東京にも森がある【多摩産材のキーホルダー】いよいよ開幕の世界卓球釜山大会!開幕前日のパーティーで話題に
こんにちは、バタフライの広報担当です。
いよいよ2/16に開幕する、世界卓球選手権2024釜山大会団体戦。
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大会前日となる2/15に開催されたバタフライパーティーで、ご参加いただいたITTFや各国・各地域の協会、バタフライファミリーの契約選手や契約ナショナルチームの皆さま方に、「多摩産材キーホルダー(非売品)」をおみやげのひとつとして贈らせていただきました。
今回お贈りした「多摩産材キーホルダー」は、昨年にバタフライのスタッフが木材への学びを深めるため昨年6月末に東京・多摩の森で開催した、ラケット生産部のスタッフ向けの森林エコツアーをきっかけに誕生しました。
森林エコツアーは私たちにとって、木材への知識を得るだけではなく、木材産業が置かれている現状として、「賃金が低い」「人手不足」「高齢化」「コスト高」=「続けることが困難な状況になる」という課題を肌で感じる機会にもなりました。
木材産業の置かれている現状を知ったからこそ、「私たちにできることは何か」と、持続可能なモノづくりのためにできることを真剣に考えるきっかけになったのです。
持続可能なモノづくりへ できることから
バタフライにとっての「持続可能性」を考えたときにラケットの材料である木を守ること、産業を守ることはとても重要なポイントになります。
「木があるから、木材産業に従事する方がいるから、バタフライのラケットを作ることができる。そして、そのラケットを通して、多くのお客さまが卓球を楽しむこと、選手の素晴らしいプレーが生まれることにつながっているのではないだろうか。」
そう考えているからこそ、天然木材を使用してラケットを作り出す私たちは、これからも木と木材産業の持続可能性について模索し続けていきたいと思うのです。
また、木材への「ありがたみ」をスタッフ一人ひとりが認識することで、目の前にある製品に対する思いがさらに深まっていき、より一層皆さまによろこんでいただける製品をお届けできるはず。
シンプルではありますが、それこそがバタフライが大切にしている「卓球を通じて、世界をもっと幸せにする」ことにつながっていくと考えています。
大切な木材 廃棄ではなく生かせる道へ
現状ではラケットの製造時に、どうしても多くの廃材が出てしまいます。
だからこそ、廃材としてそのまま廃棄するのではなく、できるだけ多くの材料をラケットとして使用できるモノづくりの方法や、廃材を活用できるモノづくりの在り方を考えることも、私たちから地球にできる恩返しであり、環境と自然への敬意になるのではないでしょうか。
当たり前のこととして、ラケット工場から出る廃材や未利用木自体を減らしていく取り組みを進めることが優先事項ではありますが、出てしまった廃材も大切な木材として、出来る限り活かしていく視点も求められます。
その思いから、これまで作成してきた合板バインダーやマグネットのように、グッズとして活用する道について、これからも模索していきたいと思っています。
そのひとつとして誕生したのが、大会記念キーホルダーとしてお贈りした「多摩産材キーホルダー」です。このキーホルダーは、森林エコツアーで訪ねた多摩の森で育ったひのきを材料として作ったものです。ラケット工場から出た廃材ではないものの、どんなふうに廃材が生かせるかや多摩産材を有効活用できるかをテストしていく過程で、また、木材産業のサステナビリティを考えるうえで、今回のチャレンジも意義があると信じています。
これからもバタフライでは、ひとつひとつの取り組みを通して、資源の廃棄を減らし、地球環境を守ること。それによって、社会に貢献することができる企業を目指していきます。
*現在は未利用木や廃材を活用した製品はすべて非売品です。
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