【丸亀市・本島 島巡り】#本島の沖合のサバの養殖 海に流れ込む水を綺麗にし過ぎて栄養が激減し、安く大量の市場流通の為の乱獲も相まって瀬戸内海の魚がいなくなってきている。そこで海を休ませるための養殖に漁師の大石一仁さんが挑戦。「海を休ませるレストラン」のディナーにも登場するぞ!
⇨昨年、塩飽フィッシャリーズは、サバの養殖を始めた。何故か。「海を休ませる」ため。瀬戸内海は魚がどんどん減って来ている。一つは環境問題。赤潮対策などで海に流れ込む水を綺麗にし過ぎた結果、海に流れ込む栄養が減り過ぎて様々な生物の循環が痩せ細っている。適切な生活排水は必要だったのだ。そして、魚を獲る技術の高度化と安く大量に出回らせる現状の市場価格設定による乱獲。これらの理由から、20年先の瀬戸内海の魚が見通せなくなっている。
そこで、養殖。従来、漁師と生産業の養殖は全く別の世界だったが、大石一仁さんは両方をハイブリッドしようとしている。そして、大規模にやらないと投資が回収できない陸上ではなく、本島の沖合に生け簀を作り、漁師とは全く違うジャンルであるサバの養殖業を始め、「海」を休ませることに挑戦をしているのだ。ノルウェーなどの成功例もあるが、日本ではまだ大きな方向転換ができていない。このサバは、回遊していないので、寄生虫の心配がない。天然魚の希少価値(高く値付けするべき)と養殖魚の経済性は味の違いも相まって棲み分けができる。
写真の大石一仁さんは、漁師としては4代目で、潜水士であり、大石水産の「本島さかな部」部長であり、養殖業やレストラン、流通など様々考える塩飽Fisheriesの代表取締役である。
公式Instagram:https://www.instagram.com/shiwaku_honjima?igsh=MTZmbHE1cHV6YWdzZw==
【海を休ませる】水産商社 塩飽フィッシャリーズ 次世代の漁業へ繋ぐサバの養殖 https://youtu.be/BaK-6TtHjiU?si=mmJhKzLiyFTdyS8J @YouTubeより