礼はいりません。仕事ですから。
悦セイストのふらぺちいのです。
両親とカラオケに行ったときに
AKBの「アボガドじゃね~し」を歌ったのを思い出した。
カラオケで高得点が出て歌いたくなった。
にしても両親の前でアルバムの曲を歌うのはないだろ。
そりゃ親も「確かに音が安定してるね」というしかないだろ。
アルバム曲は、部屋で一人で歌ってろ。
シン・ゴジラが好きだ。
魅力的なセリフの数々があるが、國村隼さん演じる自衛隊のむっちゃ偉い人が吐くセリフ
「礼はいりません。仕事ですから」
がたまらなく好きだ。
かっちょいい。さらっと言うところがより好ポイント。渋いし。
暇さえあれば言っている。「仕事ですから」って。
シン・ゴジラを観続けて以来、バイトで気になることがある。
仕事をしていると、ありがとうっていう場面が多い。
やたらめったら言われる。
バイト仲間にも、お客さんにも。
言われるたびに、私の中の國村隼さんが出てくる。
「仕事ですから」と口にしてしまいそうだ。
仕事の範囲内なんだから。ありがとうと言うほどのことじゃないだろうともやもやする。
とりあえずありがとうと言えばいいところがある。
ありがとうと言われると、貢献した気持ちになって、人間関係が円滑に回る。やたらめったら吐けばいい気もする。
ただ、スマブラでピカチュウのBボタンを連打すると、打つたびに威力が下がるように
ありがとうもやたらめったら言うと、心がこもらなくなる気がする。
「ありがとう」と言う儀式みたいな。中学生の告白みたいに、付き合う事実だけ作りたいからとりあえず告白して付き合うけどその後何もしないみたいな。
ありがとうは、仕事以上のことをしてもらったときにとっておきたい。
ただ「仕事以上」の範囲には個人差がある。
やった側は「仕事以上」だと思っていることが、やってもらった側は「仕事の範囲内」と思っているケースがある。その時は國村隼さんの出番。
やった側は「仕事の範囲内」でやってもらった側が「仕事以上」だと思ったら、やった側はなんだか嬉しくなる。
やった側「仕事以上」でやってもらった側「仕事の範囲内」が一番厄介。トラブル生まれる。この時に「とりあえずありがとう」を実践すればトラブルは回避できる。
必要以上かどうかは個人差があるから、その個人差がバッチリ合う人と友達になればいいんじゃないかな。どうなんでしょう。ここのズレって結構大きい。
とりあえずありがとうって言うのは思考停止な気がするけど、それで小さいトラブルが避けられるのであれば、とりあえず言っときゃいいか。でも心無いありがとうは。ううう。
とりあえず一つ言えることは、サユリストなら
「ありがとう」じゃなくて「有難う」だろってこと。
#悦セイスト