魂列車 茶々椿のThe Best 20 Albums of 2019
こんにちは!魂列車の茶々椿です。
2019年は僕が初めて改元を経験した年でした。当たり前のように過ごしてきた平成が終わり、令和が訪れたその瞬間も僕は音楽に包まれていました。ちなみに、KAI-YOUさん主催の六本木シティビューでのカウントダウンパーティにて、DJ okadada最前爆踊りで改元ジャンプをキメた次第です。
僕はここ数年毎年、僕なりのお気に入りアルバムをランキング形式でまとめて発表しております。リリースを振り返るの結構楽しいんですよね。併せて、簡単な感想コメントを付しておきます。
【 今年の傾向 】
2019年中にリリースされたフルアルバムからセレクト。
EPは除外。良作が沢山リリースされていたKpopを掲載できないのがやや悔やまれます。
年々音楽を聴く時間や量が減っています。理由を考えたところ、年々趣味が増えているからだとわかりました。今年はとりわけ人気アニメを鑑賞する時間が大幅に増えました、というか0だったのが100時間くらいになったのでは。今年最後まで観切った作品を列挙します。『NARUTO』『NARUTO疾風伝』『BORUTO』『進撃の巨人』『鬼滅の刃』『約束のネバーランド』『HUNTER×HUNTER』です。『NARUTO』及び『NARUTO疾風伝』はペイン来襲編以降は3周しているくらい夢中になっています。というか、あの世界を一生観続けたいので、『BORUTO』が面白かろうが面白くなかろうが一生観ていたい。そんな気持ちになっています。
>> まずは、20位から11位までをサクっと発表!
20位 細野晴臣『HOCHONO HOUSE』
19位 in the blue shirt『Recollect the Feeling』
18位 ハンバート ハンバート『WORK』
17位 土岐麻子 『PASSION BLUE』
16位 The Chemical Brothers『No Geography』
15位 Tourist『Everyday』
14位 東郷清丸『Q曲』
13位 Answer to Remember『Answer to Remember』
12位 Chance The Rapper『The Big Day』
11位 Anderson .Paak 『Ventura』
20位〜11位は上記の通り。
Marvin Gaye掘り起こしアルバムやCarpainterなども入れたかった〜!
>> それではTOP10を発表します!!!
< 10位 > Tycho 『Weather』
エレクトロニック・インストゥルメンタル楽曲をリリースしてきたTychoですが、今作にはサポートボーカルを迎えた<歌モノ楽曲>が目立って収録されています。<NINJA TUNEへのレーベル移籍>という変遷を経てリリースされたのがこの作品でした。総じて好きです。
ちなみに、Tychoの呼び方問題ですが、日本では(ティコ)というルビが付されますが、本人はライブで「タィコ」と言っていました。報告になります。
< 9位 > Flying Lotus 『Flamagra』
自身の監督作品『KUSO』日本再上映や来日公演など、2019年も親日家具合が伺えたフライングロータス。昨年のソニックマニアで友人と談笑してて見そびれてしまった後悔からか、2019年の僕はチャンスがある度にフライングロータスを堪能しました。
ちなみに映画『KUSO』は自分の誕生日に観ました。感想は。こちら。
< 8位 > Blood Orange 『Angels Pulse』
毎年アルバムをリリースしてくれるBlood Orangeが今年もランクインです。
< 7位 > KIRINJI『cherish』
バンド活動終了が惜しい。惜しいけど、これでやり切ったというのもうなずける完成度っすよね。。
< 6位 > Rex Orange County 『Pony』
僕にとっての今年のベストニューカマーが彼です。元ルックロックのヒデさんに教えてもらいました。2020年5月に来日公演が決定しました。とても楽しみにしています。
< 5位 > KAYTRANADA 『BUBBA』
昨年度のフジロック で見そびれたKAYTRANADAの新譜がとてもよかったです。
< 4位 > DYGL『Songs of Innocence & Experience』
DYGL待望の2ndアルバムがリリースされました!「フェス出演であれば日本に帰ってきてくれるバンド」というイメージになってきました笑
もうすっかり前身バンドのYkiki Beatを思い出させないくらい活躍してくれています。
< 3位 > Floating Points 『Crush』
Floating Points最新作のうち、先行リリースされた表題曲「LesAlpex」を聴いてビックリしました。<ポップス>や<ロック>キッズだった僕が高校時代に初めて<テクノ>を聴いた時は「楽曲中での変化が少ないし、歌もないから長くは聴けないなぁ」なんて思っていましたが、あの時聴いた曲がこれだったら、感想はまるで違うものになっていたでしょうね。<アンビエントテクノ>楽曲も散りばめられながら、一貫した世界観を楽しませてくれる素晴らしいアルバムだと思います。
後から知ったことですが、Floating PointsもTycho同様に<NINJA TUNE>に移籍してのリリースだったようです。
