新しい病院へ
奥さんが鬱になっており、夫である相方の自分がどういう心境なのかをお伝えすることで、読んで頂く誰かの参考になれば幸いです。
では第3話スタート!
大阪にある、奥さんのかかりつけ医院は遠方で通えないとの理由から、奥さんの実家近くにある大きな病院を受診するべく、朝6時に僕だけ大阪から出発。奥さんの実家で奥さんとお義父さんを乗せて、いざ大病院へ。
僕には攻撃的な奥さん笑。両親の言うことには心配かけたくないからか、素直に支度し車に乗り込む。神経精神科の診察は僕自身受けたことはないのですが、奥さんが上手く話せなかった時用に一緒に診察を受けることになりました。様々な鬱に関する本から、鬱患者のお話しを丁寧に聞く傾聴スキルが大事というのは知っていましたが、奥さんの生い立ちから、現在に至るまでの経緯を聞いておられ、奥さんが嗚咽て話が出来なくなると、優しく待って頂き、丁寧に最後まで話を聞いて頂きました。僕は結婚前の奥さんのことは、そこまで根掘り葉掘り聞いたことはないので、先生によって僕が知らない奥さんの過去を知れたことは、ちょっと楽しかったです。
今、大阪の病院で頂いた薬は1ヶ月程飲んでいますが、以前として消えて無くなりたいという願望があるため、最初は入院されますか?
と聞かれました。お義父さんはそれで回復できるならと回答、僕は義理の両親の負担を考えたら、それもアリかなと回答。当の本人は、これまで世話になっている両親の家では、絶対にそんなことはしないと回答。
いやいや、あんた大阪で俺と住んでるとこならしますけどねって言ってるようなもんやんけ。
と心の中で、一人突っ込みをしている自分。
結果としては、大阪で貰ってた薬より、少し強めの薬で様子見て、効いているようであれば、そこから減薬していくということになりました。また1週間後に行く予定です。
何はともあれ、地元でかかりつけの病院が見つかって良かったね。
2人を送った後、2羽のウサギが待つ大阪の自宅へ戻ります。奥さんが飼いたい飼いたいと飼い出したウサギ達。ウサギに会いに大阪来てみる?って尋ねると、悪いけどウサギのことなんか構ってられへんわ!っと攻撃的な発言。
ひぇー、にげろー!
気にするなよ、ウサギ達。
がんばろな俺とウサギ達。