【HISTORICAL OF RINGOMUSUME】りんご娘年表 2010年
りんご娘年表 2010年
2010年4月1日
第6期 金星(2代目)・むつ・ときが加入。5年10ヶ月ぶりの新メンバー加入。
りんご娘.結成10周年を記念し「りんご娘.」から「りんご娘」に改名。
第5期「レッドゴールド」が「レットゴールド」に改名。
2010年8月17日
青森テレビ(ATV)「おしゃべりハウス」にて新曲「トレイン」初披露。
2010年9月12日
カルチュアロード2010をもって、第6期 むつが脱退。
※公式から発表はなく、11月にジョナゴールドのブログにて発表。
アルプスおとめに三上(2代目)が加入(後のりんご娘サポートメンバー)。
2010年12月4日
3年ぶりとなる待望の11st Single「トレイン」がリリース。
2010年12月18日
「りんご娘 & アルプスおとめ POWER LIVE 2010」が岩木文化センター あそべーるにて開催。
2010年12月26日・27日
ホリプロ主催の地方アイドルコンテスト「U.M.U AWARD 2010」に出場(天王洲銀河劇場)。
第6期加入、新生りんご娘始動
2010年4月1日、アルプスおとめから「工藤(初代)・三上(初代)・小山内」が昇格し「金星(2代目)・むつ・とき」として加入します。
当時、最長となる4年間の研修期間を経て昇格した金星(2代目)、アルプスおとめ加入から昇格まで約1年半とスピード出世となったむつ、歴代最年少でりんご娘へ加入したときの3名の加入により、2004年1月以来となる5人体制となったりんご娘。メンバーと2人・3人に分けたパフォーマンスを行ったり、既存曲もフォーメーションや歌割りを大幅に変更したため見ごたえ充分で、パフォーマンスがマンネリ化していたりんご娘の今後が楽しみになっていました。
また、新メンバーが加入し平均年齢も下がりフレッシュなイメージがついたことから、これまでの「ダンス&ヴォーカルユニット」という肩書きから「農業活性化アイドル」と自ら発信していくようになります。
一方で先輩メンバーのジョナ・レットと6期の3人との実力差は歴然としたもので、ジョナ&ベイビィ with 3人娘のような印象も否めない時期がしばらくは続きます。
りんご娘改名、ドットを取る決意
2010年4月1日、りんご娘.結成10周年を記念して、これまで付けていた「.(ドット)」を外し「りんご娘」名義へと改名します。
このドットですが、りんご娘結成時に参考としたモーニング娘。のマルからインスパイアされて付けたものでありましたが、雑誌やテレビなどのメディアでもドットを外されてしまうことも多く、モーニング娘。の二番煎じユニットではないという決意も感じられた待望の改名でした。
また、同時に第5期の「レッドゴールド」も「レットゴールド」に改名しますが、理由は定かではありません(サインは変わりませんでした)。
りんご娘史上最長年数在籍したレジェンドメンバーとそれを支えたメンバーが加入
2010年4月1日、第6期メンバーとして歴代最長となる11年間りんご娘に在籍することになる「とき」が加入します。ときは加入当時小学校6年生(11歳)でしたが、既に身長は160cmを超えていました。
当初歌唱力は高くなく、ソロパートはほとんどありませんでしたが、HASP加入前からダンススクールに通っていたこともありダンス面で目立っているメンバーで、当時のアルプスおとめメンバーから頭一つ抜けていました。
そして、最年少のときを支えたのが同期の「金星(2代目)」(愛称:ほっしー)でした。メンバーの中で1番身長が低かったですが、キレのあるダンスと美しいファルセットでハモリを担当することも多かったほっしー。
また、頭の回転も早く加入当初からMCも任されることが多かったのですが、面倒見も良くアルプスおとめ時代からリーダーとして見守っていたほっしーが最年少のときを支えました。
人と人とのつながりを生む名曲「トレイン」の発表
2010年12月に、東北新幹線全線開業をひかえていた青森県。そのタイミングに合わせて準備されていた待望の新曲「トレイン」を、青森テレビ(ATV)の「おしゃべりハウス」にて初披露します。
作詞・作曲を担当した樋川新一 代表は発表の2年前となる2008年頃から準備していたそうです。(実は、POWER LIVE 2009内でも布石として東北新幹線全線開業応援ソングユニットの結成というネタが仕込まれていました。)
初披露された際はリリース後とは振り付けも歌割りも全く違うものであり、5人それぞれにソロパートがあったりと5人のために作られた、5人で歌う意味のある楽曲となっていました。
また、この頃まではジョナ・レットのイメージが強かったことからりんご娘が5人になったことに対する批判の声が少なからずありましたが、トレインを歌い広めていくことで批判の声が減っていきました。
むつ、加入からわずか半年で脱退
2010年9月12日に行われたカルチュアロード2010のイベント以降、第6期メンバーとして加入した「むつ」がステージに上がることはありませんでした。
カルチュアロードでは5人で「LOVE & SOLDIER」や「トレイン」を披露したほか、レット・金星・むつで「JONKARA」、ジョナ・ときで「雪のブルース」を披露するなど、新メンバー加入後の集大成的なイベントでもありました。
それまでは、どうしてもジョナ&ベイビィ with 3人娘感が否めませんでしたが、新メンバーの成長やパフォーマンスで魅せ方の工夫がみられるようになり、ようやく”りんご娘が5人になった”という印象を持てるようになっていた矢先でした。
カルチュアロードの段階ではむつは脱退することは事務所も想定していなかったようです(ブログ内で今後が楽しみと記載)。
脱退について公式HPで発表されることもなく、11月に入り突如むつの項目が削除されます。その後、ジョナゴールド(初代)が当時更新していた個人ブログ「あげたヤケドした。」内にて「むつが家庭の事情で脱退した」と報告されるに留まりました。
待望となる、3年ぶりのCDリリース
2010年12月4日、JR東日本 東北新幹線全線開業日に11th Singleとなる「トレイン」をリリースします。2007年12月24日にリリースされた、前作の「ダイエット」から実に3年ぶりのCDリリースとなりました。
「トレイン」は東北新幹線全線開業”勝手に”応援ソング、かつ惑星探査機はやぶさ”勝手に”応援ソング(後者はこじつけ感満載)でしたが、JR弘前駅コンコース内でも放送されたり、記念イベントを弘前駅でも開催出来たりと非常に協力的な中でプロモーションを行いました。
このトレインがきっかけで、新たなファンやレギュラーの獲得に繋がり、2011年以降りんご娘としての活躍の場が広がっていきました。
ご当地アイドルコンテストへ初挑戦
結成10周年を迎えたりんご娘ですが、10年の間にご当地アイドルと呼ばれる存在は日本各地至るところで結成され、コンテスト等も開かれるようになっていました。
一方、りんご娘としてはここまでコンテスト等での表彰歴はありませんでした。そして、ホリプロ主催の地方アイドルコンテスト「U.M.U AWARD 2010」(天王洲銀河劇場)に青森県代表として出場します。
新曲であった「トレイン」「だびょん」を引っ提げて磐石の態勢での出場でしたが、惜しくも優勝を逃してしまいました(優勝は新潟県代表のNegicco)。