< 2位 > James Blake 『Assume Form』
James Blake4作目のフルアルバムである『Assume Form』は<歌物>でした。<ポップス>的でありつつ、多層的に連なる音脈それぞれ波打ってくる気持ちよさに夢中になりました。
< 1位 > Toro Y Moi 『Outer Peace』
2019年、ずば抜けて聴いた作品集。曲単位でも隙がない。全て好きです。そして、この作品がリリースされたタイミングでトロイモアを招致したフジロックには頭が上がりません。(ちなみに会場が混み過ぎで、ステージの影しか観ることができませんでした。)
<チルヴェイヴ>というジャンルには、<アンビエント>と<テクノ>の間のようなニュアンスを感じています。トロイモアはその<チルヴェイヴ>を代表するアーティストとして名を広めてきました。
しかし、ある種の方向転換を見せる作品をリリースします。それが<テクノ/ハウス>的要素を強めた作品集『Outer Peace』です。
一年を通して最も多くの時間聴いたアルバムでした。
< 魂列車 茶々椿のThe Best 20 Albums of 2019 結果 >
1位 Toro Y Moi『Outer Peace』
2位 Floating Points『Crush』
3位 James Blake『Assure Form』
4位 DYGL『Songs of Innocence & Experience』
5位 KAYTRANADA『BUBBA』
6位 Rex Orange County『Pony』
7位 KIRINJI『cherish』
8位 Blood Orange『Angels Pulse』
9位 Flying Lotus『Flamagra』
10位 Tycho『Weather』
11位 Anderson .Paak 『Ventura』
12位 Chance The Rapper『The Big Day』
13位 Answer to Remember『Answer to Remember』
14位 東郷清丸『Q曲』
15位 Tourist『Everyday』
16位 The Chemical Brothers『No Geography』
17位 土岐麻子『PASSION BLUE』
18位 ハンバート ハンバート『WORK』
19位 in the blue shirt『Recollect the Feeling』
20位 細野晴臣『HOCHONO HOUSE』
■ さいごに
自分の好きな音が年々定まっていっている気がします。裏を返して言えば、自分の中で保守化が進んでいるようにも思えたり。
僕だけじゃなく是非皆さんにも総括記事書いてもらいたいなぁなんて思っております。人の総括を見ると「この人、意外とこんなのも聴くんだなぁ!」みたいな発見があったりして面白いんです。
さて、2019年は自分の音楽体験としては恵まれた年だったと思います。
クラフトワークやU2といったレジェンドに加え、James BlakeやToro Y Moi、Yaejiなど今が旬のアーティストを沢山観ることができたのですから後悔はありません。2020年にはRex Orange Countyの来日公演もありますし、何よりもRage Against the Machineの復活と来日疑惑が僕を浮き足立たせます。
年々好きなものが増えて、相対的に音楽と関わることが減ってきていますが、それでも音楽が大好きなことに変わりありません。マイペースに、着実に新譜をチェックしていきたいですね♫
■ プレイリストはこちら!
【 Apple Music 】
https://music.apple.com/jp/playlist/%E9%AD%82%E5%88%97%E8%BB%8A-%E8%8C%B6%E3%80%85%E6%A4%BF%E3%81%AEthe-best-20-albums-of-2019/pl.u-4JomKgNCd1gAKV
【 Spotify 】
https://open.spotify.com/user/takk116/playlist/5zsJSY9OtPIxvZbAkv6aWd?si=W96BF8ArQXe6fSuz3vfaiw
ーーーーー 過去記事はこちら! ーーーー
・俺的ベストアルバム2016
http://recommendfromme.hatenablog.com/entry/2017/02/13/105519
・俺的2016年ベストソング10選(JP詩)
http://recommendfromme.hatenablog.com/entry/best-song-of-2016-jp
・魂列車 椿が選ぶ The Best 20 Albums of 2018 -Japan編-https://note.com/tamashi_ressha/n/n1b46764d45a9
この記事の執筆者:魂列車 茶々椿
学生兼芸歴2年目 | Neoriders Projectバイクアンバサダー | 中央大学法学部政治学科 | 音楽ライターや衆議院議員事務所スタッフなどを経て芸人に転向 | 23歳 | チュニジア 千葉 札幌出身 | 音楽、カレーと柏レイソル | U-23サミット
Twitter : @takk116