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で、誕生日はいつなの?

お盆なんですね

実家の宗教や、旦那の実家が分家で仏壇がない、旦那が仕事、そして現状ってこともあって、お盆と言うことをちょっと忘れている節があります。
ところで、お盆とは?

お盆(おぼん)とは、日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事である。
Wikipedia

宗教によっては【おしょらいさん】とか言うモノを迎えにいくとかどうとかで・・・なんとなく分かっているのは、このおしょらいさんとは精霊のことらしい。
実はこの、おしょらいさん、小さい頃は怖くて仕方がなかった。

母の実家は『何日におしょらいさんが帰ってきはる』と、当たり前のように連絡を母にする。
幼き頃、おしょらいさんと言う人がいると信じていた私は、母の実家のお呼ばれで『もぉ帰ってはる』と言うのを聞いて、見えない何者かに対し恐怖を抱いた。

実家の宗教は【仏様は毎日仏壇にいらっしゃる】

話を聞けば聞くほど想像上ではとんでもなく[世にも不思議な・・・]の世界で、この家のこの仏壇には{おしょらいさん}という目に見えない何かがいる・・・となってしまっていた。
祖父が亡くなった後の初盆は『おじいちゃんが帰ってきてやるからいくで!』と・・・もぉ、ホラーだった。

お母さんのおじいちゃんって、土葬で送ったじゃん!何?土からムクっと?どういうこと???

私の頭の中がパニックだったことは言うまでもない。
しばらくしたらなんとなく受け入れ、なんとなく分かったので今は落ち着いております。


実家はなんとなくお盆の集まり・・・的なものはあれど、本当にイベント的ではない。
おかげで小学校の時、お盆と言うのは【戦争を想う習慣】だと思っていた。
学校に行って戦争の映像を見て感想文を書くのが確か8月15日くらいだった気がしている。

なんとなくしか記憶がないのには理由があって、この8月15日と言うのが終戦記念日というよりも、父方の亡き祖父の誕生日という印象が強いのだ。

私は父方の祖父母と共に過ごしていたし、私はおばあちゃん子

印象が強いのだとかいいながら、、、祖父の誕生日が本当に15日なのか分かっていない。
誕生日の話になると謎が多い父方の祖父母。
亡き祖母は5月16日が誕生日ということになっているというていた。

実際は違うらしいのだ。
じゃぁいつだよ!って話なのだが、この肝心な誕生日が今一つ不明で、濁される。
5月は間違いないらしいのだが、16日は父が生まれた日付(父は10月16日)

誕生日が操作できちゃっていたからこんなことになってしまったらしい。
なんて呑気な話だろう。
祖父母は戦争の話は聞けば答えてくれるが、一部分でしかなかった。
なんとなく思い出すのも嫌だったんじゃないかな。
なので、お盆に戦争の話をするのは学校だけ。
夏休みの中の登校日に戦争を想う日・・・今もそういうイメージの方が強いのだけれども・・・

それよりも祖父の誕生日に思うのだ。

で、誕生日はいつなのよ。本当に今日なの?違うの?


終戦記念日は国によって違うんですね


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