜面として名高いYooh氏のLegenD.です
動画では1:06にあたる、サビ前の鍵盤ラッシュ手前の回転に繋がる8分の直角ですね
使いどころ次第でエフェクターとしての力量がキラリと光るエフェクトだと思います 非常にかっこいい
(ただし乱用するとしつこいとかうるさいとか怒られる可能性があるのでそれだけは要注意)
C. ボーカル曲におけるゲートエフェクトの8分被せ
何言ってんの?いや言葉を選んだ結果なんです とりあえず聞いてくれ
1:55あたりから直角→Ga8といった感じのエフェクトが入りますが
後ろのボーカルでは
「錆びた価値観じゃ 勘が鈍る」
と歌っています
このフレーズの「錆びた」の部分と「勘が」の部分、原曲を(探してもらって)聞いてもらうと分かると思うんですが、元から8分のリズムで歌われているんですよね
この譜面では、わざわざそこにGa8を被せています すると何が起こるか
鍵盤で取りやすいような音の強調が可能になります
この譜面では、Ga8で取り出した音にA→B→Cと鍵盤を配置して
次の青直角に被るDへの誘導も同時にこなしていますね
音が聞きやすく非常に叩いていて気持ちいい鍵盤になっていると思います
ボーカルに合わせるエフェクトということで、使いどころはかなり限られてはきますが
覚えておくと非常に有効かつ面白いエフェクトだと思います
エフェクト、上手く使えばこういった譜面の流れを作ることも可能です
奥が深い世界です 自分の世界はこうして作られていく
番外編. 全部
天才です
全てを感じろ
さて
長々と書きたいことを延々と書いてきた気がしますが
ケーシューにおけるFXロングのプリセットエフェクトの説明は、これで以上となります
書いてて初めて知ったんですが綺麗に10種類なんですね 知らんかった
余談ですが、記事群の中にちょくちょく出てきたつまみのプリセットエフェクトだったり「ユーザー定義」なるものだったり
まだ説明していない部分に関しては、これから記事を書くタイミングがあればまた追々書いていこうかなと思っています
というかユーザー定義は他の人の説明でもう存在する記事の方が絶対分かりやすいと思うので多分書きません
タイミングとやる気があればそのうちね
この記事だけ手前二つの1000文字増しでお送りしましたが
これから譜面を作る方々の一助になれば幸いです
たきしょたまでした
んでば