【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2014年
りんご娘年表 2014年
2014年3月4日
「弘前アクターズスクール2014春生オーディション」開催発表。”弘前アクターズスクールプロジェクト”から”弘前アクターズスクール”へ改名。
2014年4月1日
アルプスおとめ 福士《後のジョナゴールド(2代目)》・葛西(後の彩香)・今が加入。
2014年5月6日
”劇団RINGOAME”の旗揚げ公演「りんご飴売りの少女」が弘前市民文化交流館ホールにて開催。
2014年7月24日
りんご娘が「青森県反射材大作戦」応援大使に任命される。
2014年8月3日
”劇団RINGOAME”第2回公演「りんご飴売りの少女~pomme d’amour~」が弘前市民文化交流館ホールにて開催。劇団RINGOAMEテーマソング「真っ赤な笑顔」初披露。
2014年9月21日
弘前モータースクールで行われた交通安全フェスタにて青森県反射材大作戦PRソングの「キラリ☆あおもり反射材」が初披露。
2014年9月28日
「アルプスおとめ第1回選果投票」の結果を発表し、選ばれたメンバー6名が2014年10月からの新体制アルプスおとめとして活動。
2014年10月12日
同日放送回より青森テレビ(ATV)放送の「いいふるさと、いい話、みつけた」にりんご娘がレポーターとして復帰。
2014年12月27日・28日
「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2014」が弘前市民文化交流館ホールにて開催。「真っ赤な笑顔」のMV初公開。
創立から丸13年、ついにプロジェクトが外れる
2000年6月末に「弘前アクターズスクールプロジェクト(HASP)」が創立されてから丸13年を迎えた2014年、毎年恒例の春オーディション告知ポスターから「弘前アクターズスクール」表記に変わりました。
りんご娘やアルプスおとめの活躍により練習生(リーフ)の人数も増え、全国に劣らないほど立派にアクターズスクールとしての機能を果たせるようになったことからの判断だったと思われます。
また、メディアでもこれまでは弘前アクターズスクールプロジェクト所属の○○と紹介されていたものが、リンゴミュージック所属の○○という表記や紹介に統一されるようになったのもこの時期でした。
アーティスト・タレントの所属事務所がリンゴミュージック、リーフ等のレッスンスクールが弘前アクターズスクールという形に分けられるようになりました。
アルプスおとめへスーパーエースが加入
2013年12月22日に開催された「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2013」にてアルプスおとめに新メンバーとして福士・葛西・今3名の加入が発表されました。
2013年以降は弘前アクターズスクールの練習生が増えていたこともあり、アルプスおとめ・リーフからメンバー同士で投票し合い、選抜されたメンバーが都度バックダンサーを務めるようになっていましたが、この3人は練習生時代からバックダンサーを務める機会が多く、ファンの間ではアルプスおとめ昇格が期待されていました。
あまりスカウトしない樋川代表が思わずスカウトした逸材、福士(後のりんご娘 ジョナゴールド(2代目))のほか、もともと王林と大親友でかわいらしいビジュアルの今、2013年夏のオーディションで入所後ダンススキルの高さで頭角を現した葛西(後のりんご娘 彩香)は、3人とも練習生になって1年足らずでの昇格ということもあり、りんご娘よりアルプスおとめのほうが面白くなってきたと当時のファンに言わしめるほどでした。
▶お披露目イベントで3人だけの歌唱をするのは異例中の異例
エース格のメンバーが加入したアルプスおとめは7名体制となり、佐々木をリーダーに”ニジイロ学園”と称して更なる活躍が期待されていました。
りんご飴マン presents 劇団RINGOAME旗揚げ
2013年12月22日に行われた「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2013」のアンコールで登場したりんご飴マンから発表のあった劇団RINGOAME 旗揚げ公演「りんご飴売りの少女」が、2014年5月6日に弘前市民文化交流館ホールにて開催されました。
