【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2012年
りんご娘年表 2012年
2012年1月4日
弘前商工会議所街づくり大賞 弘前城築城400年記念特別賞受賞。
2012年3月31日
りんご娘サポートメンバー 兼 アルプスおとめ 三上(2代目)卒業(事実上の脱退)。
2012年4月1日
第5期メンバー レットゴールドのストライキ問題。メディア出演以外のライブ活動を休止(2012年6月1日復帰)。
2012年4月28日
初の冠ラジオ番組となる「りんご娘&アルプスおとめ なんぼめじゃ!アポーパイ」がエフエムアップルウェーブにてスタート(第4土曜日)。
※ジョナ&レットによる、なんぼめじゃ!アポーパイの音源が公開される。
2012年5月3日
新曲「なんぼめじゃ!アポーパイ」の衣装を着物作家の”やまもとゆみ”が製作したことを発表。
2012年5月6日
弘前市りんご公園にて「りんご娘ミュージアム ~りんご娘のキセキ~ since2000」開催。
※このミュージアムにて、りんご娘.時代の旧シングルについて歌唱メンバーが判明する。
2012年6月8日
青森朝日放送(ABA)「りんご娘の産地直送☆青森最高!!」内にて募集していた”JOMON”ラブソングのグランプリが決定したことが発表される。
※編曲やりんご娘による作詞を経て、楽曲として公開される予定と告知されるもお蔵入り。
2012年8月28日
12nd Single「なんぼめじゃ!アポーパイ」をリリース。
※カップリングとしての「ずっとずっとずっと」を収録、2007年の初披露から実に5年越しの音源化。
2012年9月16日
カルチュアロード2012にて、アルプスおとめ待望のオリジナル曲「ニジイロリンゴ」を初披露。
※発表当初はキーとサビの符割りが異なった。
2012年11月21日
アルプスおとめ 1st Single「ニジイロリンゴ」をリリース。
※斉藤《王林(2代目)》リーダー期の功績。
2012年12月3日
第3期 ジョナゴールド(初代)卒業発表。
※初めての事前発表かつ卒業という表現が公式に使われたのも初であった。
2012年12月27日
「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2012」が弘前文化センターにて開催。本公演をもって第3期 ジョナゴールド(初代)卒業。
りんご娘サポートメンバー 三上(2代目)脱退、レットゴールドストライキへ
2011年12月24日に開催されたPOWER LIVE 2011にて第6期メンバーのときが復帰し、ジョナゴールド・レットゴールド・金星・とき・三上の5名体制になったりんご娘。
2012年2月から三上(2代目)は高校受験による活動休止となり、きっと4月からはりんごの品種名が芸名として付けられるのだと、誰もが信じていました。
しかし、その願いは叶うことなくりんご娘サポートメンバー 兼 アルプスおとめ 三上(2代目)は卒業(事実上の脱退)となります。
この事務所による突然の事後報告はりんご娘メンバーに対しても行われたようで、レットゴールドは事務所の方針に抗議し、2012年4月1日にラジオ・テレビ等のメディア出演以外の活動についてストライキを行うことを発表します。
▶レットゴールド、ストライキ真っ只中…ジョナが頻繁に弘前に通うことに
ジョナゴールド(初代)の韓国オーディション番組挑戦や、とき脱退の際も同じように事後報告だったため、メンバーやファンのことを考え何度も抗議してきたレットゴールド。
その後、事務所と和解し2012年6月1日からライブ活動に復帰します。そして、卒業するメンバーについては卒業公演が準備されるようになるのです。
▶レットゴールド復帰直後のイベント
”JOMON”ラブソングはいずこへ…
この年、レギュラー番組の「産地直送☆青森最高!!」内にて三内丸山遺跡群への愛を歌った”JOMON”ラブソングの楽曲を募集し、編曲とりんご娘による作詞を経て、新曲として発表される旨の告知をしており、2012年6月8日にグランプリ受賞者が番組内で発表されました。
グランプリの方はインタビューにも応えており、今後の展開が楽しみでしたが…残念ながら、楽曲が発表されることはありませんでした。
新曲「なんぼめじゃ!アポーパイ」リリース、「ずっとずっとずっと」の音源化でメンバー卒業を予感
