【オリジナル曲】夜の一本道
たまと
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『歌手になりたい!』
最近までそう思っていました。
スポットライトが照らすステージに立って、何万人という人の前で歌って、自分の書いた曲がその人たちに共感を与えられたらどれだけ楽しく、嬉しいことだろう、と。
でも実際はそんな純粋な夢ではありませんでした。
みんなから注目を受けたい、有名になりたい、崇拝されたい、私を見下した人たちを見返してやりたい、友達よりも成功したい、私は価値のある人間なんだという証明にしたい、
綺麗事の底からはこんな不純な動機ばかりが掘り起こされてきます。
自分の心の世界をありのままに表現する唯一の手段だった作曲、いつの間にか書き始めるのも億劫になりました。
もっと曲を作らなきゃ、あの人見たいな歌詞を書かなきゃ、もっとかっこいい旋律を考えなきゃ、もっと複雑にしなきゃ、楽器をならわなきゃ、ボイスレッスンを受けなきゃ、難しい言葉を使わなきゃ、、、
なきゃ、なきゃ、なきゃ、なきゃ・・・
今では作曲はほとんどやらなくなりました。
盲目に追いかけていた歌手としての夢も手放しました。
でも全てを諦めたかと言われると、そうでもありません。
自分で書いた曲、心のままに書いた曲、やっぱり誰かに聞いてほしいです。
たまと
ーーー
イラストは自作です。曲の内容とは全く関係ありませんが喜んで見てもらえたら嬉しいです。
最近までそう思っていました。
スポットライトが照らすステージに立って、何万人という人の前で歌って、自分の書いた曲がその人たちに共感を与えられたらどれだけ楽しく、嬉しいことだろう、と。
でも実際はそんな純粋な夢ではありませんでした。
みんなから注目を受けたい、有名になりたい、崇拝されたい、私を見下した人たちを見返してやりたい、友達よりも成功したい、私は価値のある人間なんだという証明にしたい、
綺麗事の底からはこんな不純な動機ばかりが掘り起こされてきます。
自分の心の世界をありのままに表現する唯一の手段だった作曲、いつの間にか書き始めるのも億劫になりました。
もっと曲を作らなきゃ、あの人見たいな歌詞を書かなきゃ、もっとかっこいい旋律を考えなきゃ、もっと複雑にしなきゃ、楽器をならわなきゃ、ボイスレッスンを受けなきゃ、難しい言葉を使わなきゃ、、、
なきゃ、なきゃ、なきゃ、なきゃ・・・
今では作曲はほとんどやらなくなりました。
盲目に追いかけていた歌手としての夢も手放しました。
でも全てを諦めたかと言われると、そうでもありません。
自分で書いた曲、心のままに書いた曲、やっぱり誰かに聞いてほしいです。
たまと
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イラストは自作です。曲の内容とは全く関係ありませんが喜んで見てもらえたら嬉しいです。
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