これまではリンゴミュージック序列トップのりんご娘ばかりがメディア出演やイベントでフォーカスが当たることが多く、アルプスおとめの単独イベントも増えつつありましたが基本的にはバックダンサーで、イベント中に1~2曲歌わせてもらい、練習生(リーフ)に至ってはイベントに出てくる機会がほぼありませんでした。
そんな中、新たに旗揚げされた劇団RINGOAMEは年数や序列関係なく「誰にでも平等にチャンスがある」ため、毎回オーディションで主演などの配役を決定していました。
旗揚げ公演となった「りんご飴売りの少女」では、当時リーフのメンバーだったはるる(後のアルプスおとめ外崎)がオーディションの結果主役に抜擢され、劇中でトレインをソロで歌うなどしていました。そして、劇団RINGOAMEでの活躍がきっかけのひとつとなり、半年後にアルプスおとめに昇格することになります。
今まで、ファンもなかなか知ることのできなかった弘前アクターズスクールレッスン生のキャラクターや個性が劇団RINGOAMEで爆発し、チャンスを掴んだことで運命が大きく変わるメンバーがたくさんいたのです。
当時、東京で広告代理店の仕事をしていたりんご飴マン(下田翼さん)が監督・脚本を手掛けたことで、新たなエンターテイメントの風がリンゴミュージック内に吹き込まれ、りんご娘やアルプスおとめ、リーフのメンバーに大きな刺激と成長をもたらします。
▶旗揚げ公演「りんご飴売りの少女」でテーマソングとして歌われた楽曲
また、旗揚げ公演から3ヶ月には第2回目の公演となる「りんご飴売りの少女~pomme d’amour~」が同会場で開催され、りんご飴マンが作詞・樋川代表が作曲した劇団RINGOAMEテーマソング「真っ赤な笑顔」が初披露されます。
「青森県反射材大作戦」応援大使に任命、待望の新曲はPRソング
2014年7月24日、りんご娘は青森県庁にて「青森県反射材大作戦」応援大使任命式に参加し、反射材普及のためのCM出演・PR活動を行なっていくことが発表されました。
そして、PRソングの製作も発表され、2014年9月21日の青森スマートドライバー関連のイベントで新曲となる「キラリ☆あおもり反射材」(作詞:岡 美和 作曲:礒村 淳 編曲:不明)が初披露されました。
歌詞は反射材の効果について歌った内容ですが、曲中の津軽三味線の演奏は松田隆行さんによるものでサウンド面では結構凝っている作りでした。
▶イベントではPRも兼ねて頻繁に披露された
Mr.マサックと共にキラリ☆あおもり反射材を使用したCM撮影を行ったほか、県内の小中学校に非売品CDが配られるなどもしました。
りんご娘 とき&王林体制になり初の新曲であった「キラリ☆あおもり反射材」ですが、PRソングという位置付けから公式シングルとして発売されることはありませんでしたが、2015年3月10日にT-Palette Recordsから発売されたコンピレーションアルバム「Japan Idol File 2」に収録されています。
物議を醸したアルプスおとめ第1回選果投票
2014年9月、アルプスおとめにファンを激震してしまう新たな動きがありました。
2013年4月からメンバーとして活動していた岩崎が学業に専念するために一旦活動休止することを発表。そのため新メンバーを迎えることになったアルプスおとめでしたが、リーフに人数が大増員していたこともありチャンスを与える為に、メンバー・スタッフ・そして一般投票を参考にしたアルプスおとめ選果投票が行われることになりました(AKB48選抜総選挙が流行っていたこともあり、参考にしたのだと思われます)。
2014年4月時点で7名に増員していたアルプスおとめですが、事務所が6名が適切な人数と判断し、誰かしら選ばれないメンバーが出てきてしまう可能性が高くなりました。
そして、ダンス・ボーカル・ルックス・ユーモア・キャラクター・トークそれぞれ秀でたメンバーを選出した6名体制になることが発表されます。
ここで、2014年9月20日・21日に弘前市りんご公園にて行われた「ひろさきりんご収穫祭」会場にて受付する一般投票を選果投票の参考にしたことで物議を醸してしまいます。
投票から1週間後となる2014年9月28日に行われたカルチュアロード2014にて、以下のメンバーが新体制のアルプスおとめとなることが発表されます。
