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【yourflag】モニター体験記 #4 自分の生き方を知った2ヶ月間と残した成果

フリーランスを手段に、自分の人生の真ん中で生きる人を支えるyourflag。モニターとして一緒に走り抜けてくれたライター柴山友吾さんの最後の体験記です。友吾さんはyourflagで推奨されている「柱となる技術を持っていて、すでに仕事を行ったことがある方」にが該当しない方でしたが、圧倒的な熱意を持っていたためモニター選考にて選ばせていただきました。2ヶ月間という短い期間でどのような変化を遂げたのか。そして、彼の手中に残ったものとは?

いよいよ10日後、11月28日に1月スタート募集開始!

自分の真ん中を生きる仕事

yourflagでは、自分の内面を見つめるマインドセットのほかにも、それぞれが設定したゴールに向かってたまさんが一緒に走ってくれる「伴走支援」も行っています。

私が達成したゴールは、自ら運営しているお酒ブログにて、取材経験0だった私が実際にアポ取り〜執筆まで行って記事を完成させたことです。

最後の体験記になりますが、そもそも自分がお酒ライターというジャンルで走り始めることにしたきっかけを書かせてください。

#1で記載のとおり、私はライターとして歩むことを決意しました。さらに、お酒を知ることで物事の本質を知る大切さや楽しさを学んだことから、その豊さを伝えたいと思って「お酒ライター」を目指しています。

幸いなことに、周りからしばしば「お酒強いね」なんて言われることがあるくらいには飲める体質なのもあり、学生時代は種類にこだわることもなく、いわゆる学生飲みに満足していました。

ただ、そんな日々の中でも、味の違いを感じるきっかけをくれたお酒が二種ありました。
一つ目は大学のマーケティングの授業で学び、その後行った居酒屋のメニューで見つけて、みんなで一杯を回し飲みした「獺祭」。二つ目は社会人になってから初めてBarに行った際、ウイスキー好きで資格も持っている同僚と一緒に、バーテンダーのうんちくを聞きながら飲んだ「カナディアンクラブ」です。

はっきりと銘柄を意識して飲み出したきっかけのお酒で、明確な味わいの個性を感じました。もっと言うと、それぞれのお酒に存在している、造り手さんやその方の思いのようなバックグラウンドを知ってから飲むと、また味が変わって感じられたという経験をしました。

そして、上記のように当時の思い出も加わると、自分の中でエピソード付きの特別なドリンクになります。

一連の経験を通して感じたことは「お酒って、人間っぽい」です。

みなさんにも合う人合わない人、好きな人嫌いな人がいると思います。
どんな相手にも個性を作り上げたそれぞれのルーツがあって、でもそれは上澄みだけ見ていては気付くことができません。お話を聞いてやっとわかることがほとんどで、合わないと感じていた人でも、違う一面を知ることで意外と好きになるかもしれない。

そして、上澄みだけでなく中身を知った人とのことは、関連する何かを見たタイミングでふと思い返すことだってあります。

これらの体験は、対象を深く知ったことで、違った視点からのアプローチができるようになったことがもたらしたものです。その人やモノの本質を知ることは、自分の人生をも深くしてくれると考えています。

私はお酒がきっかけでしたが、情報で溢れている今こそ、何事も本質を知ろうとすることを大切にしたいと思っています。

私の記事が知識を得る楽しさに気付くきっかけになってほしい。

そんな思いを胸に書き上げた記事が、自分の真ん中を生きたyourflagモニター期間で残した最大の成果です。

▷執筆した記事はこちら
(読んでいただけたら泣いて喜びます…!)

迎えたセッション最終回〜卒業

実は前述のインタビュー記事は、最後の最後にやっと形にできたものです。
最終回のセッションは、この経験の振り返りから始まりました。

私が真っ先に伝えたのは「楽しかった」ということ。

アポ取りは実際にお客さんとして訪問し、会計時に名刺をお渡ししOKをもらえて、意外とすんなりできました。ただ、そのあとは緊張で、気付けば取材のイメトレを繰り返す日々でした。どちらかというと楽しみより不安の方が大きかったかもしれません。

当日はもう一方の仕事を終えた足でそのまま向かいました。事前にたまさんから助言もいただいていたなかで、一番意識したことは、たまさんの取材現場を見学して学んだ「雰囲気作り」です。

自分の中でひとつギアを入れて、声のトーンを上げて、入りを大事に…。
何よりも相手にやってほしいことは、初めに自分がぶつけることで実現するので、興味があるということと、好きという感情を素直に表現する。

そんなことを考えながら始まった初取材だったのですが、エピソードの中に出てくるお店や店主さんの魅力を知るうちに、私は惹きつけられて、雰囲気を”作る”必要がないくらい、興味を抑える方が難しかったです。

長くても1時間くらいを目安に考えていた取材時間は1時間を超えるほど盛り上がり、取材が終わると逆インタビューが始まるほどの関係性や雰囲気になっていました。

終わってみれば、誰よりも私がお店・店主さんのことを好きになっていました。

その後の帰り道でも興奮が冷めることなく、道中でたまさんにすぐLINEしてしまうほどでした。
同時に、こんな貴重なお話を最前線で聞けたことへの感謝と、この情報をどうやったらその価値のまま伝えられるかを考えていました。

そして、書き上げたのが先ほどの記事です。たまさんから「私も行きたくなった」という感想を聞けたときはとても嬉しかったです!

yourflagの最終ゴールである屋号決め

セッションも残すところ、yourflagの最終ゴールである屋号決めです。
この体験記のライタープロフィールに屋号が入ったことに気付いた方はいますか?

