ミーハーなやつが。人を不快にするやつが。
悦セイストのふらぺちいのです。
友人が自分のラジオネームでエゴサした。
色んなリスナーから褒められてた。
試しに私の読まれたメールもエゴサしてみた。
「謙虚だと思っているやつが一番ナルシストだと思う」と書いてあった。
エゴサするもんじゃないなと思った。
『鬼滅の刃』すごく名前を聞く。桃ちゃんも反応していた。
推しメンが名前を出したものはやっぱり気になる。
Huluでアニメ版が配信されてるらしい。ほう。
冒頭数秒みたけどよくわからなかった。そりゃそうだ。数秒しか観てないんだから。イントロが良くないと。つかみで笑わせないと。冒頭が良くないと。なんて言うけれども。そんな冷たいことはないんじゃないか。まだ鬼滅は観てない。
ミーハーを自負してた自分は、話題にさえなればなんでも観れると思った。
ただ『けものフレンズ』は最後まで観られなかった。Twitterで毎週話題になっていて、最終回が近づくにつれて「伏線が!」って声をたくさん目にするようになって、夏休みに再放送されたときに見たけど、途中で録画し忘れたら、なんか観る気が無くなってしまった。
『転生したらスライムだった件』は、電車の広告で毎日目にしてて、Huluで配信されているのを知って1話観て見たら、徹夜して全話観きってしまった。やっぱり話題になったから、という理由で観ることができる。
話題になればという理由で観れたり観れなかったり。Huluのホームに載っていた『五等分の花嫁』は最後まで観た。名前だけは知っていたけど観たことなかった『14歳の母』は、妊娠をカミングアウトする場面が耐えられなくてそれ以降観ることができなかった。
ミーハーであることをコンプレックスに思っていた。Mステに出ただけでワンダイレクションを聴きだしたり、弟が良いと言った曲をすぐに好きになったりした。そうやって薄い好き、影響されやすい、流されるそんな自分が嫌いだった。
話題になれば、ミーハーは好きになる。
でも私は、話題になっただけで好きにならなかった。
てことは、私はミーハーじゃない。
自分で自分の好みを判断できる。
判断できることがすこぶる嬉しい。
とりあえず自分を正当化できればそれでいい。
友人に『鬼滅の刃』がどんなものか、観る気はないから内容だけ教えてと聞いたら
ちゃんと観ている友人の友人から「観る気ないやつに説明しなきゃいけない意味が分からない」「自発的に観たければ勝手にどうぞ」と言われてしまった。
たしかに。デリカシーの無い発言をしてしまった。
なんとなく罪悪感があった。いや、確実にやっちまった。不必要な発言をして相手に不快な想いをさせてしまった。人を不快にさせるやつが許せない自分は、その許せないやつに該当してしまって苦しい。
とりあえず気を紛らせるために、2年前に話題になった『カルテット』を観てる。すこぶる面白い。やっぱりミーハーかもな。
#悦セイスト