2011年9月からアルプスおとめとして活動したリーダー 佐々木、そして2014年4月に新メンバーになったばかりの今の2名がアルプスおとめから降格してしまいます(復帰するのは何と1年後の2015年10月から)。
▶選果投票の結果発表直後の「真っ赤な笑顔」
1つの能力に秀でたメンバーが選出されるシステムになっていたため、佐々木や今のようなバランスが良く総合力の高かったメンバーが不利になってしまう投票制度でした。また、普段から活動を目にしていないが投票イベントが行われたりんご公園にたまたま訪れていたお客様の票も結果に反映されていたこともあり、当時ファンの間では物議を醸してしまい、次回の選果投票からは内部選果(スクール生同時での投票)のみを反映させた投票システムに変わります。
伝説のPOWER LIVE 2014、とき&王林のプライドを魅せた全力ライブ
前年に引き続き弘前市民文化交流館ホールにて2DAYSでの開催となった「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2014」。
1日目はアルプスおとめ中心のライブで、選果投票制度が施行されたため2014年前期・後期でメンバーが異なったため、それぞれパフォーマンスしました(後期リーダーの福士はインフルエンザにより直前で欠席)。また、公演中では第3回となる劇団RINGOAMEの公演も、アルプスおとめ主演で行われました。
2日目は「りんご娘全力ライブ」ということで、RINGO MUSUME
. POWER LIVE 2008以来久しぶりとなるりんご娘の単独ライブとなりました。
りんご娘公式HPでは、事前に演出や楽曲についてファンから要望を募集しており、前半はりんむすきっずと共に「りんごのキモチ」や「ダイエット」「キラリ☆あおもり反射材」などをパフォーマンスしたほか、りんごづくしのセットリストパートでは「焼きりんご」「なんぼめじゃ!アポーパイ」「リンゴの唄」といったりんごにまつわる楽曲をまとめて披露しました。
ライブ中盤では、「真っ赤な笑顔」のMVが初公開され、今までのりんご娘作品には無かったクオリティの高さにファンは度肝を抜かれると同時に、りんご飴マンに対する感謝の言葉も急激に増えます。
▶ライブではMV映像をバックに2人が生歌唱
そして、ライブ後半では全力セットリストと題し、2NE1の楽曲「I AM THE BEST」のダンスパフォーマンスからの「A.D.D~Give me Power!!~JONKARA~Fly High」をノンストップで披露する圧巻のパフォーマンス。
特に、2013年からレッスンを重ね続け、披露まで約2年の歳月をかけて復活した「JONKARA」のイントロが流れた瞬間会場全体がどよめき、ファンのすすり泣く声が聴こえるほどでした。
アンコールでは2人になってから初披露の「YOU」も歌うなど、とき&王林のりんご娘としてプライドをファンに見せつけるライブとなりました。
▶とき&王林で解禁直後の「YOU」
また、アンコールでは卒業メンバーである元・レットゴールドと元・金星(2代目)もサプライズ登場し、とき・王林・レットゴールド・金星の4名で「トレイン」と「りんごのキモチ」を披露しました。そこには、先輩2人と肩を並べても全く見劣りしないときと王林の姿があったのです。
この”りんご娘全力ライブ”をもって、とき&王林のりんご娘は歴代の先輩メンバーにも負けない唯一無二のりんご娘として多くのファンに認められました。
王林覚醒、りんご娘のDIVAに
「りんご娘&アルプスおとめ POWER LIVE 2014」のDAY2、「りんご娘全力ライブ」にて、王林の歌唱力は覚醒しました。
1年前のPOWER LIVE 2013でその萌芽は見えはじめていましたが、アルプスおとめ時代の線の細い歌声は完全に影を潜め、激しいナンバーでは力強く、バラードではエモーショナルに歌い上げるようになりました。
実は地声での音域が歴代メンバーでも随一のときの歌唱力が年々上がり続けていたため、コーラスとしての活躍の機会が増えたことはもちろんですが、2014年に入り王林の歌い方が大幅に変わったことで「JONKARA」を復活することができ、”ダンス&ヴォーカルユニット”としてのりんご娘が復活。りんご娘のオリジナル曲を全て歌うことのできるようになったのです。
▶とき&王林で解禁直後の「JONKARA」
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