2ヶ月間で掘り下げた自分の価値観を反映して、たまさんと一緒に持ち寄った候補から吟味して決めました。(たまさんとお揃いの「舎」をいただきました!)

モニターさんの中には、セッション中に何時間も悩んで決めた方もいるそうです。これから掲げていく旗だからこそ、簡単には決められないですよね。

ここまでのエピソードがあるからこそ、とてもお気に入りの屋号です!
無事にyourflagから自分の旗を授かり、卒業を迎えることができました。

最後には、開業届を出す日と会社員を卒業する時期の目安も決めて、今も動き続けています!

2ヶ月前の自分と今の自分

一つひとつを思い返しても、これまでの人生の中で夢につながっていると明確に実感する行動ができていた2ヶ月でした。

yourflagに参加する前は、ライターになりたい思いは持っていたものの、その輪郭はふわっとしていました。文字単価の低いクラウドワークスでやっていくことしか知らずに、今もそれを続けていたと思います。

それが、自分のライター像をしっかり持って、好きなジャンルで取材記事を仕上げるところまで進めることができました。
この行動力や物事を進める速度の変化は、紛れもなくyourflagのおかげです。

そして、「自分の生き方」を知れたことが、とても大きいなと感じます。
何をしているときが幸せか、自分に嘘をつく必要のない生き方とは、その生き方を実現するための具体的な行動の仕方とは…。

どこか納得のいかない日常を送っていた私。今はモニター参加前より明確に忙しくなっているはずなのに、日々心が充実しています。
(当時どんな顔をしていたのか自覚はないですが、たまさん曰く一番目が変わったそうです。)

年末恒例の「今年も何もしなかった。また来年」といった思いは今はありません。長いようで終わってみればあっという間でしたが、2ヶ月前にDMでたまさんに連絡した自分に感謝しています。

まとめ


『知覚動考(ちかくどうこう)』という言葉を知っていますか?

仏教や禅からきている言葉で、「知って覚えてから、まずは行動をして、それから考える。」これは成功者の思考の流れらしく、普通の人は反対の「考」から始まって「動」にいけずに終わってしまいます。

そして、この言葉は別の読み方ができます!

『知覚動考(ともかくうごこう)』

私もyourflagに参加した経緯を振り返ると、SNSでサービスの存在を知って、考える前にDMを送った結果、今後避けては自分を語ることができない、人生のハイライトとなる経験をすることができました。

これを一人でやっているのではなく、隣でたまさんが走ってくれていたこの環境が何よりも心強かったです。

この場を借りて、改めてお礼を言わせてください。
yourflagを立ち上げていただき、モニターに選んでいただき、ありがとうございました!!

もし、yourflagの参加について考えている方がいれば、今やろうとしている一歩目の先に必ず人生の変化が待っているので、ぜひ飛び込んでください!

ライター 柴山友吾
火照舎。道産子ライター。人に寄り添える言葉の力を受けて文章に携わることを決意。 現在は地方メディアの執筆と、お酒に関する個人ブログも運営。 yourflagで人生の自立に向けて行動中。


友吾さん、熱い思いをありがとうございます。最後の部分を読んでいて、私も泣きそうになりました。友吾さんを選んだ自分に拍手を送りたいですし、勇気を出して立ち上げて、本当によかった…。

彼の屋号となった「火照舎」。いろいろな由来があるのですが、お酒ライターということで「顔が火照る」というお酒にまつわる特徴と、一番は「思いのこもった熱い文章を書いていきたい」という旗を掛け合わせてできました。最初に思案していたものもすばらしかったのですが、今後企業とタイアップでお酒を作るとなったときの商品名にとっておくそうです。いいぞ、その意気!

後半になるにつれてどんどん熱がこもっていき、たくさん文字修正を入れることになった友吾さんの体験記。
これからもっともっと経験と実績を積んで、読みやすさは保ちつつも、正しい文章より面白い文章を書いていってほしいと願っています。どうか熱を冷まさないで、もっと熱くいてね。
北海道に限らず、お酒に関する記事執筆依頼等ありましたらぜひ火照舎まで。

私にないもの(資料作成力やSEO分析力)を発揮してもらいたく、彼には今後もyourflagの仕事の一部をお願いすることになりました。そんな出会いが生まれていることにも感謝しています!

さて、なかなか喉の風邪が治らず、ずっとやりたくてできなかったインスタライブを来週あたりでやろうかなと思っています。話したいことが…山積みすぎる状態です…!

過去の体験記はコチラから #yourflag体験記

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