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5月病にご用心!

こんにちは。玉谷クリニックです。
ゴールデンウィークが終わり、そろそろ体も慣れた頃でしょうか?
5月は晴れると青空がすがすがしく、まだ暑さが本番を迎える前でお散歩にもちょうどよい、新緑が美しい季節ですね!
そんな過ごしやすい季節のはずなのに、こんな症状に身に覚えはありませんか?

なんだか体が重だるい……。
朝起きるのがつらい……
息がうまく吸えない気がする……。

息苦しい、という症状ですと最近では新型コロナウイルスの心配もありますね。
春になってからまた、当院でも新型コロナウイルスの検査数がまた増えてきてしまっています。
しかし、PCR検査を受けても陰性であったり、そもそも不調の原因がわからず困っておられるかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
もしかするとその症状、「5月病」かもしれませんよ!


「5月病」って知ってますか?


5月病という言葉はよく耳にするかたも多いでしょう。
しかし、実際はどのような経緯で起こっているものなのか正しくご存じでしょうか?

4月から学校や就職等をはじめとして、これまでと違う環境に身を置くことになった、というかたが多くおられます。
そういった新しい刺激は、知らず知らずのうちにストレスとなっていくものです。
ストレスは、人間のからだに多くの影響を与え、不調となってからだに現れていきます。
連休明けに働きだすタイミングで体調を崩されるかたが多いことから「5月病」という名前が付きました。

「5月病」はストレスを起因とした「適応障害」のことをいいます。
慢性的なストレスは、鼻や口のなかといった粘膜に存在する免疫物質の量を低下させてしまい、風邪や感染症にかかりやすくなるという研究結果も発表されています。
単にストレスだからと軽くとらえず、しっかり不調と向き合うことが大切です。


5月病を予防・改善するために。


それでは、5月病を予防・改善するためにはどんなことができるでしょう。
方法の1つとして挙げられるのは、軽い有酸素運動を行うことです。
5月病の状態のような軽いうつ状態では、脳のなかでセロトニンという物質が減少してまっている状態です。
有酸素運動をすると、このセロトニンの分泌が活発になって、気持ちが落ち着いたり、前向きな気分を得ることができます。
また運動に集中することで、頭のなかでずっと気にかかっているものから意識をそらすことも期待できるでしょう。


お気軽にご参加ください

ひとりで運動するのが難しい、という方はぜひ玉谷クリニックの「運動教室」にお越しください!
コロナ流行前から人気だった「運動教室」が令和4年5月より再開いたしました!
第2・第4金曜日のお昼から、待合室で開催しております。
事前予約制ですので、クリニック受付までお声かけくださいね。
運動を通して知らない方と仲良くなることも、ストレス解消に役立ちますよ!


玉谷クリニックでの「5月病治療」


玉谷クリニックでは、まず内臓に異常がないかをチェックするために血液検査を行います。
5月病、と思っていたのに実は違う病気が潜んでいた、ということを避けるためです。
そうして検査結果や診療結果をもとに、患者様おひとりおひとりにあった治療を提案していきます。
年齢や性別に応じて、ビタミン剤やメルスモン療法、ほかには漢方薬のご提案も可能です。


玉谷クリニックで処方される漢方の例

▼当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
血行をよくして体をあたためる効果があります。貧血症状を改善したり、痛みをやわらげる効果やホルモンバランスを整える効果も期待できます。

▼桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血行障害を改善する漢方薬です。
熱のバランスを整えるためのぼせや冷えの改善効果があり、頭痛、肩こり、めまいなどに効果があります。
ほかにも、湿疹・皮ふ炎といった皮ふトラブル改善にも用いられます。

▼加味逍遥散(かみしょうようさん)
血液の流れを良くして体をあたため、滞った熱は冷ましてくれる効果があります。
急な顔のほてりや手足の冷えの改善、ストレスによる頭痛やめまい、不安、不眠といった心の不調にも用いられます。

▼補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
気力がわかず、食欲がないといった状態のときに用いられる、元気を補う効果がある漢方です。
だるくて疲れやすい、といった症状に用いられます。

これらの漢方は、患者様おひとりおひとりにあったものを医師が判断して処方いたします。
まずは一度、ドクターにご相談くださいね。



<専門医師・看護師・糖尿病療養指導師・管理栄養士・超音波検査技師・医療事務コンシェルジュによるチーム医療で皆さまに寄り添い、健康寿命をのばすお手伝いをする玉谷クリニック>


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