2011年12月24日のPOWER LIVE 2011にて初披露されて以降、各イベントにて積極的にパフォーマンスしていた「なんぼめじゃ!アポーパイ」ですが、2012年8月28日に12nd Singleとしてリリースされます。
また、新曲用の衣装は着物作家の”やまもとゆみ”さんによる制作であることも発表されます。
衣装に予算をかけられるようになったほか、2010年12月の「トレイン」、2011年9月の「トレイン(3番追加Ver.)」のリリースと非常に早いペースでのCDリリースが続いたことで、りんご娘の活動が安定してきたことを印象付けました。
また、カップリングに収録されたラブソング「ずっとずっとずっと」は2007年12月21日のPOWER LIVE 2007にて初披露されてから、実に5年の時を経て音源化されました。ファンからの人気も高く音源化が待たれていた楽曲でしたが、曲調や歌詞の内容から誰かが卒業するのではないかという不安も、ファンの頭をよぎりました。
ショナゴールド(初代)卒業、りんご娘史上初の卒業公演開催
2012年12月3日、第3期メンバーのジョナゴールド(初代)が2012年12月27日に弘前文化センターで開催される「りんご娘&アルプスおとめ POWER
LIVE 2012」をもって、りんご娘を卒業することが発表されます。
POWER LIVE 2012の開催自体は2012年11月6日の時点で発表されておりましたが、サブタイトルが「奇跡の出会いにありがとう」ということで、「ずっとずっとずっと」のリリースも相まって意味深なメッセージとして受け取っていましたが、当時のファンの予想が現実のものとなりました。
関東での大学生活を送る中で、これからの人生の新たな目標を見つけたジョナにとって決意と約10年間に渡ってりんご娘として活動できたことに対する感謝のキモチを込めたライブとなりました。
オルゴールVer.から始まり、最初で最後の披露となる4人の美しいハーモニーが印象的な「海」。「バスターミナル」や「雪のブルース」ではメンバーを交代し、いつもとは違ったコーラスワークを付け加えるなど、”ダンス&ヴォーカルユニット”としてのプライドと歌唱力を見せつける渾身のパフォーマンスでした(初代サウンドプロデューサーのhiroさんも会場に駆けつけていました)。
また、「なんぼめじゃ!アポーパイ」発売後一度も披露されていなかった「ずっとずっとずっと」を最初で最後の披露と宣言しジョナ&レットで歌うなど、涙なしでは見ることのできませんでした。
りんご娘の礎を作った初代ジョナが後世に与えたもの
2003年5月31日に第3期メンバーとして加入したジョナゴールド(初代)。その当時のりんご娘.は青森県内での地位を確立しているわけではなく、月に1~2回行われるイベントに向けてレッスンを続ける日々でした。
そして、つがる(2代目)・紅玉(2代目)・金星(初代)・未希ライフ・レットゴールド・金星(2代目)・むつ・とき・サポートメンバー 三上(2代目)と10名ものりんご娘メンバーと活動を共にし、うち6名の脱退を経験しました。
卓越したトークスキルとハスキーボイスを活かした圧倒的な歌唱力が魅力的だったジョナ。様々な事情で変わっていくりんご娘をレットゴールドと共に支え続けた結果、テレビやラジオで冠番組を持てるようになり、弘前市とタイアップしたPRキャラバンに白羽の矢が立つまでになりました。ジョナゴールドの約10年間の努力の結果が、りんご娘を青森県内では欠かせないグループとして成長させたのです。
ジョナの卒業公演となるPOWER LIVE 2012が行われたのは弘前文化センター 大ホール。2007年は空席が目立ち、2011年は満員あと一歩まで来ていましたが、2012年は超満員でチケットが完売していました。りんご娘ファンを離れた方々も集結し、りんご娘 ジョナゴールドとして最後の雄姿を目に焼き付けに来たのです。
彼女の仕事へ取り組む姿勢やファンやスタッフ、関わってくださった方々への感謝のキモチは、ときやアルプスおとめ 斉藤(後の王林)へ大きな影響を与えることになりました。
そして、これまでは”脱退”と表現されていたりんご娘からの離脱で初めて”卒業”と公式に発表されたメンバーでもあり、卒業公演が開催されたのも初めてでした。彼女は最後の最後まで、りんご娘の歴史を大きく変え続け、有終の美で卒業していきました。
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