【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2007年
りんご娘年表 2007年
2007年5月4日
岩手県盛岡市のイベントにて新曲「ダイエット」を初披露。
※ケノシルのメンバーによって結成されたバンド「Oh!bandez (オバンデス)」の楽曲をカバー。
楽曲の長さや歌詞、振り付け、ハモリなど当初は大幅に異なっていた。
2007年5月5日
現在まで続く、弘前さくらまつり 四の丸演芸場でのライブを初開催。
※当時のりんご娘.4大イベントは”弘前さくらまつり”, "カルチュアロード", "菊と紅葉まつり", "弘前城雪灯籠祭り"。
2007年7月
夏のオーディションでアルプスおとめ 斉藤《後のりんご娘 王林(2代目)》が練習生に加入。
2007年7月21日
弘前城 本丸にて新曲「ダイエット」のMV撮影。ファンも参加型での撮影となる。
2007年8月
新曲「ドスコイ金星」がライブにて初披露される。
※当初は「どすこい金星」表記で、歌詞も”今日も金星 決め手君~どすこい”と異なっていた。
2007年8月19日
24時間テレビ in あおもり内にて「ダイエット」MVを初公開。
2007年9月9日
カルチュアロード2007にて「アルプスおとめ」がリーダーの下山・工藤(後の金星(2代目))・斉藤(後の王林(2代目))・小林の4名で正式デビュー。
2007年9月
弘前りんごPRソング「トコ・ドッコイ弘前りんご」が弘前市役所HPにて無料配信開始。
2007年11月
新曲である「ダイエット」「ドスコイ金星」がi Tunes Music Store, music.jpにて配信リリース。
※当初は予算の都合でCDリリースの予定がなかった。
2007年12月21日
「RINGO MUSUME. POWER LIVE 2007」が弘前文化センターにて開催される。
※初の年末開催。2007年からアルプスおとめもPOWER LIVEに参加するようになる。
2007年12月24日
10th Single「ダイエット」がリリース。
※2008年夏に全国販売盤発売予定とアナウンスされるも頓挫。
樋川代表セルフプロデュース期始動 コミックソング路線を歩む
2006年2月に初代サウンドプロデューサーのhiro(田中裕史)さんが退任されてから、新曲の発表・リリースが滞ってたりんご娘.の打開策として、樋川代表が自ら楽曲を制作する”セルフプロデュース期”に突入します。
編曲に宮城県在住の作曲・編曲家である橋元成朋(はしもと しげとも)さんを迎え、「ダイエット」「ドスコイ金星」「トコ・ドッコイ弘前りんご」といったコミカルな印象の強い、青森らしさ満載の楽曲を歌うようになります。
第1弾として発表された「ダイエット」は、2005年まで活動したりんご娘.専属バックバンド ケノシルの前身となったバンド「Oh!bandez (オバンデス)」の楽曲をカバーしたもので、ドラムを担当していたしぶちゃんこと渋谷拓弥さん作詞・作曲の楽曲。
▶MV撮影にはファンも参加
続けて発表された「ドスコイ金星」は、樋川新一 代表 初作詞・作曲による楽曲となりました。
▶ジョナゴールド(初代)・レッドゴールドのほか、アルプスおとめ 下山・工藤(初代)・斉藤・小林も出演
そして、弘前市が楽曲を公募し制作した弘前りんごPRソング「トコ・ドッコイ弘前りんご」(作詞:五十嵐正一 作曲:石田容子 編曲:橋元成朋)もりんご娘.の新曲として精力的に披露されます。
▶音源は弘前市役所HPにて無料配信されていました
うち、「ダイエット」「ドスコイ金星」の2曲は予算の都合で当初配信限定で2007年11月にリリースされますが、2007年12月24日には10th SingleとしてCD化されます。
しかし、hiroさんの作ってきた楽曲たちとはかけ離れた作風の新曲に抵抗感を示すファンも多く、サウンド面でりんご娘.を好きになったファンはイベントで姿を消すこととなりました。
悪夢のPOWER LIVE 2007
毎年恒例のPOWER LIVEですが、2007年は前回開催の2006年2月から約2年ぶりの開催でファンの期待が高まっていました。
また、会場がこれまでの弘前駅前市民ホール(約300名)から大幅なキャパ増となる弘前文化センター 大ホール(552名)となり、事前に4部構成のライブになる旨も発表されていました。
しかし、2時間弱のライブの中で歌われた楽曲は14曲、うち2曲は新曲の「ダイエット」でした。第1部ではりんむす.きっずと共にちびっ子メインの曲目。第2部ではドリフターズ風の学園ものコント(ゲストでマジド・シャイエステ登場)。第3部は一輪車団体とコラボで2曲(りんご娘.にぶつかりそうでヒヤヒヤ)。第4部にみんなでダイエットを踊りましょう企画。
当時のりんご娘.ファンのブログでは、りんご娘.がオリジナル曲を歌って踊る、今までのPOWER LIVEとの違いに戸惑いを感じ、年1度の有料自主興行ライブだからこそちゃんとライブをしてほしいとの声が非常に多く見受けられました。
弘前文化センター 大ホールのキャパが552席だったのに対し、記憶では半分程度しか埋まっていませんでした(金曜日開催だったこともあり)。また、客席にいたのはりんむす.きっずとして参加した子どもたちと親御さんが大半で、大幅な路線変更もあり当時のりんご娘.ファンは明らかに減っていました。
りんご娘.アコースティック路線へ
2006年にジョナゴールド(初代)ソロ曲として披露された「津軽富士」でその萌芽がありましたが、POWER LIVE 2007ではレッドゴールド作詞・作曲の初ソロ曲「大丈夫」やりんご娘.としての新曲「ずっとずっとずっと」が披露されました。
どちらも、ピアニストの野呂里香子さんによる編曲で、ピアノ一本のアコースティックサウンドによる楽曲でした。
ジョナもMC中に「りんご娘.2008年はアコースティック路線で行きます」と宣言しており、2008年は野呂里香子さんの生演奏により3曲を披露する機会も度々ありました。
また、2007年は「ドスコイ金星」など橋元成朋さん編曲によるコミックソング路線を突き進んでいましたが、優しい歌詞とメロディーが印象的なバラードナンバー「ずっとずっとずっと」は「ドスコイ金星」と同じく樋川代表が作詞・作曲したということで、セルフプロデュースで作る楽曲の振り幅の広さに驚かされました。
▶レッドゴールド ソロ曲の「大丈夫」、ライブ会場限定盤や正式盤などいくつかVer.がありますが、こちらが原曲