鬱のきっかけ(兆候)
奥さんが鬱になっており、夫である相方の自分がどういう心境なのかをお伝えすることで、
読んで頂く誰かの参考になれば幸いです。
では第5話スタート!
結婚して10年。その間に今回を含めて4度程、奥さんの鬱になる場面を間近で見ていましたが、振り返って今回の鬱の始まりはアレかな?と思えることがありましたので、自分が忘れないように明記しておきます。
奥さんの仕事はパートで介護をしておりました。人と多く接し、人を介護する(人を扱う)仕事だけに、自分の思い通りにいかず、
心に負荷(ストレス)が積み重なっていったのだと思います。
そんな中、年末位やったかな、食事中に奥さんが、「なんか食べ物が塩辛く感じる」と言い出しました。身体に悪いとされる塩辛い味付けが好きな僕は、その意見に同意すると、次の日からうっすい味付けにされるのが嫌なので、 「そうでもないけどなー」なーんてとぼけて
おりました。けどその日以降、コーヒー飲んでも塩辛い、チョコ食べても何か塩辛く感じると、軽い味覚障害みたいな感じになりました。
僕はギリギリまで我慢する程、医者嫌い(っていうか、行かなくても治るでしょ!って思える楽天家)。一方の奥さんはちょっと悪いところがあったら直ぐに医者に行くお利口さん。今回も直ぐに耳鼻咽喉科に行き、様子見ましょうと漢方薬を処方して頂き、飲んでおりました。
1か月過ぎても口の中の違和感は取れず、
「なんか舌が邪魔やわー」と舌を引っ張ったりしながら笑って言っておりましたが、
「口の中に砂がいっぱい入ってるみたい」と 発言した時に、それ耳鼻咽喉科やなくて
心療内科ちゃうかと奥さんに伝えたところ、
そんなんちゃうわ!っと珍しく怒り出したので、それ以上は言わないようにしました。
その間も、介護の仕事しながら、6月に家の引越しもあり、環境変わったのもあって、鬱もひどくなり、今に至ります。
よく鬱の方が食事をしている時、味がしなくて砂を食べているように感じるみたいな症状があるというのを以前何かで読んだ記憶があり、
奥さんが3月位に口の中に砂があるみたいと「砂」のキラーワードが出てきた時、
もっと強く心療内科の受診を勧めておけば良かったなー。もしかしたら奥さんも気付いていたけど、克服しても克服しても、油断すると何度もやってくる鬱の再発を認めたくなくて、
あの日、心療内科受診を勧めた日、やっぱり認めたくなくて、怒ったのかもしれません。
今回の鬱が落ち着いた時、味覚も元に戻ってたらいいね。また笑って美味しいもの食べに行きましょー! マクドのエビフィレオ好きやったよね。俺今、それ食べながらこの文章打ち込んでます笑。