【ライブレポート】ALPS-OTOME 15th Anniversary Live 〜ニジヲカケル〜
原田種苗 Presents ALPS-OTOME 15th Anniversary Live 〜ニジヲカケル〜
日時:2021年8月15日(日) 16:00~
会場:KEEP THE BEATからのオンライン生配信
SET LIST
01. アルプスおとめのテーマ (2020 ver.)
02. ニジイロリンゴ (2020 ver.)
03. JET GIRL
04. JIGA-JIGA
05. ニジイロファイター
06. LOVE & SOLDIER (2013 ver.)
07. 焼きりんご (2004 ver.)
08. A.D.D (2005 ver.)
09. 目指せ!ファーストレディ
10. 好きみたい(相馬・安田)
11. SEBADAVA MAINEBION(吉田・須藤)
12. キミノアト [ももいろクローバーZ cover]
13. パラレループ
EN1. Fly High (2005 ver.)
EN2. ニジイロリンゴ (Original ver.)(アルプスおとめ + 西澤・外崎・清野)
EN3. りんごのキモチ (2013 ver.)(アルプスおとめ + 西澤・外崎・清野)
苦難を乗り越えて実現した、アルプスおとめ結成15周年ライブと新曲のリリース
2021年の目標として、様々なジャンルの楽曲を違った魅せ方で表現できる”カメレオンアイドル”を目指すと掲げていたアルプスおとめ。
2020年6月にはメンバーの対馬が卒業し”吉田・須藤・相馬・安田”の4人体制という、歴代のアルプスおとめでも非常に少人数のメンバー構成となりました。また、コロナ禍で活動機会を奪われていただけでなく、姉妹ユニットの”ライスボール”が新曲を立て続けにリリースしていく一方でアルプスおとめには新曲が与えられず、グループとして苦しい時期を過ごしました。
そんな先の見えない中でもあきらめずに日々レッスンで研磨し続けたアルプスおとめの4人にとっても、ファンにとっても待望のお知らせとしてリリースが発表された3rd Single「ニジイロファイター / 目指せ!ファーストレディ」、そして新曲を引っさげて8月15日の生配信が告知された”アルプスおとめ結成15周年記念ライブ「原田種苗 Presents ALPS-OTOME 15th Anniversary Live 〜ニジヲカケル〜」”。アルプスおとめとしては、2018年の”アルプスおとめ POWER LIVE 2018”以来3年ぶりの単独公演となりました。
全体を通して、虹の如く七色のパフォーマンスを意識した構成で、キュートなパフォーマンスやセクシー、クールなパフォーマンスとカメレオンのように変化していくセットリストとなった他、アルプスおとめ15年間のこれまでとこれからに虹をかけるようなライブとなりました。
また、衣装チェンジの際に流れた「ニジイロファイター」の制作メイキング映像では、レコーディング風景やジャケット撮影、MV撮影のオフショットが公開されました。特に、ジャケ写撮影時に初めてRec.音源が公開されたオフショットではリーダーの吉田が涙を流して喜んでおり、彼女がどれだけの重圧の中でアルプスおとめのリーダーを務め、そして新曲のリリースまで努力してきたのかを伺わせる映像でした。
天才コレオグラファー”須藤”によるアレンジが効いた、りんご娘カバーの数々
これまでのアルプスおとめワンマンライブは、パフォーマンス曲の半数以上が他アーティストやアイドルグループのカバー曲で固められていましたが、本公演では先輩ユニットである”RINGOMUSUME(りんご娘)”の楽曲カバーを中心に構成されました。
また、コレオグラフについては本家をそのままコピーするのではなく、「ニジイロファイター」や「目指せ!ファーストレディ」のコレオも担当したリンゴミュージック随一のダンススキルを持つ”須藤”によって、アレンジが加えられた形での披露。
りんご娘とはひと味もふた味も違う、”カメレオンアイドル アルプスおとめ”らしさ満載のセットリストとパフォーマンスとなりました。
アンコールでは、ライスボール 太陽が”西澤”としてパフォーマンスに加わったほか、4人とも縁の深い元・外崎と元・清野も加わり、7人で「ニジイロリンゴ」「りんごのキモチ」を披露しました。MCでは西澤・外崎・清野の3人からも労いの言葉がかけられ、吉田・須藤・相馬・安田の4人は大粒の涙を流しながらファンとスタッフ・メンバーに対する感謝の言葉を伝えました。
そして、この日からちょうど一年後、アルプスおとめはりんご娘として初ワンマンライブを開催するとは、このとき誰も想像していなかったのでした。