私もジョブズになりますよ
悦セイストのふらぺちいのです。
鍋を作った。写真を撮り忘れた。
次の日に豚キムチを作った。写真を撮り忘れた。
アップル社のスティーブジョブズは、ずっと同じ服を着ていた。ジーパンに黒い長袖シャツ。あれはジョブズが他の服を買うお金が無かったわけでもなく、偏ったファッションセンスをしていたわけでもない。
人間、服を選ぶ時にめちゃくちゃエネルギーを使うらしい。選ぶエネルギーを消費するよりも、仕事や勉強でエネルギーを利用する方が良い。私もジョブズを倣おうと考えた。
私はユニクロのシャツが好きだ。今日何を着ていこうか考える時、襟付きのシャツが思い浮かぶとそれだけで嬉しい。ジョブズにとっての黒い長袖シャツを、私はユニクロの襟付きシャツにしようと思った。
せっかくだったら、1週間分シャツを買っちゃおうか。既に青と赤の襟付きシャツを持っていたので、5着買おうと意気込んで家を出た。お気に入りのユニクロのシャツを着ていった。
電車の中でスマホを開く。「ユニクロ_シャツ」で検索する。今買うと普段より700円ほど安く買えるらしい。もう1着買おうかなと浮つく。サイズはどうか。ユニクロのサイトでは身長と体重を入力すれば適したサイズがわかる。どうやらMサイズが適してるらしい。しかし今私が着ているシャツのサイズもMサイズなのだろうか。
ラクーアのユニクロに到着する。狭い。1人が通れる程度の幅の通路。人のいる通路を避けながらようやくシャツを見つける。試着しようと思ったが、服の中に紙が入ってる、プラスチックのピンがついてる。試着しにくそうだった。私は全く着るつもりのないダウンを手に取って試着室に向かった。私が着てきたユニクロのシャツはLサイズだった。
Lサイズのシャツを5つ買おう。色違いのシャツを5着選ぼうとしたが、Lサイズのシャツが上の方に置いてある。自分は身長が高い部類に属してると思っていたが、そんな気持ちをぶち壊す高い位置。取ろうとする気持ちが削がれ、結果4着だけ買うことに。
帰宅後、買ったシャツをハンガーに通す。ハンガーは全て黄緑色に統一。ついでにもう着ないであろう衣類を全てベッド下にぶちこむ。クローゼットがむちゃくちゃスッキリした。
ついに朝シャツを選ぶ手間から解放された。次は同じズボンを4着買おうかしら。
#悦セイスト #ジョブズ