好きなことを仕事にするとはいったい何なのか？僕は好きなことで独立をしなかった。

たかはし@パーソナルストレッチサロンで開業

2021年10月29日 10:55

はじめに

こんにちわ！

パーソナルストレッチを専門としたプライベートサロンを運営しているたかはしです。

今後、独立・開業をしたい方向けの内容になります。(トレーナー・セラピスト・整体師など)

今回は【好きだから独立・開業するという考えは捨てた方が良い】という事がテーマです。

本当に好きなことであれば仕事にしない

まず、はじめに独立・開業をしたいと思った理由を少し考えてみましょう。

これには様々な考えがあります。

その中に、いまやっている仕事が好きだからという理由があるとおもいます。

自分のやっている仕事が好きということはとても素晴らしいです。

ただ、独立・開業をする際に、この理由が第一だと少し危ない気がします。

なぜかというと、独立・開業は事業を継続させるために経営をしなくてはなりません。

つまり、現在やっている仕事内容だけをやれば良いというわけではないということです。

好きだと思っていた仕事内容にプラスアルファでやりたくないが増えます。

例えば経理や集客のためのマーケティングなどもやらなくてはいけません。

それか、体力的に難しいのであれば、好きだと思っていた仕事内容を減らして、経理やマーケティングに時間を割かなくてはいけなくなります。

このように、好きだからという理由が一番最初にきたのであれば、やる事が増えるだけなので、大きな組織に所属をしていたほうがお客さんもくるし、出世を考えなければ自分の好きな仕事だけができる可能性が高いということです。

僕が独立・開業を決めた理由

僕が独立・開業をきめた理由を少し書かせてください。

ある日、前に所属をしていたお店で「最近、お店の雰囲気変わったよね？」と長年のお客さんから言われました。

恐らく、周りのスタッフが大幅に変わったという事が原因です。

その先に言いたい事がネガティブな印象なのは、声のトーンやニュアンスでわかりました。

僕自身も数か月間、店内の雰囲気があまりよくないと感じていたのを覚えています。

以前のスタッフは自分の担当していないお客さんでも積極的に声をかけ、お店の居心地という部分にも目を向けていました。

しかし、大幅に変わってからは、ほとんどのスタッフが担当以外のお客さんとはあまり関わろうとせず、自分のお客さんだけをみて、あとは新規のお客さんを集客するためのビラ配りなどをすれば良いという感じでした。

このままでは、いずれ雰囲気の悪さで離客をしてしまう可能性がある。

ただ、お客さんはこちらが提供するサービスを継続的に使いたいとおもってくれてもいる。

ならば、自分で居心地の良い環境を作ってしまえば良いのではないか？

そう思い、独立・開業を決心します。

そしてお客さんには様々なヒアリングを行いました。

例えば「もし、僕が独立をしたら来てくれますかね～」と聞いたり。

そこで、「良いじゃん！行くよ！」といってくれる方もいれば、「電車にのって行く場所ならいかないかな…」と様々でした。

その際、求められなければ、やらないつもりでしたが有難いことに9割くらいの方が前向きな検討をして下さり、その内8割くらいの方がコロナ禍ということでも開業先にきてくれました。

つまり、お客さんがサービスを求めてくれるからという理由で独立・開業をしたということになります。

もちろん、自分の力だけで仕事は成り立つのかという挑戦という意味で開業はしましたが、一番は利用したいと思ってくれている方のためという事が大きかったです。