「メンヘラ製造機」と「野良の納豆」
悦セイストのふらぺちいのです。
やっと散髪に行けた。
髪が早く乾く。
早く乾かせた分、クイーンの動画を観よう。
『ねほりんぱほりん』が面白かった。テーマが「メンヘラ」だった。私は一生「メンヘラ」とか「モテるモテない」に囚われ続けるのかなと思った。
相手をメンヘラにしてしまう人物「メンヘラ製造機」として出てきたのが女性でびっくり。野郎が「女をメンヘラにしちゃうんすよお」と現れたら参考になると思ったのに。と頭に思い浮かんだまま番組は続く。
「メンヘラ製造機」のターゲットとなる男性は「地味な格好」「身だしなみに気を使わない」などの外見面や「一芸に秀でている」など内面などが挙げられていた。「一芸に秀でている」のは褒めやすいポイント。そこを徹底的に褒めることで、普段褒められ慣れていない地味な男には「俺のことを理解してくれるのはお前しかいない!」となり、野郎側がメンヘラ化する。褒め方は、「結果ではなく過程をほめる」など、図書館にあった育児の本を徹底的に調べあげて、褒め方を研究したらしい。さらに普段の様子を観察して、相手のクセや好みを研究して自分に適用していった。
あっという間にメンヘラ野郎の完成。となるわけだ。こんなに努力した末にメンヘラ化させたのに、遠距離になった瞬間に別れるドライさ。相手のメンヘラ野郎はかなりすがったらしいが、遠いからもういいとなったらしい。
メンヘラがすがるのは、自信がないことやメンヘラ製造機にやられたことが理由になるだろうが、突き詰めていけば「めんどくさい」にぶちあたるのではないかと思った。メンヘラになりがちな野郎の特徴である「地味な格好」や「身だしなみに気を使わない」は、相手にどうみられるのかにお金、気力を使いたくないだけなのではないかと。
次に見た『セブンルール』も面白かった。「山里亮太」で名前録画した番組の後に「若林正恭」で名前録画した番組を観る。今週は大阪で納豆を作る会社の女社長を取り上げていた。VTRで紹介された納豆をスタジオで食べるシーン。各々が感想を言う中で、若林さんが「野良の納豆」と感想を口にした。その後に「(納豆に)生命力がある」と発した。納豆のおいしさを生命力と表現していた。若林さんすげえな。
ワイルドな男がモテる。ヤンキーや不良に女の子の目がハートになる。不良がモテる理由として「死が近いから」だと誰かが言っていた。それこそ若林さんが納豆で感じた「生命力」が不良たちにはある。無人島に放ってもなんとかなりそう。
ここで生物学的な話をする。友人に恋愛話の最中に生物学的な話をすると「冷めるから辞めてくれ」と言われるがする。生物は子孫を繁栄したいと願う。ゆえにメスは繁栄する確率の高い遺伝子を欲する。ゆえに不良たちの生命力は相当魅力的だ。
先ほどまで話していたメンヘラ野郎は、他力本願でめんどくさがり。ゆえに生命力とはかけ離れている、無人島に行ったら3日くらいで野垂れ死ぬんじゃないかと思ってしまう。そりゃモテないわけだ。
『ねほりんぱほりん』のメンヘラ製造機の話を受けてメンヘラのめんどくさがり体質を知って、『セブンルール』での若林さんの「野良の納豆」の発言を聞いて、生命力のある不良がモテる、メンヘラのようなめんどくさがりがモテない思考に至った。
私の人生のテーマは結局「モテたい。モテるにはどうしたらいいのか」だ。モテたいなら、求められる遺伝子になるしかない。そのためには、生命力を身につければいいのだと思う。友人が野宿研究会で部長をやっている。野宿ができる男は生命力があってモテそうだ。しかし、彼から浮いた話は一つも聞いたことが無い。生命力が必ずしもモテにつながるわけじゃないのかな。
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