新・三国志感想① @歌舞伎座
2022年3月大歌舞伎。@歌舞伎座
開演前から色々と噂になっていた四代目猿之助の新・三国志。
自分も心待ちにしていたが、観劇日前日まで予定をすっかり忘れていたという過ちからスタートする。
ということで、すっかり新・三国志にやられてしまったのである。
以下、ワイ的感想(ネタバレあり)
笑也最高
猛女四天王というパワーワード。しいては猛女四天王の一員になって香溪の嫁入りに同行したい。
戦わないって聞いてたけど戦ってたし、むしろそこがめちゃくそカッコよかった。
オペラ座の怪人ばりの舟の演出に胸熱になる。乗り方も笑三郎さん完全にファントム・ジ・オペラ。歌舞伎座でオペラ座の怪人ができることを証明してしまった感があるな
一幕がクライマックス感ある。ご寝所から劉備と香溪が戻ってきてからマジ泣けた。
みんなで花道去って行くの控えめに言って最高。
ちょっとイマイチなところ
諸葛孔明のシーンから引っかかってたんだけど、国を治めるのが男じゃなくて女だから民を大事にする、みたいにとられかねないような気がした。女だからいいわけじゃないよね? 劉備だからみんなついてきたわけでしょ? 人の輪になったんでしょ? だからそれを見たかったよね。
上演時間の問題か「そこ説明で終わらせるんかい!」てシーン多かった。特に劉備と香溪のシーンは説明じゃなくて演じてほしかった。けど、まぁおおむね満足かな。
関羽と劉備について
もう最高かよぉおおおお
とにかく笑也がよかった。三木眞一郎がブロマイドを買っただけはある。これはオタクも黙っていられないよ。
ねぇ、劉備の結婚決まったときどんな気持ちだったの。
一幕ラストの桃の花のセリフは愛の言葉ですよね。泣いた。
まとめ
とにかく笑也さんが最高だったんですよ。間違いなくあの役は笑也さんにしかできない。最初はね、ちょっと猿之助と年齢差あるけど大丈夫かなって思っちゃったんですよ。もうワシのあほ。笑也さんで間違いなかったの。
むしろこの新・三国志って劉備の物語じゃね? 劉備が主役でしょって感じ。それぐらい猿之助よりも笑也が中心に回っていた感じがした。
もう胸が苦しくてたまらないよ。速攻でもう一回分チケット購入しました!