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歌舞伎『桜姫東文章(下)』。面白さの変化。
4月に続いて『桜姫東文章(下)』を観劇してきました。
4月に上演された(上)は言わば前振りなので、本当に面白いのはこの後半。
なのでチケットが取れて良かった~。
見所としては、お姫様育ちの桜姫が女郎に売られ、姫様言葉と女郎言葉がちゃんぽんになってしまう所がよく挙げられるんですが…
アタシとしては、輪廻転生を拒んだ桜姫が、生まれ育った吉田の家から逃れられずに、愛した釣鐘権助(吉田家の仇)とその間に出来た子供を殺してしまう所に面白さを感じました。
役者の演技なのか、こちら側の見方の変化のせいなのかは何とも言えませんが、昔見たときには感じられなかった面白さを今回感じました。
桜姫の玉三郎、清玄・権助の仁左衛門はもちろん、他の役も皆概ねよく、久しぶりに芝居を見て堪能しました。
なにしろ歌舞伎も20年見てると…ね。
(2021.6.26.20:37)HPに掲載
※テレビで紹介されていた、noteの編集機能やAI機能は使用しておりません。完全にオリジナルの投稿となります。
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