【人生分からん】色々あって"お店作りを始めちゃったワケ" Part.2
こんにちは。Tamatsukuriです。
このたびは投稿をご覧いただきありがとうございます。
こちらの投稿はPart.2となります。
まだPart.1を読んでない方はぜひこちらもチェックしてみてください。
大学時代のモヤモヤと向き合い、将来の夢を見つけられた話となっております。
果たしてこれからどうなっていくのか・・・。
それでは続きを始めていきます!
入社前のアルバイトのお誘い
Jリーグクラブのスタッフになりたい。
なるだけではなくて、そこで活躍するために販売ノウハウやスキルを身に着ける現場(スポーツショップ)に就職することを決めた私。
大学の卒業単位は既に取得できていたので内定も決まり、とりあえず一安心。
そんなある時、内定先のスポーツショップから手紙が届いた。
「入社前にアルバイトとして勤務しませんか?」
この手紙を読んだ瞬間、私の中では2つの考えが浮かんだ。
・え、卒業までは大学生を謳歌したい。断ろうかな。
・現場で早くスキルアップして将来の夢に近づきたい。
Part.1で書いてたアルバイトは辞めていたので、卒業旅行などを除けば時間を持て余していたのは事実。
悩んだ結果・・・・・
アルバイトとして内定先に一足先に働くことを決めました。
アルバイトとして勤務する店舗は私の希望通りになるよう手配していただけるとのこと。
店舗によって取扱カテゴリーが異なり、全く無知のサッカーカテゴリーでいきなり働くのは厳しいと思い、まずは会社自体に慣れることを優先してプレー経験・商品知識のあるテニスカテゴリーを取り扱う店舗で働くことにした。
全店共通してサッカーカテゴリーは取り扱っているので、時間を見つけて売場に行き、徐々に勉強していこうと目論んでいた。
内定先でアルバイトデビュー
シフトも決まり、いよいよアルバイトとしてデビューする日。
緊張しすぎて出勤前にめちゃめちゃトイレに行ってたのをよく覚えている。
社員さんや他のアルバイトさんに挨拶を済ませ、とりあえず売場に立って雰囲気を知ることに。
最初はテニスコーナーで作業をしていたが、ランニングコーナーの人手が足りず呼ばれることが頻繁にあった。8:2の割合でランニングの接客をすることが多い・・・。
「まぁお客様の状況によって臨機応変に対応できなきゃダメだよね。」と思いつつも、分からないことばかりでバタバタしながら初日が終了。
身体的にも精神的にも疲れた。
その日以降も同じような感じで基本的にはランニングコーナーに立つ日々が続く。というかほぼランニングコーナーにしかいなかった。
ランニングコーナーでの戦い①
正直私はランニングに興味がなかった。
特に足が速いわけではなく、部活で走らされた印象しかないのでむしろイメージ△。
今まで履いていたシューズは派手でカッコよくて軽かったNIKEだ。セール品で安かったモデルを選んでいた。
それぐらい関心のなかった私は、ランニングコーナーにある数多くのブランド・モデルの多さに衝撃を受けた。
「スタッフはこれの違いを全部把握して接客してるの!?」
横幅や重さ、クッションの種類なども含めればキリがないほど情報量。
この時点で若干グロッキー状態になる。
それに加えてランニングコーナーには沢山のお客様が来店する。
考えてみれば確かに、どんなスポーツをするにしてもトレーニングでほぼ全員ランニングシューズは必須。普段履きで履く人もいるくらいだ。
他のコーナーと比べて明らかに混雑する。
お客様に頼まれたサイズを在庫から持ち出して試し履きのお手伝いをするだけならいいのだが、大抵の場合はそうはいかない。
サイズ感のチェックや他のモデルの提案、ケガなどのお悩み相談・・・。
お客様との重要なキャッチボールが必ず行われる。
さらに足型計測も行っていたので、足型からお客様のクセやおすすめのシューズやインソールなどもおススメをできるようにならなければいけない。
まだ知識の浅い私は足型計測ができたとしてもキャッチボールができず、いつも周囲の方にお世話になってばかりであった。
早く一人立ちできるようにならなければと勉強しまくった。
ランニングコーナーでの戦い②
各カテゴリーごとに担当社員がいるのだが、この店舗のランニングカテゴリーの社員さんは全店のランニング部門を統括している方でなかなかに厳しかった。
接客回数や足型計測回数などにノルマを設定し、私が接客した後にフィードバックをする。
「なぜそのシューズを提案したのか。他のモデルではいけなかったのか。」
「商品の追加提案は何を根拠にしたのか。」
「どうして購入せず帰ってしまったのか。」
「その足型ならこのモデルの方がよかったのに、気付かなったのか。」
もはやサンドバッグだった。
雑に接客をしているわけではないので、私が一つ一つ根拠を説明したとしてもボコボコにされ続けた。「お前は段ボールの開け方が遅すぎる」とまで言われたことさえあった。
この野郎・・・。いつか見返してやる。
この人に何も言わせないくらいの接客技術と知識を身に着けたい一心でメモを取り、帰りの電車で出勤振り返り日記を書くのが習慣となった。
悔しさが一番のモチベーションとなり、少しづつランニングについて興味を持つようになってきた。
当時は憎くてしょうがなかったが今思うと、この教育のおかげで役に立っていることが沢山あり社員さんには感謝でいっぱい。現在でもたまに店舗に遊びに行っています。
いよいよ入社。そして配属が・・・。
サッカーとランニングの勉強(ほぼランニング)をしつつ大学を卒業し、いよいよ入社。初めて同期に会い、新人研修でマナーなどしっかり学びました。
そしてついに配属発表。
「ランニング漬けだったけどサッカーがいいな」と思っていた私は・・・
新店オープンするランニング担当であった。
さぁ これからどうなるのか。
Part.2はここまで。
お知らせ
現在私は【Kreis und Kreis-クライス アンド クライス-】という名前の"はしる・あるくが楽しくなるものを作る"をコンセプトとしたお店を運営しています。
※現在ネットショップのみで商品を販売中です。
種類は少ないですが、ご興味のある方はぜひアクセスしてみてください!
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最後までご覧いただきありがとうございました。
また読んでいただけたら幸いです。