自由な空気を求めて
昨日は、primavera sound 2023に出掛けました。オランダからマルシアさんも合流して音楽フェスへ。
毎年、この時期に一週間行われるコンサートですが、会場は大いに賑わっていました。数年前まで近くに住んでいたこともあり、懐かしい場所です。
昨日のとりは、アラフォー、アラフィフ世代には馴染み深いペットショップボーイズでした。歳はとっても独特な歌声はまったく変わっておらず驚きました。
会場には音楽好きがたくさん来ていまして、髪型も格好も体型もそれはそれは個性的な人たちばかりでした。
バルセロナという都市は、ボヘミアンな空気が色濃く残る個性的な人たちが集まる街です。ニューヨークのように個性で勝負するほどの気概もなく、みんな平和的です。だいたいみんな笑顔です。
日本人のわたしからすると、このスペイン人、バルセロナで暮らす人たちは至っていつも楽しそうで、こうしたイベントでは特に皆さんとても笑顔です。そして、その笑顔がどれも素敵なんですね。
なんて笑顔がさまになる国民なのかと、いつもうらやましくなります。
わたしはこうしたイベントやコンサートには至って興味はないのですが、その場所に集まる人たちにはとても興味関心をもっています。
こうしたイベントに集まる人たちは、さながら他の星から集まってきた宇宙人たちのようです。
さながら、映画『メン・イン・ブラック』や『トータル・リコール』に登場しそうなキャラクターたちばかりです。そこには個々の違いを面白がる寛大さと、人生を楽しく謳歌する自由な姿勢とマインドと空気が漂っています。
それはクリエイティブとはちがう、やはりボエミアンな空気です。
行ったことはありませんが、バルセロナはおそらくメルボルンにも近いようなイメージなのかなと思います。
バルセロナの人たちを見ると、先の仕事なんて二の次、三の次で人生の今という瞬間を楽しむのがうまいなとつくづく思います。
生涯、楽しいことだけしていきたいと改めて思う今日この頃です。